つちまる@tcdtkhsです。
「旅行に行きたい、けど旅行ってお金かかる」そう考えて旅行に行こうと思っても足踏みしている方、いると思います。
実際に旅行ってどうしてもお金がかかってしまうので、行きたいと思っていても「出費が掛かる」って理由で先延ばししてしまうんですよね(笑)
けど、出費がかかる旅行を少しでも安く抑えられたらいいと思いませんか。
今回は、旅行をするにあたって安く抑えるポイントをまとめていきますね。
- 旅行に行きたいけどお金がかかりすぎるからあまり行けない
- 旅行中に節約するコツを知りたい
- けど、節約しながらでも楽しみたい
Contents
節約したいなら、まず旅のコンセプトを決めよう
旅行の節約ノウハウはたくさんありますが、まずあなたがなぜ旅行に行くのかを明確にしましょう。
- ご当地のグルメ巡りをしたい
- ただいい旅館に泊まってくつろぎたい
- 温泉に入りたい
- あの観光地に行ってみたい
などなど、旅行に行く理由はいろいろあると思います。
当ブログでも何度か述べていますが、節約というのは「大切なものを残しつつ、不要なものを省いていく作業」。
これから計画を立てる旅行の中で大切なものはなんなのか、見つけ出していくことが節約への第一歩です。
ちなみにぼくは近日中に金沢へ行くのですが、コンセプトは「非日常的に過ごせるいいホテルでくつろぎたい」というだけのものです。
安く済ませるなら繁忙期・土日は避ける
ここからは、節約をしながら旅行を楽しむコツについて書いていきます。
まずは肝心のスケジュールからです。
というのも、期間を決める時点で旅行の支出というのは大きく変わってきます。
お盆や年末年始を見れば分かりますよね?
飛行機代やホテル・旅館なんかはべらぼうに高いです。
そのうえどこのホテルも満席だったりするので渋々高い宿泊費を払わざるを得ない。
これじゃ旅行のハードルは高いですって。
スケジュール組むならお盆でも年末年始でもない、平日にしましょう。
仕事の休みがカレンダー通りで難しいという人は、せめて月曜に有休をとって日・月に行くとか。
日曜であれば土曜に比べれば幾分かは宿も取りやすいですからね。
交通費を抑えて旅行をする
節約しながら旅行するのであれば、交通費は最も気にすべきポイントです。
近場であればまだいいですが遠方であれば相当な金額になりますからね。
とはいえ交通手段もいろいろあります。
自家用車で移動する場合は時間帯にこだわってみよう
まずは自家用車で移動する場合について。
大きなウェイトを占めるのが高速代だと思います。
高速代については、時間帯によって安く出来る方法があります。
高速道路が安くなる時間帯は
- 土曜・日曜日
- 深夜(0-4時)
この点に関しては土日利用が圧倒的に有利なのですが平日にスケジューリングしても、深夜割引を活用しましょう。
旅行前夜に高速に乗り、車中泊をする
深夜割引のポイントは、0-4時の間に高速道路に入っていればその時間外に出ても割引が適応されるという点。
<NEXCO東日本より>
この時間に入っていれば、高速料金が30%も節約できてしまうのです。
とはいえ深夜にずっと運転しているのは体も疲れるし、事故のリスクがあります。
なので、サービスエリアに車を停めて朝まで車中泊、そして日中に移動という流れがいいでしょう。
高速バスの利用で新幹線の半額以下で移動できる
最も安く移動するのであれば、高速バスの選択肢は欠かせませんね。
新幹線で1万円はかかる東京―名古屋間を5,000円未満で移動できるのはかなり魅力的です。
特に平日なんかは利用客が少ないこともあり、より安く利用できることも大きいです。
画像:8/26時点での9月のウィラートラベル料金より
上の画像のように、金曜がちょい高め、土日は明らかに高くなっていることが分かります。
このように、夜行バスは特に平日(月―木)の利用がお得なんですよね。
高速バスはいろんなサービスを利用したことがあるのですが、特におすすめはウィラートラベル。
座席がかなりの角度まで倒せるだけでなく、顔を覆いかぶせられるものがついているのでアイマスクが不要、座席に首あても付いているので安眠しやすい設計のバスとなっています。
新幹線を安く利用する
新幹線を安く利用する方法はいくつかあります。
ただ、一部の沿線限定での対応だったりするので、あなたが使う予定の路線割引にどんなものがあるのかをあらかじめ調べる必要はありますが、ここでは一例としていくつか紹介していきます。
東海道沿いならぷらっとこだまの利用がお得
高速バスは安くて魅力的ですが、時間が掛かるのが悩みの一つ。
じゃあ新幹線を安く利用できないの??という人にも、あります。
こちらは東京―大阪間の区間限定となってしまいますが、新幹線を安く利用する方法が「ぷらっとこだま」というもの。
どういうものかというと、各駅停車である「こだま」に乗ることで通常料金よりもいくらか安くなるというものです。
しかも全席指定席なので確実に座れるという点も魅力。
例えば東京発の場合
ぷらっとこだま | 通常料金 | 差額 | |
静岡着 | 4,700円 | 5,830円 | 1,130円 |
名古屋着 | 8,300円 | 10,360円 | 2,060円 |
京都着 | 10,300円 | 13,080円 | 2,920円 |
大阪着 | 10,500円 | 13,620円 | 3,120円 |
新幹線に乗るとしても、これだけ安く浮かせられるんですね。
ただし、各駅停車であるこだまに乗ることになるので、結構時間はかかります。
それでも新幹線の方が高速バスよりも快適ですし、東京―名古屋間でも2時間半くらいで到着できるわけですから、かなりお得なサービスと言えます。
東北新幹線なら「新幹線Wきっぷ」がお得
他の地方で新幹線を安く利用できる方法は無いのか、と探してみたところ、東北新幹線(東京から福島・仙台を経由して青森まで行く路線)に「新幹線Wきっぷ」というものがあります。
東北新幹線のWきっぷは、東北新幹線の「はやぶさ号」「はやて号」「やまびこ号」などの自由席が利用できる回数券タイプの割引きっぷです。購入日から1ヶ月間利用できます。全車指定席の「はやぶさ号」「はやて号」を利用する際は、立席で乗車できます。立席というのは、指定席が空いてればそこに座ってもいい、という制度です。
新幹線Wきっぷには、子供料金の設定があります。子供料金はおおむねおとなの半額です。学割はありません。そのほか、他の割引との併用はできません。
東海道線のぷらっとこだまと違って自由席であるというのが唯一のデメリットな感じですかね。
けど、割引率として見たらかなり安いです。
例えば仙台から色んなところへ行く場合
Wきっぷ | 通常料金※ | 差額 | |
郡山 | 7,800円 | 9,720円 | 1,920円 |
福島 | 4,620円 | 6,320円 | 1,700円 |
くりこま高原 | 5,460円 | 7,600円 | 1,740円 |
※往復料金のため、片道料金の倍額にして算出
あくまで一例の区間の料金ですが、他にも盛岡や八戸でも指定の区間で使うことが出来ます。
ただし、このWきっぷは近中距離の指定された区間でしか使用できません、残念ながら。
なので郡山―青森といった遠距離では適応されないんですよね。
けど東北地方在住で、東北近辺を旅行されるという方には心強いサービスと言えますね。
Suicaアプリ経由なら東北・北陸地方への新幹線代が割引に
他にもSuicaアプリ経由で新幹線を予約すれば、代金がいくらか安くなります。
現在は以下の路線が対象となっております。
対象となる路線
- 北海道新幹線
- 東北・山形・秋田新幹線
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
これらの路線の新幹線をSuicaアプリから予約すれば、いくらか安くなります。
金券ショップで安く新幹線切符を購入する
他にも金券ショップで新幹線切符を購入すればいくらか交通費を浮かせられます。
全国の新幹線の区間の切符を購入することが出来ます。
割引率にして大体5%前後くらいですかね。
ただ、金券ショップまで切符を購入するという手間が生じてしまうというネックはあるんですけどね。
宿泊費を抑えて旅行する
宿泊費を抑えることも節約旅行をするうえで重要なポイントです。
ホテルの予約サイトとかで何気なくオススメのプランを選んでいませんか?
何も考えずに選んでいるのであれば、かなり損をしているかもしれません。
ここからは宿泊費を抑える方法について書いていきますね。
ゲストハウスとか、ドミトリー式のところを取る
まず一つは、ホテルや旅館ではなく、ゲストハウスとかのドミトリー式の宿を取ることです。
この形式であれば1泊3-4,000円程度で泊まることが出来ます。
ただし知らない人と相部屋になりますし、諸々の設備が共用となるのでくつろぐのにはやや不向きですね。
この辺のメリットデメリットについてはこちらの記事で詳しく書いています。
ホテル・旅館で安く泊まる方法
「旅行行くからにはホテルとか旅館でくつろぎたい」っていう人も中にはいると思います。
ここからはホテルや旅館を安く取る方法について解説していきます。
詳しい割引プランなどについては、こちらに詳しく書いてあります。
素泊まりプランにする
食へのこだわりが無い限りはホテルで食事は付けないようにしましょう。
ホテルで食事を摂るのは結構割高だったりします。
例えばぼくが今度能登で泊まるホテル、こちら朝食付くだけで1,700円も値上がりしてしまいます。
コンビニとかで買って妥協すれば500円程度で抑えられることを考えると、かなりの節約効果が出ると言えますね。
もちろん、食事にこだわるのであればここをカットする必要はありません。
しかし、食事は何でもいいと考えられるのであればホテルの食事を取るのは得策ではありませんね。
前もって予約を取ると割引プランが適用される
大半のホテルでは前もって予約を取った方が割引が効く場合が多いです。
例えば1か月前とかから予約しておけば通常10,000円するところが7,500円程度で予約できることもあります。
値引き額はホテルによってバラバラですが、早めの予約こそが安くホテルを確保できるので「旅行に行く」と決めたのであれば、前もってプランを立てたほうがいいですね。
旅館によっては平日の方が安い場合も
これは旅館により蹴りですが、平日に安いプランを打ち出しているところもあります。
ぼくが見たホテルでは、平日の方が金土日よりも1,000円程安いところがありました。
この記事では平日の旅行をおススメしているのですが、おススメする理由は旅館が安くなる場合もある、ということなんですね。
楽天トラベルから予約すれば楽天スーパーポイントが付与されてお得になる
ホテルの予約をするなら、楽天トラベルから予約すれば楽天ポイントで還元されてお得に宿泊できます。
宿泊代の1%が楽天スーパーポイントとして付与されるので、そのたまったポイントを旅行先で使うという節約方法も取ることが出来ます。
さらに楽天トラベルを楽天カードで予約することで、楽天ポイントの還元率が更に+1%になり、より一層お得になりますよ。
食費を抑えて旅行をする
旅行中の食費もまた、大きい出費となります。
ご当地のグルメを食べたり、その地域で旬のものを食べたり、ホテルで食べたりした場合も高くついてしまいますね。
先述の通り、宿をとるときに素泊まりプランにすれば食費はかなり安く済ませられます。
食にこだわりたい人はここを削る必要はありませんが、特にこだわりが無いという人は見直してもいい項目と言えます。
旅行初日は弁当などで対応する
旅行初日の昼、夜ご飯は家でお弁当を作って持っていくのも節約の手。
外食すれば1,000円前後するのに対して、自分で作れば300円程度で抑えられるので節約効果としてはかなり大きいです。
とはいえ弁当で大変なのが、衛生面の問題。
特に夏場なんかはどうしても気になりますよね。
夏場でも弁当を持っていきたいという人は、クーラーボックスを用意してはいかがでしょう。
夏の暑い日でも衛生面を気にせず 食べれるようになりますね。
「冷たいお弁当なんて嫌だよ」という人は、、、まあ弁当は諦めるしか無いですね。
素泊まりにして外食・コンビニ弁当でもかなり安くなる
弁当持参が一番効果がある節約方法ではあるのですが、
宿を素泊まりプランにすれば外食してもコンビニ弁当を買っても安くはなります。
外食してその地域のご当地グルメを食べるのもいいですね。
ホテルで食事を取ると1,500円くらいとられる場合もありますが、いわゆるB級グルメであれば大抵は1,000円もしません。
一例をあげると、東海地方で展開しているパスタ・デ・ココや石川県にあるゴーゴーカレーなんかは、8-900円の価格帯で食べられますね。
パスタ・デ・ココ
カレーライスのチェーン店「CoCo壱番屋」が運営しているあんかけスパ専門店。
現在は愛知・岐阜県を中心に展開しており、東京にも一店舗だけオープンしている
ゴーゴーカレー
株式会社ゴーゴーカレーグループが運営する、金沢カレーのチェーン店。
石川県、東京都を中心に展開している
コンビニなんかはその地域にしかない店舗を訪れるのも面白そうですね。
北海道・茨城県ある「セイコーマート」とか寄ってみると面白い発見があるかもしれませんよ。
お金が掛からないところを回って、観光地を節約する
観光地もまた、旅行中の出費がかさむ要因の一つでは無いでしょうか。
一つの場所なら高くないところでも、いくつも回っているとかなりの金額になってきます。
であれば、お金が掛からなかったり、少額で済むような場所も回ってみるといいでしょう。
お金が掛からないような観光地だと、このあたりでしょうか?
- 有名な神社、お寺
- 世界遺産とかに登録されている自然観光地
- 公園
- 博物館(500-1,000円程度)
自然が好きな人にとっては特に公園とか自然観光地なんかはお金が掛からないので、有意義に過ごせそうですよね。
まとめ
というわけで節約しながら旅行する方法についてまとめていきます。
- 自家用車で行く場合は深夜割を活用し、車中泊で過ごす
- 新幹線を使うのであれば「ぷらっとこだま」(東京―大阪間のみ)
- 高速バスの利用(平日利用なら更にお得)
- 素泊まりプランを選ぶ(食費節約にもつながる)
- 1か月以上前もって予約を取る
- 旅館によっては平日宿泊で安くなる場合も
- 弁当持参(衛生面には要注意)
- 現地のコンビニ・スーパーを活用
とはいえ節約しながら旅行というのは、不必要な項目をカットして必要なところにお金を使うというのが鉄則です。
ここをはっきりさせないと節約旅行ではなくただの「みすぼらしい旅行」となってしまいます。
例えば本当は現地でゆっくり過ごしたいのに宿代を節約したいために安くて古く落ち着くことが出来ない旅館を取ってしまっては、本末転倒です。
この記事に書いてあることを参考にする前に、まず自分が旅行で何を求めるのか、を知ることが節約旅行への第一歩と言えます。