旅行行くとどうしても費用がかさんでしまうもの、だからこそ費用を抑えたいところですよね?
今回、8/27-29にかけて、栃木から金沢へ旅行へ行ってきました。
色々と工夫しながら費用を抑えつつも、掛けるべきところにはしっかりかけて旅行しましたよ。
今回は、栃木から金沢へ旅行した時に一体いくら節約できたのか、振り返ってみる記事です。
旅行で節約できるのはいくらくらいなのか、目安になればいいかな、と思っています。

Contents
今回の金沢旅行の目的
今回はなぜ金沢へ旅行に行ったのか、目的は大きく二つ
- 入院を繰り返し、あと何回会えるか分からないおばあちゃんに会いに行くため
- 温泉に入り、いいホテルで泊まってただただくつろぎたい
ぼくには金沢に住んでいるおじいちゃんおばあちゃんがいるのですが、もう2年くらいあっていません。
加えて、ぼくの今の仕事がお盆・年末年始といった世間のお休みが無いので自分で時間を作らないと会う機会が無いのです。
で、金沢には近くに「加賀温泉」と「志賀温泉」という有名な温泉郷があります。
加賀温泉には前職の出張の際に行ったことがあるので、今回は志賀温泉に行くことにしました。
金沢節約旅行でのルール
今回旅行に行くにあたって、自分なりに節約のルールを決めました。
ルールを決めないと、肝心なところで出費をケチったり、逆に無駄な出費を増やしてしまうからです。
ぼくが決めたルールはこちら
- 温泉宿については出来るだけ妥協せずいいところを選ぶ
- 食にはこだわらない
- 利便性は重視する
温泉でくつろぐことを目的に来たので、宿は自分が払える限りのいいところを選びました。
逆に宿にお金をかけるので、食にはあまりお金は掛けません。
更に移動する際には利便性を重視したかったです。
金沢へ行くには、高速バス・新幹線・飛行機などいろんな手段はあります。
しかし、石川県は金沢周辺を除くとアクセスが非常に悪いです。
このアクセス面で手間取りたくなかったので、今回は自家用車を使って行くことにしました。
金沢旅行1日目(8/27)
旅行初日である8/27は、移動のための日。
金沢へは自家用車で向かうのですが、交通費節約のためにETCの深夜割引を活用します。

21:00 高速代節約のために夜遅くに栃木を出発
この日の仕事を終わらせて、夜の21時に出発しました。
あえて次の朝ではなく前日夜に出発するのは、高速料金を安くするため。
眠くならないうちに出発です。
ここからすでに、節約は始まっています。
まずはガソリン補給。栃木→金沢の片道は、500km近くになります。

参照:ドラぷら
そのため、ガソリンを満タンにしてから出発しないと、高速道路上でガス欠になってしまいます。
かといって、サービスエリアでのガソリンスタンドは非常に高いです。
この高いガソリン代を払う必要をなくすために、事前に補給していきます。
通常 | 深夜割 | 差額 | |
高速料金 | 9,600円 | 6,450円 | 3,150円 |
SAで補給 | 下道で補給 | 差額 | |
ガソリン代(軽油) | 1805円 (12.89ℓ×140円) |
1521円 (12.89ℓ×118円) |
284円 |
サービスエリアでのガソリン代(軽油)目安:140円/ℓ
ここまでの節約金額:3,434円
23:00 横川SA到着、夕食&車中泊

普段だったらもう寝ている23時、群馬の横川SAに車を泊めて遅めの晩御飯です。
ここのSAに決めた理由は、ラーメンが美味しいと評判だったから(笑)
炙りチャーシューラーメン(850円)いただきました。

ちなみに、こちらのラーメンは下り方面(群馬→長野行き)でしか取り扱っていないので、注意が必要です。
この日はもう遅いので移動は止めて、車中泊。
サービスエリアは夜でも街頭でとても明るいので車中泊をするにはひと工夫必要です。

寝るときに部屋が明るいと寝れませんよね?
なので車に光が入らないようにする必要があります。
用意したものがこちら、ブラインドです。
「凍結防止用」と書かれていますが、ちゃんとブラインドとしても機能します。
おかげで車内は暗い状態ですやすや眠ることが出来ます。
↑装着するとこんな感じになる
今回は涼しかったので使う機会は無かったのですが、熱帯夜の車中泊のために窓を開けても虫が入ってこないウィンドーネットもあります。
↓快適な車中泊の過ごし方を知りたい方はこちら↓

金沢旅行 2日目(8/28)
AM6:00起床、金沢へ出発
車の中で一晩過ごし、午前6時と早い時間に起床。
もともと枕が変わると眠れないタイプだったので、いつもより早起きとなりました。
何より誤算だったのが、ぼくの車はフルフラット仕様にできないため、座席を倒した状態で寝るしか方法が無いのです。

車中泊はフルフラットの状態に限りますね(したこと無いけどww)
この日の朝食は売店でサンドイッチを購入、食べて身支度を整えたらすぐに出発です。

サービスエリアでの車中泊については、ややグレーゾーンな部分があり、どこまでがOKなのか分かりにくいところがある。
一応夜過ごすために駐車するのは問題ないとのことだが、トイレの洗面台を独占したり、他のお客さんに迷惑が掛かるようなことは絶対にNG。
つちまるはここでは、顔を洗うくらいにとどめ、歯磨きはしませんでした(キシリトールガム噛みながら運転しました)
AM11:30 金沢到着、21世紀美術館へ
長時間の運転の末、無事金沢に到着しました。
金沢でまず最初に行ったところは、21世紀美術館。
画像引用:https://www.kanazawa21.jp/
アートとかそういうのには非常に疎い人間ですが、ずっと気になっていた場所だったのでようやく来ました。
とりあえずね、、、感想を言葉にできない!
けど、「アートってスゲー!」ってことだけは言いたくなる場所です。
ちなみにここは、無料スペースと有料スペースが分けられており、今回は無料スペースのみの観覧です。
無料スペースだけでも十分に満足しちゃってね。
ちなみに21世紀博物館の有料スペースは、チケットぴあなどで事前に予約を取ることで通常よりも安く入場することが可能だぞ。(1,000円→800円)
PM0:30 ご当地グルメ「ゴーゴーカレー」を食べる
今回の旅行は食にはこだわらないというスタンスなのですが、どうしても食べたいものがあります。
それが、金沢を代表するご当地グルメ金沢カレー。
今回はゴーゴーカレーを食べることにしました。
確かにゴーゴーカレーは東京にも店舗進出しているのですが、唯一東京で食べれないメニューがココ金沢にはあるのです。
それがこれ、のと豚カレーというもの。
見た目は普通の金沢カレーなのですが、ルーの中には能登豚のお肉が入っています。
これ、金沢駅構内にあるゴーゴーカレー金沢総本山店にしか置いていないメニューなのです。
お品書きの一番最初のページにでかでかと書いてあるくらい、この店舗の一押しメニューなんですね。

金沢駅でゴーゴーカレーを食べるなら、総本山店へゴーゴー!
ゴーゴーカレーの「ゴーゴー」は、数字の55を表す。これは石川県小松市出身の松井秀喜の背番号から来るもので、ゴーゴーカレーのオーナーが松井選手の大ファンだったことからこの数字を取ったのだそう。
「55」と付くだけあって、55秒以内に品出しすることをモットーに運営しているが、実際に注文してみると55秒どころか30秒と待たずにメニューが来た。多分マクドナルドよりも早い。
PM2:30 おばあちゃん家で過ごす
ゴーゴーカレーを食べて満足したところで、金沢市内に住むおじいちゃんおばあちゃんの家へ。
久々の再会で色々とお話しできました。
あと何回会えるのかな、、、あまり長居しても負担になるだろうと思って1時間程度で退出。
PM5:00 宿へ到着
夕方5時に、無事能登の宿へと到着しました。
今回宿泊したのはこちらの宿。
このホテルの魅力は、屋上から見れる綺麗な夕日とゆったりできる温泉。
が、残念ながらこの日は雨。ホテルから見れる夕日は堪能できず、過ごすことになりました。
ちなみに部屋自体はすごいいいところで、かなりオシャレでくつろげるところでした。

値段は素泊まりで8,000円!
今まで泊ってきたホテルは4,000円のカプセルホテルだったり、6,000円くらいの朝食付きビジネスホテルだったことを考えると、素泊まりでこの価格はかなりランクを上げたと言っていいでしょう。
素泊まりということで、ご飯は自分で用意する必要があります。
その夕食はこちら、スーパーで購入した弁当です。

ちなみにここのホテルでは、一番安いコース料理で3,500円します。
スーパーで買った弁当が350円程度だったので、かなりの安上がりとなりました。
ホテルで | 弁当 | 差額 | |
夕食代 | 3,500円 | 350円 | 3,150円 |
ちなみに朝食はこれ

朝食付きプランだと素泊まり価格+1,700円もすることを考えるとかなり安上がりと言っていいでしょう。
さらに徹底しているのが、毎朝欠かさず飲むコーヒー、ホテル内の自販機が割高なのを想定してこんなのも準備してきました。

室内にマグカップが無く、やむなく湯のみでコーヒーを飲むというのは誤算でしたが、給湯ポットがあることを想定して割高な自販機を使わずに朝のコーヒーを楽しみました。
ホテルで | 節約 | 差額 | |
朝食 | 1,700円 | 370円 | 1,330円 |
朝のコーヒー | 160円 | 20円/本 | 140円 |
広々とした温泉に朝晩2回も入れたし!
ホテルでの節約金額:4,620円
(内訳:3,150(夕食)+1,330(朝食)+140(コーヒー)
金沢旅行 3日目(8/29)
AM10:00 ホテルを出発、コスモアイル羽咋へ
ホテルで温泉を堪能してゆったりくつろいだぼくは、10:00頃にホテルを後にしました。
この日は、羽咋にある「コスモアイル羽咋」にやってきました。

人間が宇宙に飛び立つまで、そして飛び立った歴史を知ることが出来る博物館で、観覧料は500円でした。
観光地として訪れるには安いところでしたね。
PM0:00 帰宅、途中で富山へ
栃木まで片道6時間かかる道のりなのでそろそろ帰宅しないとマズい時間です。
しかし、途中で富山に立ち寄りたいと思い、ぶらりと寄り道。
今回食にこだわらないと決めていた僕ですが、そんな僕でもどうしても食べておきたいものがありました。
それがこちら

富山のご当地ラーメン「富山ブラック」です。
一応醤油ラーメンのカテゴリーなのですが、とにかく味が濃く、塩辛いのが特徴です。
ただ、はまる人は本当にはまる味だと思いますね。
行ったお店は、富山県高岡市にあるらーめん誠や。
PM1:00 栃木へ帰宅
富山から高速に乗って5時間強、栃木へ帰ります。
帰る途中に眠くなったのはさすがに辛かったですが、車のクルーズコントロールシステムのおかげで最小限の疲れだけで帰宅することが出来ました。
クルーズコントロールとは、車の速度を30-100km間で設定した速度に一定に保ってくれる機能のこと。
アクセルを踏まずに車を走らせられるので足の疲れがかなり軽減される。
ちなみに高速道路で使い続ければ、使わなかったときに比べて燃費がかなり良くなる
節約金額の合計
色んな工夫をした末に無事節約しながら金沢旅行は終了しました。
ここで、いったいいくらこの旅行で節約が出来たのか、算出してみました。
節約額 | |
高速道路(往路) | 3,150円 |
ガソリン代 | 284円 |
夕食代 | 3,150円 |
朝食代 | 1,330円 |
コーヒー | 140円 |
合計 | 8,054円 |
1泊の旅行で8千円以上も節約に成功しました。
この浮いた8千円でホテルのグレードを上げたりしたので、実際に節約できた金額はやや下がりますが、それでもかなりの効果と言えるのではないでしょうか。
まとめ
というわけで今回の節約旅行についてまとめていきます。
ホテルでくつろぐ旅行をする場合
- 行き道は高速道路の深夜割を活用する
- ガソリンは下道で補給
- ホテルの食事はとらない、素泊まりにする
- コーヒーなど、その場所以外でも買えるものは事前に用意しておく
あとは、自家用車にクルーズコントロールが搭載されているのであればこれを駆使した方が燃費はもっと良くなって節約になりますね。
今回は具体的な燃費を把握できてないので計算には含めていないのですが、クルーズコントロールだけでほぼ走行した帰り道はかなり燃費が良くなっていました。
食事については、今回かなりひもじい質素にしましたが、ホテルを出て他のレストランとかで済ませても十分に節約になります。
その土地だからあるレストランとかもありますからね。
今度旅行へ行くときは、食事にこだわった節約旅行をしたいですね、とりあえず。