家賃を安くするうえでどんな選択肢があるでしょう??
大家さんに値切り交渉、安い物件を選ぶ、引越しの繁忙期を避けて移動する、などの方法があります。
そしてもう一つ、シェアハウスを選ぶという方法もあります。
しかしシェアハウスってどんな生活なのか、身近に無いと分からないですよね。
というわけで今回は、実際に福岡県糸島市にあるシェアハウス「いとしまシェアハウス」に住んでいるWEBコンサルタントのマッキーから話を色々と聞かせてもらいました。
- 糸島市を選んだ理由
- シェアハウスにした理由
- シェアハウス暮らしでの生活費
- シェアハウスメンバーとのつながり
- 大変なこと
Contents
WEBコンサルタント・マッキーの紹介

というわけで今回インタビューに答えていただいた、マッキーの紹介をしていきます。
- 福島県出身、東京の企業で務めたのち、カナダへワーキングホリデーへ。29歳で帰国後、日本でフリーランスとして活動
- ライターやWEBコンサルタントなど、多岐にわたって活動を広げる
- カナダから帰国後は東京へ一時滞在も、2018年10月より福岡県糸島市へ移住、「いとしまシェアハウス」の住人となる
マッキーとはかつて、オンラインサロンで一緒だったことがきっかけで知り合い、今でもツイッターを通じて関わることもある仲です。
いとしまシェアハウスとはどんなとこ??

今回インタビューしたマッキーが住んでいる、「いとしまシェアハウス」はどんなところなのか、実際に調べてみました。
「食べ物・お金・エネルギーを自分たちでつくる」をコンセプトにした、自然と繋がるシェアハウスなのだそうです。
マッキーにインタビューした中で出てくるのですが、食べ物を自分たちで育てたり、シェアハウスメンバーと一緒にイベントを企画・運営することを通して仕事を作ったり、
エネルギーについては太陽光パネルを使って電気自給100%を目指しているなど、自分たちで作るために様々なことを手掛けている感じです。
マッキーへインタビュー開始!なんで糸島なの??

ちなみに当ブログ管理人・つちまるは、リアルの知人友人、および一部ブロガー仲間からは”つっちー”と呼ばれている。
会話の中で「都会にも田舎にも行ける」という話が出ましたが、糸島市は都市部へのアクセスが非常に良く、福岡の繁華街・天神まで電車で片道30分という身近な距離感なのです。
ちなみに気になった点としては、シェアハウスの空きがあったことが糸島移住の決め手になったようです。
住む場所をシェアハウスにした理由について
話を聞く限り、「自然に近い(=田舎の)シェアハウスにしたい」という条件ありきで探し、結果として糸島に住むことになったという印象を受けました。
というわけで、なぜシェアハウスにこだわって探したのか、聞いてみました。
フリーランスのマッキーが移住の際にシェアハウスありきで探した理由は二つ
- 賃貸だと住居審査が厳しい
- 地域コミュニティに溶け込むハードルが下がる
この二つを克服できるのがシェアハウスというわけだそうです。
確かに、馴染みのない土地で人間関係を作るのは本当に大変で、何かしらきっかけが無いと本当に辛いです。
しかしシェアハウス住み込みの場合、先輩方が良好な関係を築いてくれているおかげでスムーズに溶け込めるため、ストレスも少なく生活できるというメリットもあります。
実際に田舎のシェアハウスに住むことで、地域コミュニティには明らかに溶け込みやすくなってると感じているようです。
糸島での生活費はおいくら??
ここからはみんな気になる?田舎での生活費について。
実際に聞いてみました。
一か月の費用 | |
家賃(相部屋) | 35,000円(実質25,000円) |
食費・光熱費・インターネット | トータル10,000円 |
作業カフェ代 | 5,000円 |
ガソリン代 | 10,000円 |
通信費 | 8,000円 |
飲食代 | 10,000円 |
娯楽 | 5,000円 |
教養 | 7,000円 |
家賃とか食費について
ここでの会話で色んな事が出てきたのでまとめると、
- 月二回のシェアハウスイベントに参加すれば10,000円シェアハウスからお給料が出るルールがある
- そのイベントで外からお客さんを呼び込むことでお金を稼ぎ、仕事につなげるという意図もある
- 食べ物はご近所さんからもらえたり、物々交換で色々手に入る。
- そのために食費がかなり安く済む
- 食費が安い代わりに作物を育てるという時間を割いている
イベントについては詳しくは後述しますが、食費が安く済むのは自分たちで作物を作っており、その時間を割いているというのが非常に大きいようです。
自分たちで作った食べ物で生活をする、大変なこともあるでしょうけど、自分たちで生活を作っていくというメッセージが感じられました。
車ってどうしてるの??
やはり田舎で暮らす以上、シェアハウスであっても車は欠かせないようですね。
毎日乗ることを前提にすると、カーシェアリングとか利用するよりも所有した方が安く済みますからね。

シェアハウスメンバーとのつながり・関わり方について
シェアハウスに住む以上、一緒に住むメンバーとのかかわりというのは避けられません。
これからシェアハウスに住んでみたいという人にとって、メンバー間の関係はどんな感じなのか気になる所ですよね。
というわけでこのあたりについても聞いてみました。
シェアハウスで大変なことは??
ここまで、シェアハウスに住むことで固定費を削減出来たり、移住するハードルをグッと下げられたり、色々なことに携われたりと良い面について聞くことが出来ました。
しかし何事も良いことばかりではなく、シェアハウス暮らしならではの、きっと大変なこともあるのではないか?
というわけでこのあたりについても聞いてみました。
シェアハウス住みで他人との関係がものすごく近くて大変ではないか?という点が気になっていたのですが、やはり当の住人にとってもしんどいことはあるそうですね。
集団で生活する以上、個人の勝手に生活することは難しいですが、時として一人になる時間を作る工夫は必要と言えるでしょう。
最後に、シェアハウスへはこんな人に来て欲しい!って人はいる??
ここまでは入居者側の目線として色々と聞いてみましたが、最後にシェアハウス側の目線に立って一つ質問を投げかけてみました。
自分たちで育てた野菜を自分たちで食べるというのは、レストランで美味しいご飯を食べるのとはまた違った良さがありそうですね。
あと会話の中で「何かを生み出せる人」にぜひ来てほしいとありましたが、特別なスキルが必要ってわけじゃなくて「どうやったらコミュニティに貢献できるか??」って考えで動けることが重要なんだそうです。
まとめ
というわけでマッキーへのインタビューで分かった、シェアハウスの住みやすさ・生活の上で重要なポイントについてまとめてみます。
- シェアハウスにすることで家賃だけでなく食費も安く済むので、毎月の固定費が下がる
- 賃貸と比べると審査のハードルが低いのでフリーランスにとってはありがたい
- 特に田舎シェアハウスにおいては、移住までのステップを飛ばすことが出来るので、すぐに生活に溶け込める
- シェアハウスでの作業・イベントなども多いことからメンバーとの交流が活発で、距離も近い
- その反面個人で完結するライフスタイルにこだわるのは難しい
- また距離の近さもあるのでしんどい気分になることもある
- 「コミュニティに貢献したい」という気持ちがある人はシェアハウス内で重宝される
ありがたいことにかなり詳しく、シェアハウスでの生活について知ることが出来ました。
いとしまシェアハウス自体が、他のシェアハウスに比べるとやや特殊なライフスタイル・環境なので、他のシェアハウスを探している人にとってはあまり参考にならない部分もあるかもしれませんが、
少なくともメンバーとの距離感を上手くつかめば、かなり生活コストを下げられて快適な生活を送れるのではないかと感じました。
今回インタビューさせていただいたマッキー、どうもありがとうございました。