年収はほぼぴったり300万円の低年収社会人、つちまる@tcdtkhsです。
親と電話するたびに「その給料でやっていけてるの??」と毎度心配されます。
世間から見ると単身であっても年収300万円の生活は大変であるというイメージを持たれているそうです。
結論から行くと、独身である分には年収300万円でも十分に楽しく生活が出来ます。
とはいえぼくと同じくらいの所得の人が「他の人はどんな生活をしているのだろう」と気になる人も中にはいると思います。
そこで今回は、ぼくの年収300万円生活の実態を公開するとともに、年収300万円でも不自由なく楽しく生活するために工夫すべきポイントについて解説していきます。
Contents
年収300万円の内訳
まずぼくの収入の内訳から公開していきます。
本業の額面、税金、社会保険、手取りはこんな感じとなっています。
内訳 | |
額面 | 236,334円 |
住民税・所得税 | -13,200円 |
健保・介護保険 | -11,880円 |
厚生年金 | -21,960円 |
雇用保険 | -709円 |
手取り額 | 188,585円 |
これに加えて、ブログ収益が入ります。
ちなみにブログ収益を計算してみたところ、157,700円でした。
よって実際に手元に入ってくる金額は242万円程度となります。
ブログ収益については変動があるものの、平均してだいたい月20万円くらいで生活していくことになります。
年収300万円生活の実態を公開
ここからは年収300万円(手取りにして240万円)のぼくの生活の実態を公開します。
今回は以下の10項目の視点ごとにぼくがどんな生活をしているのか書いていきます。
<生活の視点>
- ファッション
- 遊び・趣味
- 買い物
- IT機器
- 家事・家電
- 恋愛
- 食事
- 住まい
- 乗り物(車、電車)
- お金(ふるさと納税、投資等)
1.ファッションについて
ファッションについてはあまりこだわりが無いので、大抵はユニクロで済ませています。
ユニクロだけでも必要最低限のコーディネートは作れますし、なにより安くて丈夫なので割と長く着れるんです。
さらに服を買う頻度を抑えるために、コーディネートアプリで手持ち服だけで上手く着合わせられるように努めています。
ぼくが使っているアプリはBEST STYLE MEというもの。
有料ですが、自分の服だけでコーディネートを選定してくれるので、手持ちの服を無駄にすることなく過ごすことが出来ます。
https://saving-life-cost.net/fasshon_apply/
唯一お金を掛けているのが美容院。
毎月4500円でカットしてもらっています。
これについても一応節約する方法はあって、カットモデルとして応募すればここ浮かせることはできるのですが、
髪型はちゃんと整えたいな、と思ってるので敢えて使っていません。
ファッションにこだわりが無いタイプなので、この項目は比較的安上がりになる
2.遊び・趣味
趣味について
最近の趣味はなんといってもカメラ。特に野鳥の写真撮影にはまっています。
それと同時に取り組んでいるのがバードウォッチング。
必要なのは双眼鏡だけなので、そんなにお金が掛かるわけではありません。
ちなみにカメラは一眼レフのエントリーモデル、Nikon D3400に7万円の望遠レンズを装着しています。
この装備だけでもやって行けていますが、レンズは色々と欲しくなるんですよねぇ。
ただ、望遠レンズはめちゃくちゃ高いのでなかなか手を出せないというのが正直なところ。
大抵のレンズは最低でも20-30万はするので、年収300万の人にとっては割と人生掛けるレベルでの出費になります。
来年末には今よりもいいレンズを手に入れられることを目標に頑張っています。
旅行
年収300万でも国内旅行であれば何度か行くことはできます。
今年も1月末に実家に戻るがてら秩父・箱根に寄りながら温泉に浸かってきました。
また8月には金沢に住んでいる祖父母に会いに行くついでに温泉旅行へ行ってきました。
更につい先日も群馬へ日帰り温泉に行ってきました。
さすがにヨーロッパへ4泊5日、とかになると前もって貯金するなりの計画が必要になりますが、
国内で1泊2日レベルの旅行であれば豪遊でもしない限りは何度か行けるレベルです。
高額にならない趣味なら普通に楽しむことはできる。
ただし、海外旅行やお金が掛かる趣味に手を付けるには計画を立てる必要あり
3.買い物
キャッシュレス
買い物は基本キャッシュレスで済ませています。
カード決済でポイントを貯めまくり、そのたまったポイントをお得に活用する、という好循環を生み出すことが出来ます。
実際にエポスカードを使ってエポスポイントを2万円相当分も貯めることに成功しましたからね。
ただしキャッシュレス派使い過ぎたときは結構悲惨なことになるので、注意は必要です。
現金と違って歯止めが利かないですからね。
セールについて
セールの時こそ買い物には気を付けていますね。
セールの時ってつい強気になってしまうので、いらない物まで買ってしまうことが多いんです。
なので、セールがあることが事前に分かっているときは、自分が必ず使うものをピックアップし、それだけを購入するということを意識しています。
先日あったAmazonサイバーマンデー、あれでつい不要なものを買っちゃった人って結構いるんじゃないかな。
お得に買い物するためにキャッシュレスに慣れるのは必須
4.IT機器(スマホ、PCなど)
スマートフォン
スマホは今年5月くらいにiPhone5Sから8に乗り換えました。
かなり程度がいい中古品を購入で、8万円くらいしました。
ここについては、買うことを想定して貯金していたので家計にもそんなに影響は無かったです。
5Sに比べると非常にサクサク動くので、スマホについては背伸びしてでもある程度最新機種を選んだ方がいいな、と8を持ってみて感じましたね。
PC・タブレット
PCは今年買い替えようかな、と思ったのですがそこまでお金を回せないので断念。
2013年にインテルCore i7の最新PCを20万ほどかけて購入。5年経ちましたが、まだまだ現役で動くので、買い替えるとしたら再来年くらいかなぁ。
ブログ書いたり画像編集したりする分には困ることは無いので、当面は今のPCのまま作業する予定です。
電子書籍の用途でiPadも使ってます。
こちらは2年前に第4世代(2012年発売)を使用しています。
型としては結構古いですが、まだまだ動くので買い替えられません。
電子書籍のおかげで我が家の本棚はいつもスッキリしています。
最新機器も計画的な貯金で手に入れられる
5.家事・家電
自炊をしているということもあり、人並の家事はこなしていると思います。
家事をするうえで楽をしていることと言えば、皿洗いは自動食洗器を使っていること、そして料理はフライパンではなく炊飯器で行っているという点。
食洗器は皿洗いの負担が大きく減るので一人暮らしがめっちゃ楽になります。
皿洗いってご飯食べ終わった後にやらないといけないっていう精神的な負担がかなり大きいんですよね。
それを省略できるというのは、ぼくのなかではかなり精神衛生を保ってくれる家電と言っていいです。
毎日の料理も手間を省くために炊飯器で同時調理できるものにしました。
これによって一品作る時間を短縮できるので、非常に重宝しています。
今時短できる家電で欲しいものは、ドラム式洗濯乾燥機。
今すぐにでも欲しいところなのですが、安いものでも8万はすることから簡単には手を出せません。
買うのはもう少し先かなぁ。
6.恋愛
今まで恋愛にはご無沙汰していたのですが、つい先日マッチングアプリがきっかけでようやく彼女が出来ました。
彼女が出来るまでの3か月間くらいは、色んな対策を取ったおかげで出費がかなり大きかったですが、
それまではマッチングアプリ代7-8000円くらい(2つくらい掛け持ちしてた)だったので、そこまでお金は掛かっていません。
それだけに、ここ最近彼女が出来てからは色んなところへ遊びに行ったり、クリスマスだったりしてるので来月の出費がいくらになるのかガクガクブルブルしながら過ごしております。
7.食事
食事は基本的には自炊。仕事で遅くなったりしたときはたまーに、地元で人気のレストランで済ませることも。
夕食については毎食250円程度で収まっているので、普通の人よりはかなりこの辺は節約できているはずです。
意外と出費が重くなりがちなランチについては、ご飯とレトルトカレーを持って行ったり、安上がりなカップ麺で済ませたり、色々です。
どちらも200円いかないくらいかな。
けど、この2パターンだけだと飽きるので、たまにはコンビニ弁当でも食べたいな、と思う時もあります。
食費を抑えられる自炊のスタイルを確立することが、節約のポイント
8.住まい
今住んでいるところは月39,000円の2Kの部屋です。
田舎は安い安いという話はよく聞きますが、まともな物件は別に安くないです。
そこらの地方都市と大差無いんじゃないか??
ぶっちゃけ欲を言うと、もう少し家賃高くても広い物件に引っ越したいです。
我が家のものの量で6畳2部屋はちょっと狭いです。
下手に家賃を上げると、そこに連動するかのように他の出費も上がってしまうので注意が必要
9.乗り物(車、電車)
車について
車は半年ほど前に2004年式のデミオから、2016年式のCX-3に乗り換えました。
CX-3を買うのに掛かった費用が200万近く、かなり貯金を崩しました。
ですが、乗り心地はめっちゃいいし、諸々の車内設備が最新物で便利だしで、不満は一切なしです。
それに、燃費が良くなっただけでなくガソリンから軽油になったことによりランニングコストが下がり、あとエンジンオイルもディーゼル車のものはガソリン車に比べて安いです。
前の車が壊れるリスクとランニングコストが下がったことを考えると、長い目で見ると元は取れますね。
燃費が良くなったと言っても、自分でガソリンを安くする方法は身に付けておきましょう。
車の運転の仕方で燃費はかなり変わってきます。優しい運転を心がければ燃費も良くなり、節約になります。
ガソリンを買うにしてもカードを上手く使えば普通よりも安く買うことが出来ます。
ぼくが使っているのはENEOSカード。ぼくの場合は半年間で1,300円相当も安く出来ました。
電車
生活圏が車必須なエリアということもあり、基本的に電車に乗ることはありません。
電車に乗るときは、月に1回ほど東京に遊びに行くときくらい。
車で駅まで1時間、電車賃が往復で3,000円くらい。
東京に住むのは御免ですが、たまに遊びに行くには刺激的で楽しい場所だと思います。
燃費がいい車を選べばランニングコストは安く済む。
一番は軽自動車、普通車よりもかなり安上がりになる。
普通車でもディーゼル車だと燃料代・エンジンオイル代がガソリン車に比べると安くなる
10.お金(ふるさと納税、投資等)
ふるさと納税
ふるさと納税は試算上は25,000円程納税できますが、源泉徴収票が来るまでは待ちですね。
とりあえず今は15,000円分だけ納税しています。
そのうち5,000円納めた返礼品として5kgのお米をもらったので、食費の節約に貢献できています。
投資・資産運用
投資については、今やっているのはロボアドバイザーとつみたてNISAの二つ。
ロボアドバイザーはWealthNaviで毎月1万円積み立てています。
ちなみに今ポートフォリオを見てみたら、-11%という大赤字を記録
銀行に預けていても増えることは無いので、まあ長期的な目線で淡々と取り組んでいきます。
つみたてNISAは楽天証券を使っています。
毎月5,000円と、ちまちまと投資していますが、運用益が非課税になることでお得になるので、資金に余裕があればもう少しこちらにソースを割きたいところ。
とはいえもともと経済的に余裕があるわけでは無いので、正直目先で使えるお金は残して投資に力は入れたくないという気持ちもあります。
貯金
実はここ1年間くらいですが、貯金は全然できていません。
もともとそれなりにまだ貯金が残っていることと、あと生活に必要なものを買ったりしていると意外と貯金に回すソースが無かったりします。
とはいえここ1年間くらいでかなり必要なものは揃えられたので、来年のどこかでドラム式洗濯乾燥機を買ったら貯金モードに入ろうかな、と思っています。
収入が低いうちは、高額なものを買うのに備えて貯金は必須。
将来に備えて投資もいいけれど、目先のこともちゃんと考えよう
まとめ
年収300万円の生活についてまとめていきます。
- 日常生活を過ごす分には全然問題なく過ごせる
- 趣味とか遊びも、お金が掛かり過ぎない限りは十分に楽しむことが出来る
- ただし高額商品(10万円以上)を買うとなると、事前に貯金の計画をする必要がある
- 投資に回すのもいいけど、周りの人に比べて余力が少ない低年収のうちは貯金しておいた方がいいよね
こんな感じでぼくは毎日ほのぼのと生活できています。
「貯金大事だよ」と言ってる割に、ここ1年間くらいは貯金を全然してこなかったので、来年は貯金をつくることを目標に節約に励みます。
まず10万円を貯めることをコミットします。
というわけで当分はまだまだ年収300万円生活が続きますが、引き続きほのぼのと過ごしていきますよ。