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東京で一人暮らし、電気代が一番安く済む電力会社はどこ??【主要五社比較】

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生活する上で欠かせない費用の一つが電気代、契約している電力会社によって電気代が異なるのはご存知ですか?

電力会社の切り替えは、節電をすることなく電気代を安くすることが出来るので、節約をするうえでは最も手を付けやすい項目の一つなのです。

しかし電力会社を選べると言っても、「じゃあどこが一番安いの??」っていう悩みになるのではないでしょうか。

今回の記事では、東京電力管内(東京、山梨、神奈川、埼玉、群馬、茨城、栃木、静岡県東部)にお住まいで、尚且つ一人暮らしの人はどの電力会社が最も安いのか、ぼくの生活を基に算出してみました。

今回は電力会社の主要と思われる5社であるTEPCO(東京電力)楽天でんきENEOSでんきLooopでんきあしたでんきを比較対象としています。

実際に算出した結果だけを先にお伝えすると、あしたでんきが最安値という結果になり、最高値であったTEPCOに比べて年間で3,000円ほどの差が出ました。

それぞれ料金プランが異なるので全員に当てはまるわけでは無いですが、一人暮らしであればあしたでんきを選んでおけば、外れないと言っていいでしょう。

あしたでんきに切り替える

電力会社を選ぶだけで3,000円の節約が実現できるかも??

冒頭の通りですが、今住んでいるお家の電力会社を切り替えるだけで電気代の節約を実現することが出来ますよ。

しかも、節電することなく、です。

電力会社を選んだ記憶がないのであれば、東京電力が管轄しているTEPCOから、電気が供給されていることになります。

「電力会社切り替えるなんて一軒家の持ち家だけの話じゃないの??」と思われるかもしれませんが、賃貸でアパート・マンション住まいであっても出来ます。というより、やりましょう!

手続きから切り替えまでに1-2か月ほど掛かることもありますが、あなたがやることは電力会社から送られる請求書を手元に置いて、5分ほど必要事項の入力をするだけなのですぐに出来ます。

電力会社を選ばないというのは、非常に損なことなのです。

つちまる
つちまる
生活を変える必要が無いから、ストレスも無くとかかりやすい節約術なんです

主要五社の料金プランの比較

今回はTEPCO(東京電力)に加えて楽天でんきENEOSでんきLooopでんきあしたでんきの計五社の算出をしてみました。

まずこの五社の料金プランはどんな感じなのか、見てみますね。

金額はいずれも30Aの場合の金額です。

(スマホで閲覧されている方は、横画面にした方が見やすくなります)

基本料金 ~120kwh
(/kWh)
~300kwh
(/kWh)
300kwh~
(/kWh)
備考
TEPCO 858円 19.88円 26.46円 30.57円 料金プランは2019/11以降のもの
ENEOS 842.4円 19.52円 24.09円 25.75円 ガソリン利用量に応じて割引
楽天 0円 26.0円 ・利用額に応じて楽天ポイント付与
楽天市場での買い物の際、ポイント付与率アップ
Looop
あした 25.5円

基本料金が定められている会社と、0円の会社の二種類がありますね。

料金プランを比較してみると、ENEOSでんきかあしたでんきか、という感じに思えます。

ENEOSでんきについてはさらに、ENEOSカードで電気代の支払いをした場合、ENEOSで補給したガソリン1ℓごとに1円引きのサービスもあります。

それ以外だと楽天でんきでは利用額の0.5%が楽天ポイントとして付与されるのに加え、楽天市場でのお買い物の際にポイント還元率が0.5%上乗せされます。

とはいえ料金プランだけ見てみても、どのサービスが実際に安くなるのか分からない部分がありますよね。

というわけで、栃木県で一人暮らしをしているぼくの実際に電気使用量を基に、当記事で挙げている五社の料金プランに当てはめて比較してみましょう。

一人暮らししているつちまる家の電気使用量

ではぼくの実際の電気使用量はどのくらいなのか、というところについて説明していきますね。

他の人と比較したことは無いのですが、ぼくはぶっちゃけ節電意識はあまりない方だと思っています。

冷房・暖房も設定温度を緩めたりすることはあっても必要だと思ったら必ず点けるし、使わない家電であってもコンセントは差しっぱなしです。

直近12か月間の実際の電気使用量

で、ぼくの直近12か月間の電気使用量はこちらです。

電気使用量(kwh)
2018/8 229
2018/9 201
2018/10 160
2018/11 153
2018/12 133
2019/1 197
2019/2 214
2019/3 178
2019/4 197
2019/5 159
2019/6 157
2019/7 162

当然ながら、冷房・暖房を使う冬・夏の期間は電気使用量が多いですね。

そして、一人暮らしの平均の電気使用量は156kWhというデータもあるので、他の一人暮らし世帯よりも電気使用量は多いと言えます。

ではどんな生活をしているのか、ざっくりと次で説明します。

ルリまる
ルリまる
いやいや、30の男の暮らしぶりを知って誰が得するんだよ!?
つちまる
つちまる
ですよね~・・・料金比較が気になる方はこちらからジャンプしてね

我が家で使っている家電

我が家で使っている家電はこんな感じです。

朝使っている家電

  • オーブントースター
  • 電気ケトル

夜使っている家電

  • フードスライサー
  • 炊飯器
  • IHコンロ
  • 電子レンジ
  • ドライヤー

その他家にある家電

  • 冷蔵庫
  • パソコン
  • テレビ
  • ドラム式洗濯乾燥機

季節家電

  • エアコン
  • サーキュレーター
  • コタツ
  • 電気毛布
  • 電気ブランケット

冬場に関しては、コタツ・電気毛布・電気ブランケットをフル稼働することで暖房の設定温度は16℃と、低めに設定して電気代が跳ね上がらないように生活しています。

他の家庭と比べて電気代が掛かりそうな家電と言えば、ドラム式洗濯乾燥機でしょうかね。

乾燥機能を使っているので、この部分については電気代を食っているはず。

それ以外は他の一人暮らし世帯と同じレベルではないかと思います。

実際に五社の中でどこが一番安いか電気代を算出してみた

というわけでここからは、上記の電気使用量を各電力会社が定める料金プランに当てはめて、電気代を一括で比較してみました。

その結果がこちら

TEPCO ENEOS 楽天 Looop あした
2018/8 6137 5819 5963 5963 5848
2018/9 5388 5137 5227 5227 5126
2018/10 4294 4141 4152 4152 4072
2018/11 4120 3982 3981 3981 3904
2018/12 3591 3501 3462 3462 3395
2019/1 5271 5031 5113 5113 5014
2019/2 5744 5461 5577 5577 5469
2019/3 4778 4582 4628 4628 4539
2019/4 5281 5040 5122 5122 5024
2019/5 4276 4124 4134 4134 4055
2019/6 4223 4076 4082 4082 4004
2019/7 4355 4197 4212 4212 4131
年間合計 57457 55091 55652 55652 54581

青太字はその月の最安値

12か月間中10か月間で、あしたでんきが最安値という結果となりました。

あしたでんきが最安値にならなかったのは二か月間だけ。

8月と2月という、最もエアコンを使うシーズンに限るとENEOSでんきの方が安く済みますね。

反対に最も高い金額はTEPCOで、季節に関係なく最高値となりました。

入居してから電力会社を変更していないのであれば、TEPCOがデフォルトなので、早めに切り替えるようにしましょうね。

なお、実際の電気代請求の際には、この金額に「再生エネルギー発電促進賦課金」と「燃料費調整制度」が関わってきますが、この二点については割愛して算出しています。

一人暮らしであれば基本的にあしたでんきが最安値

上記の電気代比較について考察します。

年間を通じて見てみると、あしたでんきの方が安く済むことが分かります。

しかしエアコンを使うシーズン、電気使用量が多くなるとENEOSでんきとの差が少なくなり、使用量が一定以上になるとENEOSでんきの方が安くなります。

ENEOSでんきとあしたでんきの電気代が同じになる使用量が大体208.5kWh。

毎月の平均でこれよりも低い場合はあしたでんき、これよりも高い場合はENEOSでんきが一番最適なプランと言えます。

とはいえ先述の通り、一人暮らしの場合の平均電気使用量が156kWhということを考えると、あしたでんきを選んでおけばオッケーと言えそうです。

あしたでんきに切り替える

こんな人はあしたでんきじゃない方が良いかも

一人暮らしの電気使用量においてはぼくの算出から分かる通り、あしたでんきの方がお得になります。

しかし上記のものは電気代のみの場合の話で、電力会社によってはその他サービスで割引になるケースもあります。

そのため、以下に該当する人はあしたでんきではない方が良いです。

車を所有・運転する人はガソリン代がお得になるENEOSでんき

先述で『電気使用量が月平均208.5kWh以上の人はENEOSでんきがお得になる』と解説しましたが、それ以外にも車を持っている人はお得になる場合があります。

ENEOSでんきでは、ガソリンを値引きできるサービスがあります。

その条件は、ENEOSのガソリンスタンドでENEOSカードで決済し、そのENEOSカードでENEOSでんきの決済を行うこと。

この方法によって、ENEOSガソリンスタンドで補給したガソリン1ℓごとに1円が割引されます。

車をお持ちの方は、毎月のガソリン使用量を基に算出してみて下さいね。

↓ENEOSでんきでこれだけ安くなった↓

https://saving-life-cost.net/electronic_free/

ENEOSでんきに切り替える

楽天市場で買い物をよくするのであれば楽天でんき

あしたでんきと同じ料金体系を取っている楽天でんき。

楽天ポイント付与分を相殺したとしてもあしたでんきの料金には及びません。

しかし、楽天でんきでは楽天市場のスーパーポイントアッププログラムに指定されているため、楽天市場で買い物をした時にポイント付与率が0.5%上乗せされます。

そのため楽天市場で買い物をよくされる方は、あしたでんきよりも安くなる可能性があるのです。

ぼくは現在楽天でんきを利用しているのですが、楽天市場でのポイント付与アップを見込んで契約しています。

まとめと結論

というわけでこの記事の結論とまとめに入ります。

結論としては

東京電力管轄内で一人暮らしをするなら、あしたでんきが最も安い

ということになります。

しかし、あしたでんきが必ずしも誰にでも適するというわけではありません。

  • 楽天市場でよく買い物をする⇒楽天でんき
  • 車を所有・運転する⇒ENEOSでんき

このような場合はあしたでんきと比較してみるべきです。

あしたでんきを選ぶべきかは置いておくとしても、電力会社は選ばないと高く支払わされているということを、まず自覚するべきです。

手続き一つで毎月の電気代が安くなり、節電をする必要もありません。

ぜひこれを機に

今回、あなたの電気使用量に応じて最も安い電力会社が分かるエクセル表を添付しました。

【東京電力管轄内】主要電力会社一括比較表

こちらのファイルを参考に、あなたにとって最も適切な電力会社を選んでみて下さいね。