つちまる@tcdtkhsです。
知識ゼロ・独学でファイナンシャルプランナー3級に無事合格しました!
一発目の受験での完全合格いただきましたっ!!#FP3級 pic.twitter.com/zdEln9D978
— つちまる (@tcdtkhs) 2019年3月7日
勉強していた当時は、「時間が足りない…」 と不安になったこともありましたが、なんだかんだで理想とする結果を得られたので良かったです。
この記事では、独学でファイナンシャルプランナー3級に合格した勉強法と、勉強に必要なテキストの紹介をしていきます。
Contents
ファイナンシャルプランナー3級には難しい?合格率は??
まずファイナンシャルプランナー3級の難易度はどのくらいなのか、という点に注目します。
ファイナンシャルプランナー検定の中で3級は最もランクが低いものになっており、いわば「一番簡単」な位置づけになります。
実際に、3級持っているレベルでは就職で有利になることは無い、とさえ言われています。
しかし3級といえどもやはりしっかり勉強しないと、合格できないです。
合格率は、FP3級が70%程度、FP2級が25~30%程度と、国家試験の中では合格しやすい試験です。
引用元:FP試験の合格率はどれくらい?|STUDYingより
合格率は70%と比較的高めですが、逆に言えば10人中3人は落ちているということなので、ちゃんと勉強しないと痛い目を見る、ということですね。
ちなみにぼくは受験予定は無いのですが、2級ともなると合格率30%にまで落ちるのでかなりハードルが高くなるみたいですね。
ファイナンシャルプランナーの勉強をしていた当時のぼくの状況
合格率として見れば比較的高いものの、ちゃんと勉強しなければ落ちるというのがFP3級というもの。
ちなみに受験した当時のぼくの状況はこんな感じでした。
<受験当時のぼくの状況>
- FPに関する知識はゼロ。とりあえず白色申告は出したことあるものの、年金・税金とか何も考えずに収めていたレベル
- 試験日が1月27日のところ、勉強開始したのが12月10日くらいから
- 年末年始は泊りがけで仕事、1月21-25日は沖縄旅行に行っていたので、実質7日間くらい何も勉強していない
FPの試験日は毎年1月、5月、9月の3回行われる。
ちなみに5月、9月は本業が忙しい影響で受験が出来ないのだ
本当は試験1か月前に取り組もうと思ってたのですが、沖縄旅行を試験直前に入れていたので、割と早めに取り組むようにしました。
試験前日はバタバタしながら過去問解いていましたが、まあ無事合格を勝ち取ることが出来ました。
勉強していた期間の大まかなスケジュールとライフサイクル
ここからは勉強に取り組んでいた期間の大まかなスケジュールと、その時のライフサイクルについて説明していきますね。
勉強していた6週間のスケジュール
勉強を始めたのが12月10日、試験日が1月27日ということで期間にして7週間ほど、仕事と旅行の関係で7日間勉強して無いので実質6週間だけの勉強時間でした。
とりあえず優先すべきことは、学科試験の勉強です。
FP試験では学科と実技の二種類の試験を行うのですが、学科がある程度できないと実技試験を解くことはできないからです。
そのため、まず学科で満点取れるくらいの知識を身に付ける必要があります。
その仮説を立てて勉強をしていたら、気が付いたら前日の夜まで実技試験は一切手に付けないという、かなりギリギリのスケジュールになってましたww
これくらい学科試験に費やすことで合格することが出来るのです、と言いたいところですが、
みなさんはちゃんと実技試験の勉強時間をもう少しとるようにしましょうね。
FP勉強期間の一日のライフサイクル
ちなみにFPの勉強をしていた期間の一日のライフサイクルはこんな感じでした。
開始時間 | 終了時間 | |
起床、支度 | 6:00 | 6:30 |
試験勉強 | 6:30 | 8:30 |
仕事 | 8:30 | 18:00 |
帰宅、夕食、シャワー | 18:00 | 19:30 |
ブログ執筆 | 19:30 | 21:00 |
試験勉強② | 21:00 | 22:00 |
就寝 | 22:00 |
仕事のある日のスケジュールはだいたいこんな感じで過ごしていました。
なので一日あたりの勉強時間は、だいたい3時間前後ですかね。
仕事が休みの日はもう少し勉強に費やしていました。6時間くらいかなぁ?
だから5週間のトータルの勉強時間は、おおよそで120時間といったところでしょうか。
ファイナンシャルプランナー3級の勉強方法と、必要な教材
というわけでここからは本題の、FP試験の勉強方法についてです。
ここでは必要な教材と、その教材の活用の仕方を基にぼくが実際に取り組んだ勉強方法を解説していきます。
ファイナンシャルプランナー試験の勉強に使った教材
ぼくが実際に使った教材はこちら
- 最新版(2018年度)のFP3級の教科書
- 最新版のFP3級の過去問
- YouTube
勉強のために用意したものはこれだけ。
購入当時、Amazonサイバーマンデーのセールがあったので、それに便乗して教科書と問題集を購入しました。
基本的には家にいるときは教科書・問題集を使って勉強し、通勤の際はYouTubeにアップされているファイナンシャルプランナーの講座を聴きながら車移動していました。
中にはFP3級の資格講座として15,000円で受けられるところもあるみたいですが、少なくとも3級レベルでは独学で十分なんとかなります。
教科書・過去問合わせて4,000円程度で済みますからねぇ。
まずは学科試験に集中!過去問を読み込み、分からない単語を教科書で調べよう
先述で触れた通りFP試験には学科試験と実技試験の二種類ありますが、まずは学科試験について集中的に勉強していきましょう。
とはいえ、教科書を端から端まで読み込むのは、効率が悪く無駄も多いので、過去問を中心に勉強していきます。
やり方としては、過去問の説明文の中で知らない単語が出て来たらノートにピックアップし、その内容を教科書を基に書き込んでいきます。
ただ教科書を読んでも覚えるのは難しいですが、ノートに書きだすことで覚えやすくなりますからね。
過去問で「遺族厚生年金」について出てきたので
ノートに「遺族厚生年金」について書いた
ノートに書き写すときは、ただ教科書に丸写しするのではなく自分が理解できるように自分の言葉で書き込むこと。
そうしないと上辺だけの記憶になってしまって、実技試験では役に立たないですからね。
学科試験の過去問を一通りノートに書き写したら、通しで過去問を解いてみる
学科試験の分野は全部で6章あります。
6章全部勉強が終わったら、過去問を教科書を見ずに全部自分で解いてみます。
そうすることで、自分が覚えられていない項目・苦手分野がはっきりします。
分からなかった問題を分かるようになるまで勉強しなおす
解けなかった問題を分かるようになるまで勉強しなおしましょう。
ぼくの場合は教科書や書き出したノートを読みなおしたりしました。
ちなみに上の画像の教科書に付箋をたくさんしていましたが、これはぼくの苦手な問題をチェックしたものです。
一通り知識を習得したら、実技試験を解いてみる
一通り知識を習得したところで、問題集の後方に実技試験の過去問があるので、腕試しがてら解いてみましょう。
ちなみに実技試験は「金財」と「日本FP協会」の二種類あるので、自分が受験するところを解くようにしましょう。
金財と日本FP協会
ファイナンシャルプランナー検定は2つの団体が主催しており、「日本FP協会」と「金融財政事情研究会(金財)」の二つ。
試験日および学科試験の内容は同じだが、実技試験の出題方式がやや異なる
解くに当たってちょっとコツはいりますが、学科試験をしっかり解けるレベルに勉強しているのであれば、そんなに難しくないはずです。
ちなみにぼくは学科試験に時間を掛け過ぎたおかげで、実技試験の問題を初めて解いたのが試験前日の夜という、超ギリギリの勉強時間でした。
まとめ
というわけでファイナンシャルプランナー試験3級についてまとめていきます。
- 必要な教材は最新版の教科書と過去問のみ。あと通勤中とかにYouTubeでFP講座の動画を聴くと良い
- 学科と実技の二種類あるが、まずは学科試験に集中。学科試験を取れないことには実技は解けない
- 過去問を中心にすることで要領よく勉強を進められる
- とはいえ実技試験の勉強時間も大事なので、これを読んだあなたはちゃんと勉強しよう
FP3級は難しい試験ではないものの、ぼくは合格するまでにトータル120時間ほどは費やしました。
それくらい、ちゃんと勉強しないと合格できないのです。
しかしやるべきことをやっていれば必ず結果は伴うものなので、これから試験を受けるよーって人は頑張ってくださいね。