気軽に取り組める簡単な節約術から取り掛かってみたい、そんな方のために様々な節約術を掛かるストレスごとに区分してみました。
あなたが取り組んでる節約、ストレスを溜めていませんか??
節約を成功させる秘訣は続けること、そして続けるためにはストレスを溜めない節約術に取り掛かることです。
そのためまずはお手軽に始められるような節約から取り組んでいきましょう。
ここではストレスランクを以下のように定義して区分してみました。
- ストレス無:日常生活を全く同じように送れる
- ストレス小:やらないよりはひと手間掛かるけど、特に気にならないレベル
- ストレス中:生活に支障は無いけど可能であれば手間を省きたいレベル
- ストレス大:あとあとの生活に響くレベル
この記事ではストレスの大きさを以上のように定義し、その節約術のメリットやリスクを解説していきますね。
Contents
【ストレス無】日常生活を全く同じように送れる節約術
節約のイメージと言えば手間が掛かって面倒なことをするというイメージを持たれているかと思います。
しかしそのイメージに反して取り掛かったとしても、日常生活を全く同じように送れる節約術というのもいくつかあります。
節約に上手くいっていない方、これから始めるという方はまずはここから取り組んでみて下さいね。
支払いをキャッシュレス決済にすることでポイントが貯まってお得に
まずは、普段の支払い方法を現金からキャッシュレスにしましょう。
キャッシュレスにすることでクレカのポイントが貯まり、お得になります。
それだけでなく現金を使う機会が無くなるので、ATMに並ぶ時間の節約が出来ます。
このあたりが非常にスマートになるので、生活を変えないどころか、より快適な生活を送ることが出来るようになりますよ。
いきなりキャッシュレスはちょっと…という方もいると思いますので、この記事を読んで少しずつキャッシュレスに慣れていただければ、ゆくゆくはお得に活用できますよ。
それだけでなく、2019年10月からは消費税増税に伴い、政府主導でキャッシュレス還元事業がスタートします。
現在のポイント還元率に加え、最大5%もお得になりますので今からキャッシュレスに慣れておかないと勿体ないですよ。
https://saving-life-cost.net/increase_tax_cashless/
格安SIMに乗り換えれば月5,000円以上はスマホ代の節約に
こちらも手軽な節約術の一つ、スマホを格安SIMに乗り換えることです。
もしあなたが大手三社キャリアを利用しているのであれば、毎月5,000円以上は節約できるようになります。
この5,000円というのは非常にインパクトが大きく、まず大手キャリアが現在設定されている解約金9,500円をたったの2か月で賄えてしまう金額なんですね。
なので大手キャリアの二年契約が終わってから乗り換えようって考えだと、結構勿体ないのです。
唯一のデメリットは、正午(12-13時)の間の速度が遅くなってしまうという点。
このたった一時間さえどうにかすれば、年間にして6万円、新品スマホ端末一台買えてしまう金額を貯められます。
格安SIMに乗り換える上でおススメの業者が、LINEモバイル。
LINEやツイッターなどSNSを利用する場合は、パケットを消費することなく高速ネット接続が出来るので、SNS利用が多い方にはオススメです。
それ以外だと、楽天経済圏を利用されている方なら楽天モバイルもあり。
安いプランで利用しようと思った場合には3年という縛りの長さがネックとなりますが、楽天ポイントを効率よく貯められるので、おススメです。
電気会社の乗り換えで電気代が安くなる
格安SIMと同様に、手続き一つでお得になるのが電気会社を乗り換えること。
あなたがなにも手続等をしていない場合、東京電力系列から電力供給を受けていることになります。
しかしネットでの手続き10分だけ済ませてしまえば、電気代もかなりお得になります。
オススメの電気会社は基本料金0円、利用した分だけ支払えばいいあしたでんきですね。
対象エリアが東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、九州電力の圏内だけですが、対象エリア内の人にはオススメのサービスです。
もう一つお勧めなのが全国47都道府県で展開していて、楽天ポイントも貯められる楽天でんき。
料金体系があしたでんき同様に基本料金0円で済むのに加え、ポイント払いにもできるので楽天経済圏を利用されている方はかなりお得になるのです。
安いからと言って不便になるようなことは何一つないので、乗り換えないと勿体ないですよ。
↓一人暮らし、最安値の電力会社はどこ??↓
独身であるうちは生命保険は不要、契約している人は解約しよう
ぼくは今まで契約したことが無いのですが、生命保険を契約している人は即刻解約しましょう。
少なくとも独身であるうちは一切不要です。
「じゃあケガとか病気の時どうするの??」と思われるかもしれませんが、そもそもぼくたちには国民健康保険という、最強の保険にすでに強制的に加入しています。
これで大抵の医療費を賄うことが出来ます。
更に保険料として支払うお金を貯金しておけば、今後起こりうる様々なトラブルに対応することもできます。
保険は必要な時に必要な分だけ加入すればいいのです。
【ストレス小】やらないよりはひと手間掛かるけど、気にならないレベルの節約術
ここからは少しストレスのかかる節約術について紹介していきます。
ここではほんのちょっと面倒なことが生じるけども、気にならないレベルの些細な労力がかかる節約術です。
マイボトル持参で飲み物代の節約
夏の暑い時期に大きな効果を発揮するのが、マイボトル持参による飲み物代の節約です。
飲み物を自販機やコンビニで毎日買うのをやめてマイボトルを持参すれば毎日100円、月換算すれば3,000円近くも節約になるのです。
デメリットとしては毎日水筒を洗う手間が増えてしまうということ。
しかし「水筒洗うだけで100円もらえる」という風に割り切れば、かなり割のいい節約だと思いませんか。
NHKを解約してテレビを手放そう
テレビを見る上で欠かせない、NHK受信料っていくら掛かってるか知ってますか??
地上放送のみ受信できる、「地上契約」の場合で年間13,990円も掛かっているのです(12か月前払いの場合)。
月換算1,000円ちょっと。地味に効果が高い節約術ですよね。
もしあなたがテレビを見ないで受信料を支払っているのであれば、すぐに解約するようにしましょう。
それだけでなく、不当な理由を付けられて受信料請求されないように、テレビをメルカリで売って電波を受信できない環境を作ってしまいましょう。
服のグレードを下げる、もしくはコーディネートスキルを身に付ける
支出の大きな要素が服などを占めるのであれば、コーディネートスキルを身に付けて今手持ちの服を最大限に活かせる術を探すようにしましょう。
ぼくはここ一年間くらい服は一着たりとも買っていません。
服のコーディネートについて勉強しておくことで、手持ちの服で新たな組み合わせを見つけられるので、服を買わなくても楽しめるんですよね。
じゃあどうやって勉強したらいいの??って話ですが、
ぼくはスマホアプリの「BEST STYLE ME」というものをおすすめします。
https://saving-life-cost.net/fasshon_apply/
このアプリのいいところは、アプリに登録した手持ちの服をベースにコーディネートの提案を色々してくれるんです。
それだけでなく手持ち服だけでコーディネートをプロの人が選んでくれるサービスもあります。
有料となりますが、服一着買うよりも安い金額なので、新しい発見をお得に教えてくれますよ。
とはいえそれだけだと服が足りない、なんてこともあると思うので買うものはユニクロなどに服のグレードを下げるといいでしょう。
さすがにぼくも今手持ちの服では足りなくなってきているので、そろそろユニクロ辺りで買い物をする予定です。
【ストレス中】生活に支障は無いけど可能であれば省きたい節約術
続いてはそれなりにストレスのかかる節約術について。
終盤に紹介する「生活に支障が出る節約術」ほど支障は出ないけど、取り組まないよりはかなりストレスのかかる節約術をここでは紹介していきます。
移動手段を高速バスに替える
旅行するときに欠かせないのが移動手段ですよね。
特に遠距離移動するときは、新幹線や飛行機に乗って移動する方は多いと思います。
それを高速バスに変えて移動費を節約するというものです。
新幹線と比較した場合、高速バスを利用することで半額以下に抑えることが出来るのでかなり節約効果は高いです。
その反面、時間もかかるうえに移動疲れもしてしまうので、体への負担が大きいのがデメリット。
バスが苦痛でなければ問題ありませんが、他の交通手段に比べて時間が掛かることや体への負担を考えると、進んで取り組むべき節約ではないでしょう。
新幹線なら、ぷらっとこだまで安くするという方法もありますからね。
大変だけど家賃の値切り交渉に成功すれば節約効果は絶大
もう一つそれなりのストレスになるような節約術が、今住んでいる家の家賃の値段交渉でしょうか。
交渉事が得意な方にとっては問題無いかもしれませんが、そうでない方にとってはハードルのある節約術と言えます。
しかし後述する「安い物件に引っ越す」方法と違って引越し代を掛けず、尚且つ固定費が下がるので、効果としてはかなり高い方法と言えます。
とはいえ交渉するにあたっては大家さんから「安くなってでも住んでもらってもいいかな」と思ってもらえるように信頼関係を築く必要もあるでしょう。
そう思ってもらえるように、ぼくは大家さんとコミュニケーションを取りながら人間関係を作っている真っ只中であります。
エアコンの暖房を他の家電で補えば電気代がかなり安くなる
冬の季節と言えばエアコンで暖房は必ずと言っていいほど付けますよね。
ぼくも冬の季節はお世話になっています。
けど、暖房ってめちゃくちゃ電気代掛かりますよね。
けど暖を取る家電と言えば、エアコンだけじゃないですよね。
電気毛布やコタツ、ヒーター、色々あります。
これらの特徴はエアコンに比べるとダントツで一時間当たりの電気代が安いこと。
このあたりを駆使したうえで暖房の設定温度を下げたところ、冬の電気代が昨年比で1万円ほど安く出来ました。
「1万円も節約できた、やったね!」と言いたいところですが、地味にストレス溜まったりもします。
快適に過ごせる温度よりは低めに暖房を設定しているので、まずコタツや電気毛布から出られなくなり、行動が鈍くなってしまいます。
部屋の肌寒さ自体は厚着をすれば問題は無いのですが、手だけはどの暖房器具でも温められないので、キーボードが結構打ちづらかったのも悩みでした。
ぼくは当面冬の期間はこの方法を続けますが、ストレス度は割と感じる方法かな、とやってみて思いました。
【ストレス大】あとあとの生活に響く恐れがある節約術
ここからは生活がガラッと変わってしまい、あとあとの生活にも響きかねないくらいストレスが掛かる節約術を紹介します。
中には効果が高い節約術もありますが、精神的・身体的に響くものもあるので取り掛かるときは吟味したうえで実行するようにしましょう。
車を手放せば月2万以上の節約になる反面、フットワークが重くなるかも
あなたが乗っているその車、無いと困りますか??
もし週末しか乗らない、自転車圏内で生活が完結するのであれば、車を手放すという選択肢も視野に入れてもいいのではないでしょうか。
所有したところで元が取れないですからね。
維持費が特に安い軽自動車であっても、毎月2万円くらいの出費になりますからね。
都市部や地方都市であれば、カーシェアリングなども活用できるので、こちらに乗り換えればいくらかは節約することが出来るようになります。
しかし節約効果は絶大な反面、フットワークが重くなってしまうのが難点。
この点がかなりのストレスになると思ったので、この位置に付けました。
食費を削ると心も貧しくなり、不健康に
節約術の鉄板ネタとして挙げられるのが、食費を削るという方法じゃないでしょうか。
しかし食費をいたずらに削るのもオススメは出来ません。
これはぼくもやったことあるのですが、無暗に食費を削ると気持ちにゆとりが無くなってしまいます。
その割には節約効果ってそんなに高くないです。
それだけでなく、栄養バランスを乱して健康状態を損ねたりする恐れもあり、長い目で見ると節約して貯めたお金が医療費へと消えていく、なんてこともあり得るでしょう。
もし食費を削るのであれば、栄養バランスを考えた上で今食べているものに代替えできる安い食材を選ぶなどして、工夫しながら節約していくようにしましょうね。
安い物件に引っ越すのはリスク大な節約術
最後に紹介するのが、安い物件に引っ越すというもの。
これもまた鉄板ネタと言える節約術ですが、かなりリスクのある方法です。
まず、引越し代が掛かるのでそれをペイできるくらい安い物件に引っ越すことになります。
そうすると、今住んでいる物件よりも二段階三段階もグレードが落ちる部屋に住むことになります。
そのような物件で妥協できるなら構わないのですが、大半の人にとっては部屋の環境が悪くてストレスがたまり、利便性も悪くなって住みづらい、などなど非常にしんどい生活を強いられることになるでしょう。
更にその物件に適した家具家電もそろえる必要があるので、想定外の出費も出てきます。
このことを考えると、節約のための引越しはストレスを極限に溜め込んでしまう割に手元に残るお金が少ないという、非常にリスキーな節約術なのです。
もし家賃を抑えるのであれば、今住んでいるお部屋の値下げ交渉をすることから始めてみましょう。
交渉の手間が掛かってしまいますが、引越し代が掛かるのに加えて部屋のグレードが下がるよりは全然ストレスが掛からないですから。
まとめ
というわけでストレス度を4段階に分けて節約術をカテゴリー分けしてみました。
<ストレス無節約術>
- 買い物をキャッシュレス決済にする
- 格安SIMに乗り換え
- 電気会社の乗り換え
- 生命保険の解約
<ストレス小節約術>
- マイボトル持参で飲み物代節約
- NHK解約
- コーディネートスキル身に付けて服を買わない、買う場合はユニクロ
<ストレス中節約術>
- 移動手段を高速バスに変える
- 家賃の値切り交渉をする
- 冬場はエアコンの設定温度を下げ、他の季節家電で代用して電気代節約
<ストレス大節約術>
- 車を手放す
- 食費を削る
- 安い物件に引越しする
節約を取り組むにあたって、「食費を削る」「安い物件に引越し」などが真っ先に思い浮かべる方は少なくないと思います。
しかし、これらはストレスが非常に大きく掛かり、続かない、今後の生活に響くなど取り掛かるのにはリスクがかなり大きいです。
節約を成功させるためには続けること、そして続けるためにはあなたにとってストレスが少ないものから取り組むべきなのです。
まずは<ストレス無>と<ストレス小>の節約術から取り掛かり、そこから必要に応じて他の節約術を取り入れるのがいいと思いますよ。