家計簿入力に費やしている時間、無くしませんか??
家計簿アプリを使えば、あなたが買い物をしたり、公共料金の引き落としをした金額がアプリに記録され、勝手に家計簿を作ってくれますよ。
ぼくはもう2年くらい家計簿アプリを使って生活していますが、非常に便利!
アプリ無しでは生活できないくらいになっています。
そんなぼくがここ1年くらい愛用しているアプリがこちらのMoney Forwardというもの。
- Money Forwordのメリット・デメリット
- 毎月500円掛かるプレミアム版について
- Money Forwordの使い方と機能の紹介
Contents
家計簿アプリMoney Forwardとは
家計簿アプリにはいくつかありますが、まずここではMoney Forwardがどのようなアプリなのか、という点を説明しますね。
Money Forwardは家計簿アプリの中で最も使われているアプリであり、連携できる口座の数も他アプリに比べるとダントツで多いです。
カード決済・口座引き落としの明細を自動で家計簿に入力してくれる
Money Forwardの主な機能は、自動であなたの家計簿を作ってくれるアプリです。
自動で家計簿が作られる仕組みは、アプリにクレジットカードや銀行口座を連携させて、その明細を読み取ることにあります。
その一方で現金払いの場合は手入力したり、レシート読み込みで記帳する必要があるため、一手間かかってしまいます。
しかしキャッシュレスで生活している人にとっては家計簿をつける手間がかなり省ける、素晴らしいサービスなのです。
投資口座も連携できるので、あなたの資産状況を一発で確認できる
Money Forwardでは家計簿管理ができるだけでなく、あなたの資産も一発で把握することが出来ます。
クレカや銀行口座だけでなく、証券口座も登録できます。
これによって、あなたが今所有している金融資産であれば一目で把握できるようになっているのです。
ちなみにぼくは楽天証券でつみたてNISA、ロボアドバイザーのWealth Naviを利用しています。
Money Forwardではこの二つを登録できるため、今のぼくの資産状況が今まで以上に管理しやすくなりました。
利用者数は750万人、日本で最も使われている家計簿アプリ
ちなみにMoney Forwardですが、利用者数は2019年2月時点でなんと750万人を突破しています。
ちなみに2018年10月時点では700万人とのことなので、かなりの伸び率ですね。
対応可能金融機関は2,600以上!銀行口座からAmazonまで網羅している
そして驚くべきなのが、対応可能な金融機関は2600以上にも上ります。
銀行口座やクレジットカードはもちろんスマホ決済アプリ、投資口座、通販サイトまで幅広く対応しております。
Money Forwardに対応しているジャンル
- 銀行口座(メガバンク、地方銀行)
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子マネー(WAON,nanaco,楽天Edy)
- スマホ決済アプリ(楽天ペイ、Pay Pay、LINE Pay等)
- 証券口座(楽天証券、Wealth Navi等)
- ポイントカード(楽天スーパーポイント、Tポイント等)
- 仮想通貨(Coin Check、GMOコイン等)
- 通販(Amazon、楽天等)
対応可能な件数もすごいのですが、なんといっても網羅している幅もかなり広いんです。
同じ家計簿アプリのMoney Treeも対応可能金融機関の数は2600と同じくらいあるのですが、こちらは確認した限りスマホ決済アプリや仮想通貨関連までは未対応のようです。
スマホ決済が主流になりつつある現在のことを考えると、Money Forwardはかなり実用的なアプリと言えるでしょう。
Money Forwardを利用する3つのメリット
では家計簿アプリのMoney Forwardを利用するメリットについて書いていきますね。
ぼくが実際に使ってみて感じたメリットはこの3つ。
Money Forwardのメリット
- 自動でアプリに反映してくれるので、家計簿をつける手間が省ける
- 全資産を管理することが出来る
- 現金払いの際にレシートを読み込ませることで入力ができる
それぞれ詳しく解説しますね。
自動でアプリに反映してくれるので、家計簿をつける手間が省ける
まず家計簿アプリにクレカや銀行口座を連携させれば、利用明細に応じてアプリが記録してくれるので、家計簿をつける手間が省けます。
さらにありがたいことに、アプリの方で利用店舗に応じて項目ごとに振り分けてくれるのです。
例)
- コープ➡食費
- マツモトキヨシ➡日用品
- 吉野家➡食費
- 楽天モバイル➡通信費
- ユニクロ➡衣服・美容
家計簿を手入力する場合、支出をダーッと書き出してから後になって項目ごとに振り分けたり、なんてことしますよね?
家計簿アプリであればそのような手間を省くことが出来るのです。
証券口座も登録可能、全金融資産を管理できる
”家計簿アプリ”という名目ですが、家計に関することだけでなく、証券口座や仮想通貨の口座も登録することが出来ます。
これによって、逐一証券口座のサイトを開かないとポートフォリオを確認できなかったところが、Money Forwordによって一目で確認することが出来るようになりました。
現金払いの際に、レシート読み込み機能でサクッと入力できる
Money Forwordと連携しているキャッシュレスで決済をすれば入力する手間は省けますが、現金で支払う場合は手入力しないといけません。
これは多分どの家計簿アプリでも同じだと思います。
しかしMoney Forwordには、レシートを画像読み込みさせることで入力の手間を省く機能が搭載されています。
現金払いの入力が溜まってしまったときに、パシャパシャとレシートを撮影していけば、簡単に家計簿の入力を済ませることが出来るのです。
MoneyForwardの2つのデメリット
非常に便利で、一度慣れたらこれなくしては節約生活は成り立たないくらいのMoneyForwardですが、一方でデメリットもあります。
それがこの2つ
- 無料版だと諸々の制限がある
- 明細の反映に時間が掛かる
それぞれ詳しく解説していきますね。
無料版だと連携可能口座数、閲覧期間などに制限がある
Money Forwordは無料で利用することが出来ます。
しかし、無料版に関してはやや制限があるため使いにくい部分があります。
しっかりと家計管理をするのであれば、月額500円するプレミアム版への課金がオススメです。
<無料版とプレミアム版の違い>
無料版 | プレミアム版 | |
データ閲覧可能期間 | 過去1年分 | 無制限 |
連携可能数 | 10件まで | 無制限 |
グループ作成 | 1件まで | 無制限 |
一括更新 | × | ○ |
マンスリーレポート | × | ○ |
資産内訳・推移グラフ | × | ○ |
負債内訳・推移グラフ | × | ○ |
ポイント有効期限の通知 | × | ○ |
引き落とし残高不足時の通知 | × | ○ |
CSVダウンロード | × | ○ |
全機能使う人はそんなに多くないと思うのですが、特にネックになるのが「データ閲覧期間」と「連携可能口座数」ですね。
無料版だと1年以内のデータしか閲覧できず、尚且つ口座も10件までしか登録できません。
「10件なら結構な数でしょ」と思うかもしれませんが、クレカ・銀行口座・電子マネー・ポイントカード・証券口座・スマホ決済アプリなど、全部登録していたら軽く10は超えます。
実際にぼくも数えてみたところ、20も登録していました。
その点を考えると、人によっては無料版は使いにくいのかもしれませんね。
明細の反映に時間が掛かる
二つ目のデメリットとしては、明細の反映に時間が掛かってしまうことです。
Money Forwordは登録金融機関から明細の受け取りに若干のタイムラグがあり、長い時だと1,2日は待つこともあります。
一応プレミアム版であれば、随時更新することが出来るのですが、それでも金融機関によっては反映されないこともあります。
そのため当月の家計簿が完成するのは、翌月2,3日あたりになると見た方が良いでしょう。
Money Forwardは有料のプレミアム版がオススメ
以上のメリットデメリットを加味すると、Money Forwardは月額500円のプレミアム版に登録して利用した方が良いです。
家計簿として使おうと思うと、10は確実に連携することになりますし、なにより500円払うに値する価値が十分にあります。
有料版にすることで
- データ閲覧可能期間が無制限に、何年も前の記録をさかのぼることが出来る
- 金融機関の連携数が無制限に、あなたが利用しているサービスをMoney Forwardで一括管理できる
- カード引き落としの期日・不足しているか教えてくれる
といったメリットがあります。
おかげさまで今月も危うくカード引き落とし額が銀行口座に入ってなかったところをMoney Forwardが通知してくれたおかげで、引き落としができないという事態を避けることが出来ました。
どうしても家計簿は無料で使いたい、という人は個人的にはMoney ForwardよりもMoney Treeをおすすめします。
Money Treeなら無料でも登録口座数の制限が無く、尚且つMoney Forward以上にリアルタイムで反映してくれるので、最低限は使いこなすことが出来るからです。
https://saving-life-cost.net/apply_money-tree/
Money Forwardの使い方と機能
ここからはMoney Forwardの使い方と搭載されている機能について解説していきます。
まずは銀行口座やクレカをアプリに登録しよう
まずはあなたが持っている銀行口座やクレカなど、金融系のサービスをアプリに登録して、家計簿を付けられるようにしましょう。
まず口座画面のところを開いたら、画面右上に「+」マークがあるので、ここをタップします
次にあなたが持っている銀行口座やクレカの登録をします。
ここからは画面に従って口座番号やカード番号を入力しながら進めていくので、手元にカードを置いて進めていきましょう。
最終的にカードごとに設置されているマイページにログインする必要があり、そこをクリアすればアプリに明細が反映され、家計簿として利用できるようになりますよ。
【プレミアム版機能①】マンスリーレポート
プレミアム版の機能の一つとして、マンスリーレポートを観ることが出来ます。
どんな機能かというと、その月の収支・前月と比較した支出・FPによる家計診断などのデータを観ることが出来ます。
このように自動でまとめてくれたデータを基に、支出の振り返りが行いやすくなりますね。
FPの方が考えられた理想の家計簿を基にした診断も行ってくれます。
ぼくは”理想の家計簿”はアテにしない方が良いと思っているタイプなのですが、こうやって比べてみるとちょっと面白いですよね。
【プレミアム版機能②】引き落とし残高不足時の通知
二つ目に紹介したいプレミアム版機能は、引き落とし残高が不足した時に通知してくれることです。
ちょうどこの記事を書いている今日、この通知があったおかげで引き落としができないという事態を防ぐことが出来ました。
あなたのうっかりで、カード支払いが遅延して余計な手数料を支払うという事態を防いでくれることがあるかもしれませんね。
カードの引き落とし日が翌月2日にあるのですが、その4日前にちゃんと教えてくれました。
【プレミアム版機能③】CSVデータとしてダウンロード可能
こちらはMoney ForwordのWeb版であるMoney Forword MEから利用する必要がありますが、記録された家計簿をCSVデータとしてダウンロードすることもできます。
クリックした先にあなたの家計簿画面が出てきますが、このページの最下部にCSVダウンロードの項目があります。
この欄をクリックすることで、CSVデータをダウンロードすることが出来ます。
注意!二重で記録していることもあるかも??
これだけ便利なMoney Forwordなのですが、かといってあまりにアプリ任せにしていると、実際の支出とはかけ離れた記録がされていることがあります。
例えば、クレカだけでなく通販サイトまで登録していると、明細が二重で記録されていることもあります。
実際にぼくは、楽天市場のアカウントをMoney Forwordに登録していたのですが、楽天市場からの明細と楽天市場で購入したカードの明細が両方記帳されていたことで、記録が重複していたことがありました。
とりあえず楽天市場は連携を解除して事なきを得たのですが、記録が重複してしまうと修正に手間が掛かってしまうため、大変なことになります。
このようなこともあるので、アプリを過信せずに定期的に明細をチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
というわけで以上がMoney Forwordの紹介となります。
Money Forwordについて
- Money Forwordは家計簿アプリの一つで、クレカや銀行口座の明細から家計簿を作成してくれる
- そのため家計簿をつける手間が省ける
- 登録できる口座は証券口座やスマホ決済アプリなども対応している
- 無料版は連携可能口座数や閲覧期間に制限あり、月額500円のプレミアム版であれば制限が無くなるので、こちらがオススメ
- ただし明細が重複していたりすることもあるので、定期的に見直しは必要になる
キャッシュレスですでに生活されているのであれば、Money Forwordは節約においては非常に心強いアプリです。
プレミアム版でないと使い物にならない部分もありますが、毎月500円掛けてでも利用する価値はあるので、ぜひ一度使ってみて下さい。
プレミアム版は初月だけ無料で利用できますから。