つちまる@tcdtkhsです。
これからの寒い冬、ついシャワーを長い時間浴びていたくなりますよね。
その時に悩んでしまうのが、ガス代が高くなってしまう問題。
ぼくも去年の冬は、ガス代がかなり高くついたことを覚えています。
「毎月のガス代安く出来ないかな?」そう考えていたのですが、実はぼく、すでにガス代を安くする方法を導入していたのです。
その方法が、シャワーノズルです。
この記事では、シャワーノズル導入でいくらガス代を節約できるのか、試算してみました。
Contents
シャワーヘッドを交換することでいくら節水できるのか計算してみた
まずは入居した時についていたシャワーヘッドと、今ぼくが使っている節水ノズルでどのくらい水量が違うのか、調べてみました。
<測定方法>
- 水道蛇口を全開にして足湯バケツに水が溢れるまでの時間を計算
- 二つのノズルが満杯にするのにかかった時間差を基に、節水量を算出
ちなみに足湯バケツの容量がどのくらいなのかは分からないので、今回は時間差だけを基に節水の割合を測定します。
節水ノズルの場合
節水ノズルを最初から取り付けているので、まずは節水ノズルの方から調べてみました。
バケツから水が溢れるまでにかかった時間はこちら
57秒72でした。
早いのか遅いのか、普通のノズルを調べてみないと分からないですね。
というわけで通常ノズルに差し替えてもう一度調べてみました。
通常ノズルの場合
続いては通常ノズルから調べてみました。
通常ノズルでかかった時間がこちら
41秒05、先ほどよりも早く水が溜まりました。
つまりどういうことかというと、普通ノズルの方がより多く水を放出しているということです。
二つの測定した時間を基に計算してみたところ、節水ノズルに切り替えることで通常よりも39%ほど水量を節約できることが分かりました。(水量と時間は比例するものと仮定)
ガス代をいくら節約できるのか試算してみた
ここからはガス代を実際にいくら節約できているのか試算してみました。
我が家では料理にガスコンロを使っていないので、ガスを使う機会はシャワーのみとなります。
そのため毎月請求されるガス代金からそのまま計算に使うことが出来ます。
そこで、ガスコンロの使用を止めた8月請求分から算出してみました。
請求金額 | |
8月 | 2,836円 |
9月 | 3,090円 |
10月 | 3,218円 |
11月 | 3,218円 |
この中に毎月の基本料金である1,944円が乗っかっていて、そこにガス使用分に応じて料金が上乗せされて行きます。
つまり、基本料金を差し引いた金額がガスの使用量に応じた金額となります。
シャワーヘッドを節水タイプにしなかった場合、39%多くお湯を使っていることになるので、ここからは基本料金を差し引いた金額に39%上乗せすることで、毎月出来ていた節約金額を算出していきます。
請求額-基本料金 | 節水ノズルを使わなかった場合の試算額 | 節約金額 | |
8月 | 892円 | 1,240円 | 348円 |
9月 | 1,146円 | 1,593円 | 447円 |
10月 | 1,274円 | 1,771円 | 497円 |
11月 | 1,274円 | 1,771円 | 497円 |
4か月間に節約できた合計金額は、1,789円となります。
これからの寒い季節になるとガスの使用量が増えるので、年間を通して見てみるとこれからもっと節約できているのではないかと思われます。
節水タイプのシャワーヘッドにするメリット
節水タイプのシャワーヘッドにすることでガス代を節約できるというメリットがあるのは先述で証明した通り。
ではほかにもどんなメリットがあるのか、取り上げてみました。
使わないときは手元のボタンで水を止められる
節水タイプのシャワーヘッドの大半についているのが、水の流れを手元のボタンでストップできる仕様です。
これ結構便利で、髪を洗ったり身体を洗ってる時にお湯を出す必要が無いとき、蛇口をひねることなく手元のボタン一つで止められます。
そのため気軽に節水につなげることが出来るのです。
水道代の節約になる可能性もある
シャワーの時にお湯の使用量が減るということは、水道代を節約できる可能性もあるということです。
ぼくの自治体では、水道代が上がる一定の水量を未だに使ったことが無いので実感が無いのですが、比較的水道の使用量が多い世帯ですと、水道代の節約につながる可能性は十分にあります。
けど、うちがそうであるように一人暮らしだと水道代は最低価格で収まることの方が多いかなぁ。
好みの水流に変えられるタイプがある
シャワーヘッドによっては、水流を変えられるタイプがあります。
シャワーを浴びているとき、勢いが強すぎて痛いときってぶっちゃけ無いですか?
逆に水流が弱すぎて浴びている感じが全くしないときもありますよね。
勢いが強すぎて弱めたいな、って時は水流が弱いタイプに変えられますし、逆にもっと勢いが欲しいときはその使用の水流に変えることもできます。
おススメの節水シャワーヘッドをピックアップ
ここからは節水シャワーヘッドをピックアップしてみました。
節水量60%、アラミック 節水シャワープロ プレミアムST-X3BA
節水量で選ぶのであれば、60%という高水準をたたき出すこちらのシャワーヘッドなんかどうでしょう。
アラミック 節水シャワープロ プレミアム 日本製 ブラック 長さ23.9cm ST-X3BA
水流を変えることはできないものの、使わないときは手元のボタンで止水することもできるので、節水に特化したシャワーノズルと言えます。
お値段はやや高めの5,918円(2018/12/13Amazon価格)
ですが60%の高い節水効果があることから、1年あれば元を取ることも十分可能だと思います。
水流を5パターンに変えられる、Aqua fairy 5段階モード シャワーヘッド
水流を変えられる仕様にしたいというのであれば、こちらのAqua fairy社のシャワーヘッドがオススメ。
手元に止水ボタンもありますので、ちゃんと節水も出来ます。
カタログに節水量の記載が無いので、どのくらい節約できるかは未知数ですが、シャワータイムをより充実させたいのであれば、ぜひ欲しい一個ではないでしょうか。
シャワーの勢いが欲しいなら、Lxuzan 3段階モード調節
水はあまり出したくないけど、シャワーの勢いは欲しい、という人にはこちらのシャワーヘッドはいかがでしょう。
節水効果は約50%、シャワーの勢いの強さについても実証済みです。
更に水流についても3タイプに変えることが出来るので、お好みの水流でシャワーを浴びることもできます。
まとめ
というわけでシャワーヘッドとガス代節約についてまとめていきます。
- ぼくがすでに使用しているシャワーヘッドは約40%の節水効果がある
- つまりガスの使用量も単純計算40%抑えることもできる
- 直近4か月間の節約額を試算してみたところ、1,789円節約できていることが判明
- 節水シャワーヘッドには大半が止水ボタンが搭載されているので、使わないときは気軽にお湯を止められ、簡単に節水できる
シャワーヘッドの価格帯を見てみたところ、1,000円前後の商品も多数ありました。
つまり今回の試算額を基にすると、3-4か月程度あれば十分に元を取ることも可能です。
もしシャワーヘッドをまだ交換していないという人は、ガス代が高くつく冬を機に、交換してみてはいかがでしょうか。