エポスポイントの使い道にお悩みの人は多いのではないでしょうか。マルイで買い物をすると高還元率で付与されるエポスポイントは、実はさまざまなところで活用できます。
この記事ではエポスポイントの使い方について、詳しく解説しています。併せてエポスポイントを効率よく貯める方法についても、実体験を交えて紹介しています!
ポイントを活用すれば大きく節約につながるので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
エポスカードの概要
エポスカードとは、マルイが発行しているクレジットカードです。
マルイで洋服とかカバンを買うとお得な割引だったり、還元率が良かったりします。
ぼくはあまり恩恵を受けられていないのですが他にも、海外旅行に行った時の保険が手厚かったりするので旅行者には重宝されるカードなんだそうです。
エポスポイントを支払いに充てる方法7選
エポスポイントの使い道は以下の7つです。
- プリペイドカードへのチャージ
- マルイ店舗で支払いに充てる
- 商品券・ギフト券に交換
- エポスかんたん決済
- 他社ポイントへの移行
- 支援団体への寄付
- 投資に回す
- 年会費の支払いに充てる【プラチナ限定】
ぜひ、自分に合った使い方の参考にしてみてください。
1. プリペイドカードへのチャージ
エポスポイントはエポスプリペイドカードにチャージすれば、国際ブランドの提携店で買い物ができます。エポスポイントは楽天ポイントやTポイントのように提携店が少ないので、持っているだけでは非常に使いづらいです。
エポスプリペイドカードであればチャージ方法としてエポスポイントを選択でき、1円単位でチャージができるので、もて余すことなく消費できます。
さらにプリペイドカードで買い物をしたら0.5%キャッシュバックになるので、お得のサイクルを作れてしまいます。そのため、後述する他の方法の中で一番お得にお買い物ができます。
VISA提携店であればどこでも使えるので場所を選ぶこともありません。
2. マルイ店舗で支払いに充てる
先述の通りプリペイドカード無しでは基本的に普通の買い物でポイントを使うことはできません。
しかし、マルイ店舗に限っては、プリペイドカード無しでもポイントで割引にすることが出来ます。
使い方は簡単で、レジでの支払いの時に「エポスポイント使います」といえばオッケー。
3. 商品券・ギフト券に交換
エポスポイントは手数料なしで商品券やギフト券に交換できます。対象となる商品券やギフト券の中に普段利用しているサービスがある場合は、お得に支払いに充てられます。
交換可能な商品券およびギフト券を一部、以下にピックアップしてみました。
- クオカード
- マルイ商品券
- Amazonギフト券
- スターバックスカード
- Apple Gift Cardコード
商品券やギフト券はギフトにもうってつけです。記念日や大切な人へのプレゼントに交換するのもいいでしょう。ただし、Amazonギフト券を除いた商品券・ギフト券は交換可能単位が決められているので、まとまったポイントがないと交換できないようになっています。
そのため、1円単位で柔軟に活用したい場合はプリペイドカードへの移行、もしくはAmazonギフト券へ交換しましょう。
4. エポスかんたん決済
エポスのスマホ決済サービスである「エポスかんたん決済」でポイントを消化する方法もあります。エポスかんたん決済でポイントを消化する最大のメリットは、1ポイントから使えることです。
商品券や他社ポイントへ移行する場合、最小交換単位が決められているので、柔軟に消化できない問題があります。
また、エポスかんたん決済を利用する他のメリットとして、スマホをかざすだけで決済できるが挙げられます。普段の買い物が楽になるので、ぜひ導入してみてください。
5. 他社ポイントへの移行
エポスポイント以外に貯めているポイントサービスがある場合は、移行して1つにまとめる方法もあります。移行できるポイントサービスと最小交換単位は、以下の通りです。
ポイントサービス | 最小交換単位 |
ANAマイル | 1,000ポイント (→500マイル) |
ANA SKYコイン | 1,000ポイント |
JALマイル | 1,000ポイント (→500マイル) |
スターバックスカード | 500ポイント |
ノジマスーパーポイント | 500ポイント |
dポイント | 1,000ポイント |
Pontaポイント | 1,000ポイント |
基本的には1ポイント=1円相当ですが、マイルは2エポスポイント=1マイルでの交換となる点には注意が必要です。
エポスポイントも含め、ポイントはまとめて貯めたほうが使いやすくなります。そのため、エポスポイントの活用方法がなく、上記に該当するポイントサービスのポイントを貯めている場合は移行したほうが使いやすくなるでしょう。
6. 支援団体への寄付
特に欲しいものがない場合は、ポイントを使って寄付する方法もあります。500ポイント単位で好きな団体へ支援できます。
ただし、ポイントによる寄付を行ったとしても寄付金控除の対象にはならない点には、注意が必要です。
7. 投資に回す
エポスポイントはtsumiki証券株式会社が取り扱っている投資信託の購入に充てられるので、投資に回せます。100ポイントから始められるので、少額投資から入りたい人におすすめです。
投資信託の大きな特徴は、銀行預金よりも高利回りで運用できることです。
銀行預金よりも利回りが高いとはいえ、元本割れリスクがあることが投資への参入に悩んでいる人は多いでしょう。そこで、ポイントで投資すれば元本割れしたとしても損をすることにはならないので、安心して運用できるはずです。
ぜひ、投資初心者で元本割れに不安を感じている人は、エポスポイントによる投資信託を始めてみてください。
8. 年会費の支払いに充てる【プラチナ限定】
プラチナカード限定ですが、年会費をエポスポイントで支払えます。クレジットカードの年会費は年に1度なので、急な出費で焦ってしまう人は多いのではないでしょうか。
特にエポスプラチナカードは年会費が30,000円と高額なため、急な出費にしてはかなり板でに感じる人が多いはずです。年会費の支払いをエポスポイントで充てられれば、急に引き落とされて家計のやりくりに心配せずに済むでしょう。
エポスポイントを2万円貯めた方法
エポスカードで支払いをした時にもらえるポイントがエポスポイント。
去年は買い物の際に徹底的にエポスカードを使いこんだ結果、最終的に2万円相当のポイントが貯まりました。
2万円あれば、ぼくの場合は食費1.5ヶ月分に匹敵するのでかなり大きいです。
ただ、やみくもにカード決済していればポイントが貯まりまくるわけではありません。
そこで、エポスポイントを効率よく貯めた方法を公開していきます。
1. ゴールドカードのボーナスポイント
エポスカードのゴールドランクであれば、年間利用額が一定以上の場合に、最大1万円相当のボーナスポイントが付与されます。ボーナスポイントの条件は以下の通りです。
年間利用額 | 付与ポイント |
50万円 | 2,500円相当 |
100万円 | 10,000円相当 |
通常時に還元される0.5%分を合わせると、100万円決済時に15,000円相当のポイントを受け取れます。
クレジットカードの決済額が100万円を超える人は、エポスカードゴールドがおすすめです。
2. 最大3つのお店でポイント還元率が2倍にできる
エポスカードでポイントを効率良く貯めるほかの方法として、「選べるポイントアップショップ」というものがあります。
これどういうシステムかというと、エポスカードで提携している店舗の中から最大3つ選ぶと、そこで買い物をすると獲得ポイントが2-3倍になるというものです。
ちなみにぼくは、この制度だけで直近半年間で876ポイントを獲得しました。
参考までに、ぼくが選んだお店は以下の3つ。
- セブンイレブン
- ヤマダ電機
- スターバックス
コンビニはセブンイレブン以外にもファミリーマートやローソンも対象なので、最寄り店舗を1つ選ぶといいでしょう。
「店舗を登録してみたけど実際には使っていないな…」という場合でも、入れ替えはできるのでご安心ください。使わなくなった店舗は外して、新たに使うようになった店舗を登録しなおせばお得に使い続けられます。
ただし、選べるポイントアップショップで選んだ店舗は選んでから3ヶ月間は変更できないので、慎重に選びましょう。
3. たまるマーケット利用でポイントアップ最大30倍
「たまるマーケット」というサービスにより、ポイントが2-30倍にアップすることもあります。
ネットショッピングでの買い物限定ですが、こちらは「選べるポイントアップショップ」とは違い、店舗数に制限が無いのがポイント。
Amazonや楽天、Yahooショッピングといった大手ネット通販を始め、様々なネット通販店と提携しているのでネット通販をよく使う人にとってはお得な制度なんです。
ジャンルも本当に幅広く、
- ファッション
- 旅行
- 美容系
- 家具関連
などなど、色んな店舗と提携しています。
あとは、アウトドアショップの好日山荘で買い物した時にポイントが13倍になっており、がっぽり入ったのを覚えています。
エポスカードの還元率
ここまで効率よく貯められると「逆に通常時の還元率はそんなに良くないのでは?」と疑問に思われる人も出てくるでしょう。実際のところ、エポスカードは通常時の還元率は他のクレジットカードに比べると低めと言えます。
エポスカードには通常のカードに加えてゴールドカード、さらにその上のプラチナカードの3種類があります。ポイント還元率はカードランクに関係なく一律となっています。
ノーマル | ゴールド | プラチナ | |
還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
年会費 | 無料 | 5,000円 (50万円以上/年で永年無料) |
30,000円 (100万円利用で20,000円に) |
ボーナスポイント | なし | 最大10,000円相当 | 最大100,000円相当 |
ポイント有効期限 | 2年間 | なし | なし |
その他 | なし | 特定3店舗でポイント倍増空港ラウンジ・レストラン等利用可能 | ゴールド会員特典に加え、「プライオリティ・パス」無料登録で、世界の空港VIPラウンジが利用可能 |
そのため、ポイントを貯める場合は先述した方法をうまく活用しましょう。ここからは、エポスカードの還元率について解説します。
通常決済の還元率は0.5%
エポスカードの通常支払いの還元率は、200円ごとに1ポイントです。還元率1%相当の楽天カードやPayPayカードに比べると低めであることがわかります。
そのため、エポスポイントを効率よく貯めるためには、ゴールド・プラチナカードのボーナスポイントや「たまるマーケット」などを上手く活用知る必要があります。
ボーナス込みのゴールドカードの還元率
ゴールドカードの場合、ボーナスポイントを含めた場合の還元率は1.5%となります。年間決済額が100万円だった場合における還元率の計算式は、以下の通りです。
100万円×0.5%+10,000
=5,000+10,000
=15,000ポイント
年間決済額100万円が1つのハードルになりますが、決済する人にとっては非常にお得な仕組みとなっています。さらに、ゴールドカードの場合は一度でも年間決済額が50万円を超えると、年会費が無料になるので、チャレンジしてみる余地は十分にあるでしょう。
ポイントが貯まりやすいうえに年会費無料になるハードルも低いので、ゴールドカードにランクアップするのはメリットしかないと言えます。
ボーナス込みのプラチナカードの還元率
エポスカードにはゴールドカードの上位に当たるのがプラチナカードです。プラチナカードはゴールドカードに比べて、よりリッチな特典がある上にボーナスポイントの天井がさらに上がります。
プラチナカードのボーナスポイントおよび条件となる年間利用額は以下の通りです。
年間利用額 | ボーナスポイント | 実質還元率 |
100万円以上 | 20,000ポイント | 2.5% |
200万円以上 | 30,000ポイント | 2.0% |
300万円以上 | 40,000ポイント | 1.83% |
500万円以上 | 50,000ポイント | 1.5% |
700万円以上 | 60,000ポイント | 1.36% |
900万円以上 | 70,000ポイント | 1.28% |
1,100万円以上 | 80,000ポイント | 1.23% |
1,300万円以上 | 90,000ポイント | 1.19% |
1,500万円以上 | 100,000ポイント | 1.17% |
100~300万円以上のレンジでは、ゴールドカードの1.5%を上回る還元率となりました。
ただし、プラチナカードでは年会費が最低でも2万円はかかってしまいます。そのため、年会費を差し引いてしまうと実質的な還元率はかなり低くなるので、ポイント目的ではおすすめできません。
ちなみに、ぼくが2018年10月~2019年9月までの1年間のカード決済額は140万円で、決済額だけで付与されたのは17,000ポイント程度です。これをプラチナカードで置き換えると、ボーナスポイントが付与されたとしても年会費ですべて吹き飛んでしまいます。
そのため、年間決済額140万円程度では、プラチナカードの年会費2万円を支払うほど得られるリターンはありません。
自分の身の丈に合わせて考えるのであれば、カードのランクはプラチナよりもゴールドの方がお得だと言えますね。
ちなみに、カード決済で200万円超えているのであれば、年会費を支払ってでもプラチナにした方がお得になりますね。
カード決済額が200万円の場合
- ゴールド:200万円×0.005+10,000=20,000ポイント
- プラチナ:200万円×0.005+30,000-20,000=20,000ポイント
ポイントとの収支では同じだが、待遇がプラチナの方が高い
→プラチナカードの方がお得!
上記の計算のように、カード決済で200万円の場合、年会費を差し引くとゴールドとプラチナで同じ。毎年200万円を超えるのであればいいのですが、200万円超えるかどうか分からないのであれば、年会費が高い分プラチナのほうが不利になる場合もあります。
- カード決済額が年間200万円を確実に超える人
- プラチナカードだから得られる特典を利用しまくりたい人
プラチナカードはエポスカードからの招待状が届いた人が利用できます。プラチナカードの招待については以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
エポスカードで貯められるエポスポイントはマルイ店舗を始め、さまざまな場所で支払いに充てられます。特にプリペイドカードへの移行やAmazonギフト券であれば1円単位から使えるので、ポイントを貯め込む心配がありません。
エポスポイントを貯めるのであれば、ゴールドカードやプラチナカードで付与されるボーナスを活用するのが手っ取り早いです。実際にエポスカードの還元率はたったの0.5%なので、地道に貯めようと思うと非常に時間がかかってしまいます。
エポスポイントを効率よく貯めて、上手に使いこなせば年間数万円もの節約に繋がります。ぜひ、エポスカードを発行してお得にポイントを活用しましょう!