つちまる@tcdtkhsです。
本当は食べられた食材を捨てるのって抵抗ありますよね??
自炊をしていると、食材廃棄の問題にはどうしてもぶち当たってしまいます。
特に野菜なんかは冷蔵庫で保管していても腐りやすいですからね。
けど、ここ数ヶ月くらい、ぼくは食材を捨てることが無くなりました。
その理由は、野菜を冷凍庫に保存することにしたからなんですね。
この記事では、野菜を冷凍庫で保存するメリットについて説明していきます。
野菜を冷凍保存する上で参考にした書籍がこちら
Contents
野菜を冷凍保存することで期限が延びる
この記事を読まれている人の中には、そもそも野菜を冷凍保存できるの?と疑問に思われる方もいるかもしれませんね。
実は、食材にもよりますが野菜は冷凍保存が出来るのです。
例えばニンジンなんかだとぼくの体感的に2週間ほど放置してしまうと、傷んでくるように思います。
しかし冷凍庫で保存してしまえば1か月経っても普通に食べられます。
冷凍保存できる野菜一例
ではすべての野菜で冷凍保存できるか、と言われるとそうでもないんですね。
野菜によっては小さくカットして保存したり、味付けをしたうえで保存したりします。
しかし物によっては冷凍保存できないものもあります。
<冷凍保存できる野菜一例>
- ニンジン(小さくカットして冷凍)
- 大根(小さくカットして冷凍)
- 玉ねぎ(小さくカットして冷凍)
- もやし
- ほうれん草(茹でて冷やしたものを冷凍)
- ニラ(小さくカットして冷凍)
- エリンギ
- ブナシメジ
野菜の冷凍保存で食費が節約になる!?
野菜を冷凍保存できれば食べられる期限が延びる、ということは食材を腐らせて捨てることが減る、
ということは、食費の節約につながるんですねぇ。
実際にぼくが冷凍保存を始める以前は食材をどのくらい捨てたのか、計算していないので節約額を出すことはできないですが、
それでも食材を捨てることが無くなったので節約できてる実感は確かにあります。
冷凍保存が出来れば野菜が安い日にまとめ買いができる
野菜を冷凍保存して期限を延ばせるということは、買い物に行く回数が必然的に減ります。
買い物に行く回数が減るということは、スーパーで野菜が安い日に野菜をまとめ買いすることが出来るんですよね。
安い日にまとめ買いしてしまうことで食費を下げることは十分に可能です。
現にぼくはここ最近、1か月に1回くらいしか野菜を買わなくなりましたね。
冷凍庫にストックしている野菜を使い切ってから、また野菜が安い日に1ヶ月分くらいまとめ買いしてしまう感じ。
買い物回数が多いとそれが出来ないですからね。
ただし、余分なものを買わないようにだけ注意は必要です。
野菜を冷凍保存する節約以外のメリット
野菜を冷凍保存することで、食費節約以外のメリットもあります。
そのメリットは2つ
- 調理時間の短縮
- 冷凍庫内の保冷力向上
冷凍野菜利用で調理時間を短縮できる
まず冷凍野菜を利用することで調理時間を短縮することが出来ます。
冷凍保存する場合、基本的に最初から小さくカットした状態で保管します。
つまり調理の際は、野菜を切るという工程を省略することが出来ます。
通常の調理だと、調理のたびに野菜を切ったりしないといけないので時間が掛かります。
自炊を続ける上での大切なことは少しでも調理の手間を減らすこと。
冷凍保存をすることで調理時間を減らすことが出来、自炊を続ける状況をつくれるんですよね。
冷凍庫の保冷力が向上する
冷蔵庫の保冷力を向上させるためには詰め込み過ぎないこと、と聞いたことある人は多いと思います。
しかし一方で、冷凍庫の保冷力は逆に詰め込んだ方が向上するのです。
理由としては、冷凍庫で保管しているものは、凍っている者同士で冷やし合っており、それによる相乗効果でより一層冷凍庫内が冷えるのだとか。
冷凍庫の保冷力が向上するということは、冷蔵庫にかかる電気代の節約にもつながるのです。
そのため野菜を冷凍庫に詰め込んでしまえば庫内のものが増え、冷凍庫の保冷力が上がって電気代の節約にもなるので一石二鳥の節約になるんですね。
野菜の冷凍保存のやり方
ここで、ぼくが実際にやっている野菜の冷凍保存のやり方について説明します。
大まかな手順としてはこんな感じ
- 野菜の前処理(カット、茹で)
- ジッパー付き袋に入れて冷凍庫に保存
- そのまま調理or解凍してから調理
1.野菜の前処理をする
まず冷凍保存するにあたって、野菜の前処理をします。
野菜によって前処理の方法は異なりますが、基本的に野菜丸ごと冷凍庫へ入れることはありません。せいぜい丸ごと入れるのはもやしくらい。
根菜ものであれば皮をむいて小さく切ったり、青葉ものであればあらかじめ茹でてあく抜きする必要があります。
ちなみにぼくの場合、野菜を切るときはフードプロセッサーを使ってます。
これ一台あれば野菜をまとめ買いしても短時間で小さくカットできるのであれば非常に便利なアイテムです。
小さく切っておけば調理の時に使いやすくなるから出来るだけ小さくしておくのがオススメ
2.ジッパー付きの袋に前処理した野菜を入れる
小さく切るなどの前処理を終えたらそれをジップロックなどの、ジッパー付きの袋に入れます。
ジッパー付きの袋に入れる際は、空気をできるだけ抜いて薄く広げた状態で封をしましょう。
空気を抜くことで袋の体積が減るので保管がしやすくなります。
薄く広げる理由は、調理の時に野菜を取り出しやすくするため。
冷凍保存するとどうしても保管している野菜に霜が出来て、塊になってしまいます。
この時に薄く広げておくことでその野菜の塊を割りやすくなるので使いやすいのですが、分厚くなると必要分が取り出しづらくなるので却って調理の手間になることも。
↑ジップロックに入れて冷凍保存したエリンギ
↑こちらはニンジン。冷凍庫の中で折りたたまれた状態で保存していたのか、こんな形になってしまった
あと、ジッパー付きの袋を選ぶときは、冷凍保存用のものを選びましょう。
冷凍保存用の方が分厚くて破れにくいですし、何より冷凍庫内で臭い移りがしなくなりますので。
- ジッパー付きの袋は冷凍保存用を選ぶこと
- ジッパー袋に入れるときは薄く広げば取り出すときに使いやすい
3.調理にかける
冷凍保存した野菜を調理に使う時は、野菜にもよりますが凍ったまま使ったり、一度解凍してから使います。
味噌汁で使う時は凍ったままお鍋に入れて煮込んでいます。が、凍ったまま使うとお鍋を火にかける時間が長くなるのでオススメしません。
ガス代節約のために、冷凍野菜で味噌汁をつくるときは事前に解凍してから調理した方がいいです。
冷凍野菜を解凍する方法
調理に使う冷凍野菜を解凍するときは、基本的に常温に放置して解凍するのがオススメです。
電子レンジの解凍モードで入れるのもアリなのですが、ちょっとやりすぎると余計な熱が入ってしまいます。
ぼくの場合、自然解凍にするときは必要な野菜だけラップで包んでキッチンに適当に放置しています。
ちなみに一度解凍した野菜は使い切ることをお勧めします。
解凍することで野菜の中の水分が少し抜けてしまうのですが、もう一回それを冷凍して調理する、となると中身スカスカの野菜になってしまって美味しくないです(笑)
- 野菜の解凍は基本的に常温で放置する
- 一度解凍したものを再度冷凍しても美味しくないので使い切るのがオススメ
冷凍野菜を使用した調理一例
ここでは実際にぼくが冷凍野菜を使って調理したものの一例を取り上げていきます。
ぼくが冷凍野菜を使う時は、たいてい味噌汁か野菜ジュースをつくるときくらいなんですけどね。
味噌汁を調理
味噌汁を作るときは、必要な分の冷凍野菜をそのまま鍋にぶち込んで、それを煮込むだけです。
煮込む前に、一度解凍してから調理すればコンロにかける時間も減るのでガス代の節約にもなります。
冷凍保存する過程ですでに細かく切ってあるので、煮込むのにもそんなに時間が掛かりません。
冷凍野菜のストックさえあれば包丁すら使わずに味噌汁が作れてしまうので、洗い物が少なくてめっちゃ楽になります。
野菜ジュースをつくる
野菜ジュースをつくるのにも冷凍野菜は活躍します。
以前記事にした通り、我が家は朝食は野菜ジュースで済ませています。
冷凍野菜で野菜ジュースをつくるときは、必ず解凍してからにしましょう。
そうしないと野菜が硬すぎてミキサーの刃が傷んでしまいます。
ちなみにぼくは、つくる前夜に使う分だけ常温に置いておいて、翌朝に回答できていることを確認したうえでミキサーに入れて使うようにしています。
野菜の冷凍保存についてまとめ
というわけで野菜の冷凍保存についてまとめていきます。
<冷凍保存のメリット>
- 野菜を冷凍保存することで保存可能な期限が延び、野菜を捨てる必要が無くなる
- 廃棄食材が減れば食費の節約にもつながる
- 冷凍保存する過程であらかじめ小さく切るので調理の際、手間が省けて時短になる
<冷凍野菜を使う時>
- 冷凍した野菜を使う時は常温放置で解凍したり、そのまま調理に使ったりする
- 実際には一度解凍した方が光熱費の節約にもなるので解凍してから使うのがオススメ
- 解凍するごとに野菜の水分が抜けるので一度解凍した野菜は使い切った方がいい
傷みやすい野菜を冷凍保存にすることで食材廃棄が減り、食費の節約になるだけでなく調理の手間が省けて時短になります。
なので自炊をされる人は野菜を冷凍保存にしてみましょう。
合わせて、冷蔵庫の中の整理もきっちり取り組めば野菜以外の食材廃棄も減らすことが出来るようになりますよ。