クレジットカードで年間2万円くらい恩恵を受けています、つちまる@tcdtkhsです。
「クレジットカードを使えばお得というけど、どんなカードがいいんだろう?」クレジットカードといっても色んな会社が発行しているのでどれがいいのか分からないですよね。
ぼくも最初はクレジットカードはどれがいいのか分からずに、成り行きで発行したカードを使っていました。
この記事では、主にぼくのような20代の独身世帯におススメできるようなクレジットカードの組み合わせと選び方を説明していきます。
尚、最初に断っておくと選ぶといいカードはその人のライフスタイルによって大きく変わります。
Contents
クレジットカードを選ぶ三つの基準
クレジットカードと言っても、発行しているところはたくさんあるので一つ一つ調べていくのは大変です。
そのため、クレジットカードを選ぶうえでの基準を3つここでは説明します。
実際にはカードを選ぶうえで見るべきポイントはもう少しあるのですが、カードを使い慣れていない方はこの3つだけでオッケーです。
年会費が無料である
まず見るべき項目は、カードの年会費です。
同じカードでもランクによって年会費が一切かからないものから何万円も掛かるものまで、いろいろあります。
キャッシュレスによって節約できる金額は、後述するポイント還元率からカード年会費を差し引いた金額となります。
よって年会費が掛かってもカード決済しまくれば、かなりの金額を節約できる見込みはあります。
しかしあなたがカードを扱いなれていないのであれば年会費無料、もしくは実際には掛かるけれども何回か決済すれば無料になるカードを選ぶのがいいでしょう。
国際ブランドで選ぶ
国際ブランドとは、要するにVISAとかMasterCardなどのことを指します。
カードによっては発行する際に選ぶこともできますが、とりあえず日本国内においてはVISA、MasterCard、JCB辺りを選んでおけばハズレは無いと言っていいでしょう。
クレジットカード提携店舗のほとんどはこの辺と提携しているはずです。
逆にここと提携していない=カードそのものが使えない、と言っても過言ではないと思います。
ポイント還元率を見る
最後に見るのがこのポイント還元率の部分。
年会費が高いものほど還元率が高くなりますが、年会費無料のカードでもほとんどのカードは還元されます。
カードの発行会社により蹴りですが、どこのお店で使っても一律でポイントが入るものもありますし、
普段使いにおいてはそんなに高くないけれども特定のお店での還元率がかなり高いものもあります。
クレジットカードは持ちすぎると大変
使うお店によって還元率が変わるカードもあることを考えると、「じゃあ片っ端からクレジットカード発行すればいいのでは」と思われるかもしれません。
しかしこの方法はおすすめしません。
理由としては4つ
- カードの管理が大変
- ポイントが貯まりにくい
- 新規発行の際に審査に落ちる
- 年会費がかさむ
それぞれ詳しく見ていきますね。
「いや、そもそもカード持ってないからこの辺関係ないよ」という人は、こちらより次の項へどうぞ。
カードの管理が出来なくなる
まず一つは持ちすぎることでカードの管理が出来なくなってしまうことです。
決済したカードを複数に分散し過ぎると、どのカードでいくら使ったのか、把握するのが大変になります。
まあこの問題だけであれば、家計簿アプリでどうにでもできます。
が、カードの利用条件等が変わった時に逐一チェックしきれなくなってしまいます。
ちなみにぼくはカードは3枚までにしています。
それ以上作りすぎてしまうと、どのカードがどの場面で最適に使えるのか、混乱してしまうので。
還元されるポイントが貯まりにくくなる
カードが増えて支払いが分散されて起こるのが、一枚当たりのカードのポイントが貯まりにくくなること。
あなたが月に2-300万円の支払いがあるなら話は違ってくるでしょう。
けど、月に十数万程度の支出である場合は1枚当たりの決済額は少なくなります。
例えば月に15万円の支出がある場合、カード1枚に集約すれば15万円、還元率1%の場合は1,500円相当が還元されます。
しかし月15万円でカードを5枚使った場合は、1枚当たり3万円程度。還元率1%で300円程度にしかなりません。
15万円の出費をカード1枚に集約した場合
→1%の還元率の時、1,500円相当になる
15万円の出費をカード5枚に分散した場合
→均等に決済した場合、還元額は300円程度
トータルの金額で見れば還元額は同じですが、問題はそのポイントの使いやすさ。
カードによっては得たポイントを使う場合、一定金額以上でないと使えない場合があります。
そのため、中途半端な分のポイントがあるのは好ましくありません。
我々のような出費が少ない層は、分散させて中途半端なポイントを得るよりは、1枚に集約してしっかり貯めていった方があとあと使いやすくなります。
いざ発行したいときに審査に落ちやすくなる
クレジットカードを発行する際には、必ず審査があります。
審査の条件に付いては諸々ありますので、ここでは触れません。
しかし、審査に落ちてしまう要因の一つにカードを作りすぎていることがあるので注意が必要なのです。
カードを使う人はそれぞれ利用限度額というのが定められており、その限度額を上回る分のカードを持つことが出来なくなるのです。
そのため、利用限度額ギリギリ分のカードを持っている人はいざ次のカードを発行したいときに、審査に落とされてしまいます。
実際にカードを新しく発行したいときっていつ来るか分からないじゃないですか。
そのいつ来るか分からない、カードを新しく発行するときのためにカードの枚数は極力抑えた方がいいのです。
年会費がかさむ
カードの枚数が多くなると、年会費がかさんでしまいます。
先述で年会費は無料のものの方がいい、と説明はしましたが、
中には1年間で使用機会が無いと年会費が掛かるものもあります。
そのため、沢山カードがあって使わないカードがあると、知らないうちに年会費を徴収されていた、なんてこともあるのです。
カードのポイント還元を利用して節約しようとしているのに年会費を無駄に摂られるのは本末転倒。
使わないと判断したカードはすぐに解約することをお勧めします。
クレジットカードの選び方
ではどんなクレジットカードを選べばいいのか、という話に入ります。
一番ベストは年会費が無料で還元率が高いカードなのですが、
決済する店舗によって還元率が変わるものが多いのでその人のライフスタイルによってお勧めのカードは変わってきます。
そのため、ここではあくまで一例としてカード名は出しますが「これがオススメ」という気は無いです。
ここではカード選びの指標として取り上げていきます。
現状としては以下に該当する3枚のカードを選んで上手く使うのが一番ベストといえます。
- ボーナスポイントが付いて高還元率を狙えるカード
- 通常還元率が高め(1%以上)のカード
- 特定店舗で還元率がかなり高くなるカード(最大3%程度)
メインカードはボーナスポイントが付くカードを選ぼう
メインで使うカードを選ぶ際は、一定額以上使えばボーナスポイントが入ってくるようなカードを選ぶのがいいです。
ボーナスポイントを手に入れられれば、トータルの還元率として相当大きくなります。
ぼくが使っているエポスカード(ゴールド)だと、年間で100万円以上決済した場合、10,000円相当のポイントが付与されます。
実際に100万円を決裁した場合、通常還元率0.5%で貯まったポイントと合わせると15,000ポイント。還元率にして1.5%です。
とはいえエポスカードの場合、この方法が取れるのはゴールドからになるのでまずはノーマルカードからのランクアップが必要になります。
それが面倒な人はランクアップ無しでもボーナスポイントがあるようなカードを探してみるといいです。
とはいえ、エポスカードはゴールドランクでなくても、持っているだけで割引サービスを受けられる場合があります。
そのため、エポスカードで割引対象にあるサービスを利用するのであれば、そこから少しずつ使っていくのがいいでしょう。
サブカードは通常還元率がやや高めのカードを選ぶ
サブカードとして2枚目には、還元率1%前後の通常還元率が他よりも高めのカードを選びましょう。
この手のカードは特定店舗による還元率の変化は無いものの通常還元率が1%前後の高い還元率のカードもあります。
還元金額を確実に使い切れるP-oneカード
ポケットカードのP-oneカードなんかだと、どの店舗で決済しても還元率は1%。
このカードの最大の特徴はポイント制ではなく、引き落としの際に1%差し引いた金額で請求されるという点。
つまり、引き落とし額は決済額の99%だけになるということです。
P-oneカードのメリットはポイント制では無いのでポイント失効のリスクが無い点。
還元された金額を確実に使い切ることが出来るのです。
1.25%の高還元率を誇るREXカード
それ以上に高い還元率のものを選ぶなら、REXカードなら1.25%。
こちらのカードはさらに年会費無料なのでお得度としてはかなり高いですが、ポイント制なのでちゃんと使い切らないとポイント失効してしまうことも。
ポイントを使いきれる自信があるのであればこちらのほうがいいでしょうね。
特定店舗で還元率が高くなるカード
基本的には先述の2枚のカードを持っておけばかなり還元される金額として大きいです。
しかし、あなたがよく使う店舗がそのカードでお得になるとは限りませんよね。
そのため、最後のもう1枚はあなたがよく行くお店が発行しているカードを使ってみるとより節約効果が大きくなります。
ぼくの場合は車を持っていることもあり、毎月必ずエネオスに行くのでガソリン補給の際にだけエネオスカードを使います。
ガソリンスタンドはあくまで一例ですが、楽天のネットショップ利用時であれば還元率3%になる楽天カード、電車によく乗るのであればSuicaチャージで最大1.5%のポイントが貯まるビュー・スイカカードなど。
自分がよく使う店舗がカードを発行しているか、確認してみるとお得なチャンスが転がっているかもしれませんよ。
カードを使う流れ
この3枚のカードを上手く使ってポイントを貯めていけば、節約効果としてはかなり大きくなります。
ぼくの場合は、まずメインカードのボーナスポイントを狙って年間利用額を増やしていきます。
メインカードのボーナスポイントの条件を満たしたら、翌年度までは還元率の高いサブカードを使って還元される金額を大きくしていきます。
メインカードの方は、通常還元率が低いので翌年度まではお休みです。
あとは、常連で行くお店に行くたびに3枚目のカードで買い物をして別途ポイントを貯めていきます。
3枚のカードを使う流れ
- メインカードのボーナスポイントの条件を満たすまで使う
- 翌年度までメインカードを休ませ、サブカードを使って過ごす
- 常連のお店に行くたびに三枚目のカードで決済する
手持ちのカードに紐づけできる、第4のカード「Kyash」も使ってみよう
あとはクレジットカードとはやや違うのですが、手持ちのクレジットカードと紐づけできるウォレットアプリ「Kyash」も使うと更にお得になります。
まずKyashで決済すると、決済額の2%がキャッシュバックされます。
この時点でかなりの還元率なのですが、更にすごいのがKyashと紐づけしたクレジットカードのポイントまでもらえてしまうので、二重取りできるんです。
実際にぼくは1%還元のP-oneカードに紐づけしているので、Kyashで決済すると実質3%還元の恩恵を受けられています。
まとめ
というわけでクレジットカードの選び方についてのまとめです。
- クレジットカードを選ぶ基準は「年会費無料」と「ポイント還元率」
- 特定店舗利用で還元率が上がるカードもあるが、発行しまくると管理しきれないので所有するのは3枚程度にする
- カードを選ぶポイントは「ボーナスポイントがある」「1%以上の高還元率である」「常連で買い物する店舗で3%程度の高還元率になる」の3枚を上手く使うのが望ましい
- カードの還元額を効率良く上げるのであれば、まずはボーナスポイントの条件を満たし、その後高還元率のカードで支払いをするというのが理想。
カードの還元率は1,2%程度と、あまり高くないように感じます。
けどその1,2%が積に積もって1年間で2万円とかになっていることだってあります。
考えてみてください、2万円が手に入ったら出来ることって結構多いじゃないですか。
というわけで節約のために自分にとって使いやすいカードをまずは探してみてくださいね。