投資をしながらポイントが貯まる、そんな特典が楽天証券にはあります。
ぼくも楽天証券を使っているのですが、これのおかげで結構なポイント数が貯まってきています。
楽天銀行と楽天証券を連携させることでポイントをはじめ、色々な特典があります。
しかし最近、楽天証券の入金を楽天カードの決済で行うことが可能になりました。
そこで気になったのが、楽天証券による楽天ポイントは銀行を使うのとカードを使うのはどちらがいいのか??ということ。
というわけで今回は、楽天証券によって楽天スーパーポイントを効率よく貯める方法について調べてみました。
- 楽天銀行口座から楽天証券へ入金するときのポイント付与の条件
- 楽天カード決済で楽天証券で投資をするときのポイント付与について
- 楽天銀行×楽天証券と楽天カード×楽天証券ではどちらがポイントを貯めやすいのか?
Contents
楽天証券に入金する3つの方法
まず楽天証券を利用するにあたって、入金方法はいくつかあります。
方法としてはこの3つ
<楽天証券と提携している銀行、もしくは楽天銀行口座から振り込み>
振込手数料無料で振り込んだ時に即時反映される。
<楽天証券と提携していない銀行口座・ATMから振り込み>
営業日9:00-15:00の間に入金することで、10分-1時間後に反映される。手数料あり
<楽天カード決済>
楽天カードによる決済で直接投資信託などを購入する
手数料が掛かってしまう上に少しタイムラグが生じてしまうことを考えると、楽天証券と提携していない銀行から入金するのはお勧めできないですね。
楽天証券と提携している銀行口座一例
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西未来銀行
- 住信SBIネット銀行
楽天証券での投資で楽天スーパーポイントが付与されるのは、楽天銀行口座からの振り込みと楽天カード決済の2パターンです。
これ、どっちの方がポイントが貯まるんだろう??って気になりませんか。
というわけでここからは楽天証券で投資するときに、楽天銀行と楽天カードを利用したときにポイントが貯まる条件について解説していきます。
楽天証券を楽天銀行口座経由で振り込むメリット

まずは楽天銀行口座から楽天証券へ入金した場合のメリットについてまとめてみます。
楽天同士というだけあって、連携すると様々な恩恵があります。
<楽天銀行から楽天証券を利用するメリット>
- 普通金利が0.10%になる
- ハッピープログラムのランクが上がる
- 取引件数ごとに楽天ポイントが付与される
それぞれ詳しく解説していきますね。
普通金利が0.02%→0.10%に上昇する
まず一つ目のメリットは、楽天銀行の普通金利が0.10%にまで上昇します。
楽天銀行は通常時でも0.02%と、大手メガバンクの普通金利が0.001%に比べるとかなり高い水準ではあります。
しかし楽天証券と連携させる「マネーブリッジ」を利用することで、ただでさえ高い金利を更に引き上げることが出来るのです。
大手メガバンクと比較すると、100倍もの差になります。
マネーブリッジのやり方は簡単、楽天銀行口座と楽天証券口座を開設するだけです。
両方とも開設したら、あとは楽天銀行側のHPで手順に沿って操作・入力していけば、あっという間にできるようになりますよ。
ただし、楽天銀行の普通金利アップの特典は楽天証券と連携させるだけが条件になります。
そのため、楽天銀行を使わずに楽天証券を利用しなかったとしても効力を発揮します。
楽天銀行のハッピープログラムのランクが上昇し、ATM利用・振込手数料が0円になる

楽天銀行にはハッピープログラムという、ランクに応じて楽天銀行が使いやすくなるプログラムがあります。

ランクが上がることで3つの特典があります。
- ATM利用手数料が無料になる回数が増える
- 他校振込手数料が無料になる回数が増える
- 楽天スーパーポイントが獲得できる倍率が上がる(最大3P/件)

スーパーVIPになることで、毎月7回まではATMで現金を引き出しても手数料が掛からないようになります。
さらに他行への振り込みも3回までなら手数料無料で行えるので、楽天銀行での生活がより便利になるのです。
楽天証券利用により楽天スーパーポイントが付与される
さらにハッピープログラムに関連するところですが楽天銀行の送金先を楽天証券にすることで、楽天スーパーポイントが取引件数に応じて付与されます。
楽天ポイント付与だけであれば、ハッピープログラムに参加していれば楽天証券でなくても付与されるのですが、
楽天証券を利用するごとに取引件数のカウントがされるので、ランクアップにも非常に有利になるのです。
ポイント付与数はベーシック、アドバンストであれば金額に関係なく取引件数1件ごとに1ポイント、プレミアムなら2ポイント、VIP以上であれば3ポイントにまで増やせます。
ちなみにハッピープログラムの最高ランクである”スーパーVIP”になる条件は残高300万円、もしくは取引件数30件/月です。
そして楽天証券では、最低100円から、毎日の積み立て投資が可能です。
つまり毎日100円を積み立ていけば、たった3,000円投資でスーパーVIPに上がることが出来ますね。
楽天カード決済で楽天証券に投資をすると、決済額に応じたポイントが付与される

一方の楽天カード決済による楽天証券投資についてですが、こちらでも楽天スーパーポイントがもらえます。
こちらは先述の楽天銀行によるものよりも付与額はシンプル。
カード決済額100円ごとに1ポイントが付与されるようになっています。
つまり3,000円投資したら30ポイント、10,000円投資したら100ポイントですね。
楽天カードを持っておけば楽天証券に限らず、楽天系のサービスを利用する上でかなり支出を抑えられるので、発行しておいて損は無いですよ。
とはいえ楽天カードは色んな種類があってどれを選んだらいいか分からない、という人も少なくないと思います。
そういう人には、こちらの記事でどのカードがオススメか書いていますので、ご参考にどうぞ。

楽天銀行と楽天カード、どちらが楽天証券でポイントを貯められるのか?

ここで楽天証券への入金による、楽天銀行と楽天カードの付与について比較してみます。
<楽天スーパーポイントの付与数>
獲得ポイント | その他特典 | |
楽天銀行 | 1-3P/件 | ATM利用による手数料無料 他行振込手数料無料 |
楽天カード | 1P/100円 |
先述の通り、楽天証券の積み立て投資は100円から、毎日の積み立てができます。
それによって、ポイントを積み重ねることが出来るようになります。
では楽天銀行と楽天カードで、実際にどのくらいポイントが付与されるのか、比較してみました。
楽天銀行(スーパーVIP) | 楽天カード | |
3,000円/月 | 毎日の場合:90P(100円/日) | 30P |
毎月の場合:3P | ||
6,000円/月 | 毎日の場合:90P(200円/日) | 60P |
毎月の場合:3P | ||
9,000円/月 | 毎日の場合:90P(300円/日) | 90P |
毎月の場合:3P | ||
12,000円/月 | 毎日の場合:90P(400円/日) | 120P |
毎月の場合:3P |
この比較表から分かることとしては、
- 毎日積み立ての場合だと楽天銀行から入金する場合はポイント付与数が大きい
- 月の投資額9,000円が銀行入金とカード決済のボーダーラインに。それより多額になると楽天カード決済の方がポイント付与数が大きくなる
このことから、最も還元率が高い場合方法は楽天銀行のスーパーVIP会員で100円ずつ毎日投資していくとなります。
楽天証券で最もポイント還元率の高い条件
- ハッピープログラム”スーパーVIP”である
- 毎日100円投資していく
➡一か月で3,000円投資、90P付与される(還元率3%)
しかしこの方法だと、投資額の上限が出来てしまうため、投資本来の目的を成せるのか??という疑問が出てきます。
さらに毎日積み立てにしたくないという方にとっては本末転倒です。
ということを考えると、投資額に応じてポイントが付与される楽天カード決済の方が利便性が高いと言っていいでしょう。
楽天銀行→楽天証券への入金に向いているのはこんな人
楽天銀行から楽天証券口座へ入金するのが向いているのはこのような条件の方では無いでしょうか。
- 毎日積み立てでも抵抗は無い
- 投資額が月9,000円以内の少額投資にしたい
毎日積み立てであれば月30件というハッピープログラムのスーパーVIPの条件を満たすことができ、毎日3P付与されるので、1%以上の高還元率で楽天スーパーポイントが付与されます。
楽天カード決済が向いている人
100円ごとに1ポイント、投資額に応じて楽天カード決済が向いている人はこんな感じでしょうか。
- 月1万円以上を楽天証券で投資する
- 積み立てるなら最低でも毎月、もしくはそれ以下の頻度に抑えたい人
先述の楽天銀行と違って、投資額が多い人ほどこちらの方がポイントを貯められます。
金額に比例してポイントが付与されるので、投資による資産運用を目的としている方の大半は楽天カード決済で行った方がお得になりますね。
まとめ
というわけでこの記事のまとめに入ります。
<楽天銀行×楽天証券>
- 楽天銀行のハッピープログラムの最高ランク”スーパーVIP”の条件である「月間取引30件」は積み立て頻度を毎日にすることで、簡単にクリアできる
- 更にそのハッピープログラムによりスーパーVIPの場合、取引1件ごとに3ポイント付与される
- これによる楽天ポイント獲得数は90P、月の投資額が9,000円以内であれば楽天銀行からの入金がお得になる
<楽天カード×楽天証券>
- 楽天カード決済による楽天証券の投資は、投資額100円ごとに1ポイントが付与される
- 数千円程度の少額投資だと、楽天銀行の毎日投資よりもポイント付与数は劣る
- しかし月の投資額9,000円以上となると、楽天カード決済の方がポイント付与数が高くなる
というわけで、少額だけほのぼのと投資をしたい方は楽天銀行を、それなりの元手で資産形成をしたい方は楽天カード決済を選ばれた方がポイントが付与されます。
そのポイントを更に投資に回すこともできるので、より効率よく資産形成に取り組めますからね。
楽天カード決済を選ぶ人こそ楽天銀行の口座を作っておこう
というわけでこの記事で分かったこととしては、月9,000円以上投資をする人は楽天カード決済をした方がポイントが貯まるというのが結論です。
じゃあ楽天カードで決済する人は楽天銀行を使う必要は無いかというと、そうでもありませんよ。
まず楽天カードでは決済の引き落とし口座を楽天銀行にすることで、楽天市場で買い物をした時のポイント付与率が+1%になります。
そのため、楽天市場を利用される方は楽天銀行の口座を使った方がお得に買い物ができますよ。

さらに楽天銀行×楽天証券のマネーブリッジによる普通金利アップの特典は、連携しているだけで適用されるので、他の銀行に預けるよりもより効率的にお金を増やすことが出来ます。