WiMAXはプロバイダによって料金が異なることをご存知ですか?
ネット代は固定費として支払い額が決まってくるので、プロバイダの選び方一つで、今後3年間の支出が変わります。
せっかく契約するなら、一番安いところで契約したいですよね。
WiMAXの中で業界最安値をうたっているのが、BroadWiMAXです。
実際にぼくもBroadWiMAXを選んだおかげで、毎月の通信料が安く済んでいます。
そこでこの記事ではBroadWiMAXの料金が他プロバイダと比べたときの違いと、お得に利用する方法を解説します。
Contents
WiMAXを利用するメリット
WiMAXを導入するメリットは以下の4つです。
- モバイルルータとして外に持ち歩ける
- 最大通信速度1.2Gbpsと、高速通信が可能
- 「ギガ放題」プランを選べば、通信容量無制限
- 工事不要で利用できる
高速通信が可能になる上に通信容量が無制限のため、利便性が非常に高いのです。
そのためスマホの通信容量を最小限にして、メインの通信をWiMAXに任せることで、通信費の節約も実現できます。
しかしWiMAXは様々な業者がプロバイダとして参入しており、選び方次第で高くついてしまうこともあれば、安く抑えることも出来ます。
BroadWiMAXの料金は業界最安値!使い放題プランが2,726円~
BroadWiMAXのプランは業界最安値というだけあって、他のプロバイダに比べても特に安いです。
その月額料金は使い放題であるギガ放題プランで2,726円~です。
BroadWiMAXの月額利用料
料金は契約期間によって異なり、以下の通りです。
契約期間 | 【ギガ放題】月額料金 |
1-2ヶ月目 | 2,726円 |
3-24ヶ月目 | 3,411円 |
25ヶ月目以降 | 4,011円 |
ぼくは以前YAMADA Air WiMAXで契約していたのですが、そこでの使い放題プランが4,730円だったので、乗り換えたことで1,000円ほど安くなりました。
当然ですが金額が違ってもWiMAXとして受けられるサービス内容は全く同じです。
他にもいろいろなプロバイダを見ていたのですが、Broad WiMAXほど安いプロバイダは見当たらなかったですね。
BroadWiMAXのオプション
またBroadWiMAXでは、ユーザーが安心して利用するために、別途有料オプションを設けています。
月額料金 | オプション内容 | |
安心サポートプラス | 550円 | 端末故障時に無料で修理できるオプション |
My Broadサポート | 907円 | PC・スマホの困りごとを電話や遠隔操作でサポートしてくれる |
okaimoa | 600円 | 月6回まで配送料無料のネットスーパーを利用できる |
いつでも解約サポート | 0円 | 指定されたネット回線へ契約解除料0円で乗り換え可能 |
契約の際に適用するキャンペーンによっては、これらのオプションを付けないといけない場合があるので、必要が無くなった時に解約する必要があります。
BroadWiMAXはどれだけ安い??他プロバイダとの比較
BroadWiMAXが業界最安値と謳っていますが、実際に他プロバイダと比較してみました。
利用料 (3年間総額) |
契約期間 | キャッシュバック | |
BroadWiMAX | 128,626円 | 3年 | 0円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 152,160円 | 3年 | 最大31,500円 |
カシモWiMAX | 132,668円 | 3年 | 0円 |
BIGLOBE WiMAX | ※143,280円 | 1年 | 最大15,000円 |
※BIGLOBE WiMAXは契約期間を継続した場合の金額
利用料だけで見れば、BroadWiMAXは最安値
3年間に掛かる利用料の総額を見ると、BroadWiMAXは最安値となります。
今回比較対象とした、2番目に安いカシモWiMAXよりも4,000円ほど安く済みます。
キャッシュバック額も含めると、GMOとくとくBBが実質的に最安値になる
しかしキャッシュバック額も含めると、GMOとくとくBBが実質負担額として見れば最も安く済みます。
3年間総額-CB額 | |
BroadWiMAX | 128,626円 |
GMOとくとくBB | 121,160円 |
カシモWiMAX | 132,668円 |
BIGLOBE WiMAX | 128,280円 |
GMOとくとくBBの方がBroadWiMAXよりも7,000円ほど、実質的にはお得なのです。
ただしGMOとくとくBBでキャッシュバックを受けるためには、最低でも11ヶ月間利用する必要があります。
BroadWiMAXは3年間総額で光回線よりも4万円以上安い
またWiMAXの最大の強みは、工事不要ですぐに高速通信が利用できることです。
光回線の場合、住んでいる物件によっては、開通のための工事が必要です。
しかしWiMAXの場合、その工事が不要なため、光回線でかかる工事費を節約することが出来ます。
実際にBroadWiMAXを3年間利用した場合と、光回線を工事開通して利用した場合で比較してみました。
- 光回線は月額料金が安いenひかりと、通信速度が速いNURO光の二つで比較
- マンション住まい
- 訪問工事および屋内配線新設有り
BroadWiMAX | enひかり | NURO光 | |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代 | 0円※ | – | – |
利用料36ヶ月間 | 128,626円 | 118,800円 (=3,300×36) |
170,748円 (=4,743×36) |
工事費 | 0円 | 15,000円 | 0円※2 |
合計金額 | 131,626円 | 136,800円 | 173,748円 |
※ 契約時に端末代0円キャンペーン有
※2 NURO光の工事費は分割して月額料金の中に含めて請求している
通信速度が光回線の中でもさらに高速なNURO光と比べると、一目瞭然でBroadWiMAXの方が4万円以上も安いです。
enひかりは光回線の中ではトップクラスに安い回線だけあって、利用料だけであればBroadWiMAXよりも安いですが、工事費も加味した場合はBroadWiMAXの方が安く済みます。
業界最安値のBroadWiMAX、デメリットは??
BroadWiMAXの料金が業界最安値であるのはかなり魅力な点です。
高いところで契約しようが、ネットの速度が変わるわけでも無いですからね。
しかしその一方でデメリットもいくつか存在します。
BroadWiMAXは契約期間の縛りが3年
BroadWiMAXを契約する上でまずネックになるのが、契約期間が3年もあるという点です。
3年間契約を全うできればいいのですが、実際には3年の間にライフスタイルが変わったりして、必要なくなることもあり得るでしょう。
そのため3年以内に解約するとなると、契約解除料としていくらか掛かります。
もしこの3年がネックなのであれば、最低利用期間が設けられていない、もしくは短期間のプロバイダを選びましょう。
WiMAXにこだわりたいのであれば、最低契約期間が1年で済むBIGLOBE WiMAXがオススメです。
またWiMAXにこだわらないのであれば、最低利用期間が定められていないクラウドWi-Fiにしましょう。
BroadWiMAXにはキャッシュバックキャンペーンが無い
BroadWiMAXには、みんな大好きキャッシュバックキャンペーンは実施していません。
ちょっと残念な気もしますが、その分月額利用料を安く抑えられているためなのです。
そのためBroadWiMAXを使うことになったら、毎月節約できていると割り切って利用しましょう。
BroadWiMAXなら最新端末が0円で利用できる
BroadWiMAXでは現在、最新端末を含めた全端末代金が無料で契約できます。
そのため契約時に最小限の金額で、WiMAXが使えます。
公式HPから新規申込みを済ませれば、誰でも適用されます。
キャンペーン期間は終了未定となっていますが、予告なく終了する場合があるみたいなので、気になる方は早めに契約しないと損するかもしれませんよ。
【実質19,000円お得】BroadWiMAXへ乗り換え時に違約金負担キャンペーン有
ここまでBroadWiMAXのメリットを伝えてきましたが、実際には「他社WiMAXもしくは他のインターネットを使っている」という方が多いでしょう。
BroadWiMAXではキャッシュバックキャンペーンこそやっていませんが、乗り換えの際にかかる違約金負担の「乗り換えキャンペーン」をやっています。
違約金負担の上限は19,000円と決められておりますが、たいていのプロバイダの違約金はこれで賄えます。
BroadWiMAXに興味ある方はこの制度を利用して通信料の節約に励みましょう。
違約金負担キャンペーンの適用条件
BroadWiMAXの違約金負担キャンペーン適用条件は2つ
<違約金負担キャンペーンを受ける条件>
- 公式HPで申し込みをする
- クレジットカード払いにする
- 有料オプション「安心サポートプラス」「MyBroadサポート」加入
この三つを満たしているのであれば、違約金の負担が実質ゼロで、BroadWiMAXを利用できます。
解約金は開通後に指定した口座へ振り込まれます。
キャンペーンのお金が振り込まれたのを確認したら、早急に二つのオプションは解除することで、支出を抑えられます
乗り換え対象のインターネット
乗り換え前のインターネットサービスは、以下のものが対象です。
- ADSL
- 光回線
- ケーブルTV
- モバイルWi-Fi(他社WiMAX含む)
これらに当てはまるようであれば、契約解除料実質0円で、解約できます。
BroadWiMAXの申し込みはすべてネットで完結できる
BroadWiMAXの申し込みは簡単で、全てネットで完結します。
HPにアクセスしたら、画面左上のお申込みページをクリックします。
次の画面では機種・料金プラン選択のページになります。
最新機種と一つ前のモデルがありますが、値段はほぼ変わりません。
せっかくなのでこの際、最新モデルの最速でつながるルーターにしましょう。
オプション品として、クレードルと充電器の有無について問われます。
クレードルとは
無線LANを有線化できるスタンド型の拡張機器。
無線対応していない古いPCをWiMAXに接続する時などに便利。
今のPCは大半が無線対応していることを考えると、クレードルは不要な感じがします。
有線じゃないと嫌だ!という人でない限りは不用品と言えます。
充電器については、ケーブルがちゃんと付属してくるのでこちらも不要と言えますね。
料金プラン・機種の選択を終えたら、次は名前・住所・クレカ番号などを登録します。
ここまで記入したら、ルーター本体の到着を待ちます。
ちなみにルーターは到着までに5日くらいかかりました。
BroadWiMAX契約後の注意点
契約後の注意点として、オプションプランに強制的に加入されているのでそれは忘れずに解約しましょう。
強制的に加入されているプランは「安心サポートプラス(550円/月)」と「My Broadサポート(907円/月)」の二つ。
安心サポートプラスは万が一の故障時に修理代が安くなるプランなので必要だと思った方は加入してもいいかもしれません。
二つ目のMy Broadサポートは機種の使い方が分からないときのサポートサービスなのですが、機種の操作方法自体めちゃくちゃ簡単なのでよほどの機械音痴でない限りは不要なサービスと言えます。
なので忘れずに外しておきましょう。
BroadWiMAXの違約金について
BroadWiMAXの最低契約期間は3年と決められています。
仮にこの期間内に解約することになった場合、契約期間に応じて違約金を支払わないといけません。
BroadWiMAXの契約解除料一覧
BroadWiMAXの契約解除料は以下の通りです。
契約期間 | 契約解除料 |
12ヶ月以内 | 19,000円 |
13-24か月以内 | 14,000円 |
25-36ヶ月目 | 9,500円 |
更新月(37・73ヶ月目) | 0円 |
38ヶ月目以降(更新月除く) | 9,500円 |
BroadWiMAXの更新月は36の倍数月の翌月です。
つまり最初の更新月は37ヶ月目、その次は36ヶ月おきに73ヶ月目、109ヶ月目、となります。
違約金0円で乗り換え可能!「いつでも解約サポート」の解説
BroadWiMAXの契約期間内に契約解除料が掛かる一方で、更新月以外の解約に違約金を0円で乗り換えできる、「いつでも解約サポート」があります。
契約後であればいつでも申し込み可能であり、指定の回線に乗り換えれば、適用されます。
対象となるネット回線は以下の通りです。
- SoftBank光
- auひかり
- So-net光コラボレーション
- ビッグローブ光
- broad光 with NTT東日本
- broad光 with NTT西日本
- Yahoo!JAPAN BB
- Broad LTE
「BroadWiMAXの電波が届かない」とか「やっぱり光回線がいい」というような場合に、活用しましょう。
まとめ
というわけでBroadWiMAXについてのまとめです。
- 月額料金はWiMAXの中では業界最安値
- 光回線導入時と比べると、総利用料が工事費を含めた場合で4万円ほど安くなる
- デメリットは他社に比べて契約の縛り期間が3年間と長いが、指定ネット回線に乗り換えれば違約金0円で解約可能
- 他インターネットサービスを利用している場合、19,000円を上限に違約金を負担してくれる乗り換えキャンペーンをやっている
3年縛りは確かに面倒な部分もありますが、それでも毎月の支出が抑えられるのであれば、悪い話では無いですよね。
ぼくはBroadWiMAXに契約したおかげで以前よりも毎月1,000円も下がって、おかげさまで生活が楽になっています。