貯金が上手くできないとお悩みの方は多いと思います。
その貯金を成功させるための手段になるのが『先取り貯金』ですが、実際にいくら貯金に回したらいいのか難しいと思われるのではないでしょうか。
先取り貯金を実行することで、ほぼ強制的に確実に貯金に回すことが出来るので貯金が苦手な人にこそお勧めしたい方法です。
この記事ではあなたが毎月いくら先取り貯金をすればいいのか、解説していきます。
結論としては、まずは先月の支出で余った金額を毎月貯金に回せばオッケー。
その後に節約をしながら毎月の貯金額を増やしていくようにしましょう。
あなたにとって無理なく先取り貯金が出来るように考えてみたので、貯金にお悩みの方はぜひ取り入れてみて下さいね。
貯金をするにあたって、貯金口座の開設は欠かせません。
住信SBIネット銀行なら最大5つまで目的に応じて口座を開設できるので貯金口座にはうってつけです。
Contents
あなたの貯金が上手くいかない理由
ではまず、あなたがなぜ貯金が上手くいかないのか、考えたことはありますか?
実はぼくも以前は貯金が得意ではなく、気が付いたらお金が無くなっているという状態でした。
その原因は大きく3つ
- 毎月の支出額を把握していない
- 月末に残った分を貯金しようと考えている
- 定期預金など、仕組みを活用していない
それぞれ詳しく解説していきますね。
原因1.毎月の支出額を把握していない
まず最初に上げられる原因の一つは、毎月の支出額を把握していないという点ではないでしょうか。
自分がいくら使ったのか把握していないと、お金を知らないうちに使い過ぎてしまいます。
使い過ぎてしまうのは貯金をするどころではなくなってしまいますよね。
そのため、貯金をするためには大まかにでも毎月の支出額を把握する必要があるのです。
原因2.月末に残った分だけ貯金しようと考えている
貯金が出来ない二つ目の原因は、月末に残ったお金を貯金しようと考えていることです。
これは本能というべきなのかもしれませんが、大半の人はお金が手元にある分だけ使い切ってしまいたくなるものです。
あなたにとって必要なものであればまだいいかもしれませんが、お金があるとつい「これ欲しいから買っちゃおう」となり、財布のひもが緩んでしまいます。
そのために「残った分だけ貯金」という方法では貯金が難しくなるのです。
原因3.自分の意志だけに頼ろうとしている
最後に挙げられるのは、貯金を実行するにあたって自分の意志だけでやろうとしていること。
人間はやはり弱い生き物なので、つい楽な方へ流されてしまいます。
その”楽な方”というのが、「欲しいものは買って欲求を満たす生活」。
貯金を成功させるために自分の意志だけで成し遂げるのは非常に困難なのです。
そのために、自分の意志に関係なく実行できる”仕組み”と”習慣”を導入する必要があります。
先取り貯金とは??
では当記事でおススメする先取り貯金とはどんなものなのか、説明します。
先取り貯金とはその名の通り、お給料を受け取ったら決めた金額を貯金に回す方法です。
お給料から生活費を引いた金額を貯金するやり方だと、その時の気分に応じて貯金額が変わったりしてしまいますが、
先取り貯金にして先に決めた貯金額をお給料から抜き取ってしまうことで、強制的に貯金を実現することが出来るようになるのです。
先取り貯金を始めるにあたって、まず貯金額を決めてから貯金を実施し、貯金に勤めながら固定費削減など節約に励むという流れが良いと思います。
<先取り貯金の流れ>
- 家計簿を基に毎月の貯金額を決める
- 貯金を実行する
- 固定費削減など、節約を行う
- 貯金の継続
先取り貯金の始め方。まずいくら貯金するか決めよう
ここからは先取り貯金の始め方について解説をします。
始めるにあたって、まずあなたが毎月いくら貯金をしていくのか、決める必要があります。
そしてその金額は、無理のない額を設定する必要があります。
まずは毎月の支出額を把握しよう
まずあなたが取り掛かるべきことは、毎月あなたがいくら支出しているのかを知ることからです。
支出額が分からないことには、貯金額を決めることもできませんからね。
そこで家計簿を付けている方は、見返してみて毎月いくら利用しているか振り返ってみましょう。
家計簿を付けていないけどクレカ払いをしているというのであれば、クレカの明細からいったんの支出額を判断しましょう。
家計簿は今後貯金額を決める上で重要な指標になるので、これを機に付けることをおすすめします。
家計簿をつけるほどの時間が取れない方は、スマホアプリのMoney Forwardがオススメです。
クレジットカードやネット通販の利用歴からあなたの支出を自動で読み取ってくれるので、非常に簡単に家計簿をつけることが出来るようになりますよ。
節約は後回し、一旦「手取り-支出額」の金額を毎月貯めると決めよう
家計簿を見てみて、あなたの手取り額より下回っている=黒字家計であれば、その金額を毎月貯金すると決めましょう。
節約とか固定費削減は、一旦後回しでいいです。
いや、正直なところかなり重要ではあるんですが、それ以上に貯金を作るためのアクションを起こさないといけませんから。
支出額が手取りを上回っている=赤字家計の人は、まず黒字にできるように家計簿を振り返って見ましょう。
先取り貯金を実現するにあたって利用したいツール
最後に先取り貯金を行うにあたって利用すべきツールについて紹介していきます。
先述の通り、貯金はあなたの意志だけで実現するのはかなり難しいです。
しかし、習慣や仕組みを活用することでそのハードルを下げることができます。
貯金用口座を開設しよう
まずは貯金用の口座を開設するところから始めましょう。
給料受け取り用口座(日常生活で使っている口座)と一緒にしてしまうと、つい手を付けてしまったりするので、貯金用として別口座を開設することをおすすめします。
貯金用口座を開設するなら住信SBIネット銀行がオススメ。
一人あたり最大で5口座まで開設でき、それぞれ目的に応じて貯金することが出来ます。
口座ごとに名前を付けられるので、「何のために貯金してるんだっけ?」みたいなことにならず、気を引き締めながら貯金を続けられそうですね。
毎月決まった金額が拘束される定期預金も活用しよう
口座を分けて貯金するのも一つの手段ですが、定期預金を活用するのもオススメです。
定期預金とは、普通預金よりも金利の高い状態で一定期間預けることが出来る預金方法です。
<普通預金と定期預金の金利の違い(住信SBI銀行の場合)>
- 普通預金:0.001%
- 定期預金:0.02%
※2019/10/1時点
定期預金の金利は毎日変動します
選択した預入期間だけ引き出しができない、資金拘束のデメリットはありますが、集中して貯金に励みたい方に適している方法なので、活用してみるのもいいでしょう。
実際にぼくも半年ほど定期預金で積立貯金をしていますが、確実にまとまった金額を貯められているので活用してよかったなと思っています。
定期預金の特徴まとめ
- 金利が普通預金よりも高めに設定されている
- その反面、選択した預入期間は引き出しが不可
まとめ
というわけで先取り貯金についてまとめます。
- お給料から生活費を差し引いた余りを貯金するよりも、先にお給料から貯金額を差し引き、残ったお金で生活をする先取り貯金が成功しやすい
- 家計簿が黒字なら、先に貯金をしてしまう。節約して貯金額を増やすのは後回し
- 貯金するなら銀行口座を分けること。住信SBIネット銀行なら目的に応じて口座を分けることが出来る。
- 普通預金よりも金利が高い定期預金も活用しよう。ただし預金を一定期間引き出せないので注意
貯金が無いと、いざ何か起こると考えたときに不安になりますよね。
かといって貯金って簡単なようで難しいもの。
しかしやり方を変えて適した仕組みを導入すれば、決して難しくはありません。
貯金口座や定期預金といった仕組みを活用すれば、気が付いたら貯金が出来ているようになっていますから。
貯金を始められた方は、次のステップとして毎月の貯金額を増やすために固定費の削減に取り掛かってみましょうね。