みなさんはこの暑い夏、水分補給はどのようにされているでしょう。
のどが乾いたらその都度ペットボトルを買う、水筒を持っていく、辺りだと思います。
ぼくは仕事柄、外にいることが多いので保冷の効く水筒を持つようにしています。
だって、ペットボトル持ち歩いて「喉乾いたから飲もう」って時に飲んでみたらめちゃくちゃぬるかったってなんか嫌じゃないですか。
この記事では、水筒を持ち歩くメリットデメリット、水筒持参でいくら節約できるのか、という点について書いていきます。
ちなみにぼくが使っている水筒はこれ。
アウトドア向けの水筒で、朝冷蔵庫に冷やした飲み物を入れれば夕方までちゃんと冷たい状態で飲むことが出来ます。
- 水筒を持ち歩くメリットってあるの??と疑問に思ってる人
- 実際に飲み物代をいくら節約できるの?と気になる人
Contents
飲み物代の節約だけじゃない!水筒持ち歩く4つのメリット
水筒を持ち歩くのは節約のためだけ、と思っている方もいるのではないでしょうか。
実は水筒には飲み物代の節約以外でも、メリットが4つあります。
- 保冷・保温効果がある
- 衛生的に良い
- 長い目で見ればコストが安くなる
- カバンの中が濡れなくなる
それぞれ詳しく見ていきますね。
保冷・保温効果がある
まず水筒のメリットとしては、保冷・保温効果が期待できるところですね。
ペットボトルを買えばその時は冷たくても、ちょっと時間がたつとぬるくなってしまうというのが一番の難点。
健康面で見れば体温に近い温度の飲み物が体にいいと言われていますが、それでも熱いときには冷たい飲み物がいいじゃないですか。
衛生的に良くなる
夏の時期によく聞く話が食中毒。
飲み物を口にするだけで食中毒になる恐れも十分にあります。
ペットボトルの飲み物に口をつけたとき、口に付いた雑菌が飲み物に混入して繁殖して、
それをまた飲んだらお腹を壊すなんて事例もよく聞く話なので保冷が効かないペットボトルを持ち歩くのはややリスクがあります。
けど、水筒をちゃんと持っておけば保冷が効くので雑菌の繁殖は十分に抑えられる見込みがありますよね。
飲み物の中で雑菌が繁殖しなければ体調崩すリスクも大幅に減らせます。
飲み物代を節約できる
水筒についていうと「お金がかかる」というところがあると思います。
確かに、ぼくが持っている水筒も4500円くらいしており、「こんだけ払うくらいなら水筒いらなくない??」とも思えます。
けど、毎日500mlのペットボトルを買うよりもスーパーで安い2Lのペットボトル買ってそれを水筒に入れたほうが一日あたりで見たら圧倒的に安く済みます。
詳しい計算は後述しますが、毎日水筒を持ち歩くようにすれば毎月2,500円の節約になります。
カバンの中が濡れなくなる
冷たいペットボトルを買ってカバンの中に入れると、ペットボトルが結露してカバンの中が濡れてしまう、なんてことありますよね。
水筒を持ち歩くようにすればそのようなことが一切なくなります。
水筒には保冷効果があって断熱してくれるので結露してしまうことがありません。
なので、大事な書類と飲み物を一緒に入れても問題ないのです。
飲み物代節約の弊害?水筒を持つ4つのデメリット
続いてはデメリットについて。
水筒を持ち歩くということは、色々と制限も出てきてしまいます。
コスト的には長い目で見れば安くなりますが、これらのデメリットを受け入れられるかどうかがカギでしょうね。
デメリットは3つ
<水筒を持ち歩くデメリット>
- 好きな飲み物が飲めない
- 清涼飲料水やジュースは持ち歩けない
- 荷物が増える
好きな時に好きなものを飲めない
大きなデメリットは好きな飲み物を好きな時に飲めない、というところですかね。
その時によってお茶の気分、アクエリの気分、お水の気分、緑茶の気分、、、
色んなものを飲みたくなるものじゃないですか。
けど、水筒で持ち歩けるのは一種類だけになってしまいます。
そのため、水筒の飲み物以外を飲みたくなった時は結局コンビニで買うということになり。。。本末転倒なこともあります。
一般的に水筒の中に清涼飲料水、ジュースは持ち歩けない
一般的な水筒の場合、清涼飲料水やジュースなど酸味のある飲料を入れると、水筒内の金属が溶け出して中毒症状を引き起こしてしまうことがあるそうです。
なので水分補給の際は実質お茶か水しか飲めませんね。
この制約はかなり痛いところ。
しかし水筒をちゃんと選べば清涼飲料水もジュースも持ち歩くことはできます。
荷物が増える
水筒を持ち歩くことで荷物が増えます。しかも意外と重い。
なので、カバンの中がコンパクトにならない点も水筒を持ち歩くことのデメリットですね。
ですがコンパクトな水筒もあるのでそういうのを選んでみてはいかがでしょうか。
水筒持ち歩きで飲み物代をいくら節約できるのか??
というわけで、コスト的に見た場合の水筒を持った時と持ってないときでかかるコストの違いについて計算してみました。
ぼくの体験談をもとに水筒を持たないときともった時の状況を書き出し、それを基に算出します。
水筒を使う場合と使わない場合の飲み物代比較
まずはぼくが実際に水筒を導入する前の状況について
<水筒持参前>
- 1日1本、500mlのペットボトルを購入
- 職場の自販機は1本120円で買える
次に水筒を持ち歩くようにしたとき(=現在)の状況
<水筒持参した時>
- 水筒(500ml)の値段は4500円
- スーパーで140円くらいで2Lのペットボトルを購入
- その飲み物を500ml満タンに水筒に入れて持ち歩く
飲み物にかかるお金は1日あたりにすると水筒を持たない場合は1日あたり120円、
水筒を持ち歩く場合は1日あたり140÷(2000÷500)=35円
差額にして1日あたり85円だけ、1ヶ月換算で2,500円もお得になります。
夏の1シーズンの節約で水筒代は元が取れる
この浮いたお金から何日で水筒代の元がとれるのかを計算します。
水筒代がぼくが買った4,500円と仮定、1日あたり85円節約できることになるので
4500÷85=52.9日≒53日
約2か月で元が取れることになります。
つまり夏の暑い時期にまるっと使えばほぼトントン、来年も使えば購入した水筒代金分の4500円もお得になる計算です。
ということを考えると水筒を持ち歩くのはコスト的にもかなりメリットがありますね。
飲み物代節約にオススメの水筒3選
とはいえ、水筒といっても色んなメーカーがいろんな商品を出しています。
それぞれメリットデメリットはやっぱりあります。
ここでは水筒の選び方に限らず、水筒に変わる持ち歩き方法について挙げていきます。
保冷力抜群の、タイガー魔法瓶
電気ポットで有名なタイガーの水筒は、保冷力が抜群に高いですね。
保冷効力は6時間後で9℃という、ずば抜けて高い数値です。
ただし、スポーツドリンクとかジュースは入れることはできるそうですがちゃんとお手入れしないと水筒内部が錆びてきてしまうそうなので注意が必要。
小さくてコンパクトな水筒
水筒は荷物になるから出来るだけ小さめのものが欲しい、という人はタイガーの350mlの水筒がオススメ。
高さは18cm、重さも170g程度と、かなりコンパクトなので負担にならずに持ち歩くことが出来ます。
500mlのペットボトルが高さ20cm程度と考えると、ペットボトルをカバンに入れるよりもコンパクトになります。
暖かい飲み物を入れるなら象印のコップ付き水筒
暖かい飲み物を入れるのであれば、象印のコップで飲むタイプがオススメですね。
6時間後でも77℃以上 を保ってくれる保温効果抜群の上にコップで飲むタイプなので暖かい飲み物を入れるのには最適なものです。
一般的になっている直飲みタイプだと熱すぎて飲めない時がありますからね。
飲み物代を手軽に節約する2つの方法
ここからは水筒持参に加えて、飲み物代をさらに節約する方法について書きました。
水筒を持参するとしても、コンビニで買った500mlのペットボトルを移し替えるだけでは何の意味もありませんからね。
スーパーで2ℓのペットボトルを買って移し替える
先述の試算でもやった通り、スーパーで2ℓの飲料を買う方が断然安くなります。
2ℓで140円、500mlの水筒に入れる場合の飲み物代は35円相当となりますから。
飲み物を作る手間も省けるので、一番取り組みやすい方法と言えます。
浄水に茶葉を淹れる
水筒持参に加えて、もっと突き詰めて節約すれば茶葉で淹れるという方法もあります。
浄水ポットできれいにした水に茶葉を入れて持っていくことで、スーパーで飲み物を買うよりもさらに出費は抑えられます。
先述の2ℓペットボトルをスーパーで買う方法も十分に節約は出来ますが、これよりもさらに効果があります。
<内訳>
料金 ポット代金 1,400円 お茶の葉代 4,000円(=20×200日) 合計 5,400円/200日
この方法を取ることで200日間で5,400円、1か月あたりの飲み物代は810円となります。
毎日1ℓ持っていくのであれば27円程度で済ませることが出来ます。
先述の2ℓペットボトルを移し替える場合、1ℓ当たり70円となるので、飲み物代をさらに半額以下にすることが出来るようになります。
「いや、浄水ポットなんか使わなくても水道水で普通に入れればよくない??」とツッコミを受けそうなのですが、それまさにその通りです。
しかし水道水でお茶を入れるとぼくの場合、お腹がもたれる感じがする経験を何度かしているので、浄水ポットを導入することになりました。
水筒を使えば飲み物代の節約額は毎月2,500円
飲み物代を節約する方法についてまとめます。
- コンビニで毎日500mlのペットボトルを買うよりもスーパーで2ℓ買い、それを水筒に入れていけば毎月2,500円の節約に
- 水筒にかかるコストは4-5,000円くらい、安いものであれば1,500円程度で買える物も。夏の1シーズンあればペイできる
- 加えて水筒を持参することで保冷が効く、つまり食中毒のリスクも抑えられる
- 一番節約できる方法は「水筒持参×お茶を自分で入れる」方法。飲み物代が1日あたり27円程度まで抑えられる
特に夏の時期は毎日欠かせない飲み物代。
コンビニでも100円ちょっと出せば買えるくらいなのでつい買ってしまいますが、毎日買っているとかなりの額になります。
しかし今回の計算では、1か月あたりで2,500円も節約出来てしまうことが分かりました。
少しの手間はかかるかもしれませんが、節約の一つの方法として取り組んでみてはいかがでしょう。