節約マインド

【書評】その節約方法、間違ってるかも!?「その節約はキケンです」

つちまる@tcdtkhsです。

さてみなさん、自分が今やっている節約術は正しいと思いますか?

もしかしたらあなたが実施されている節約術は必ずしも節約できているとは言えないかもしれません。

ぼくも今やっている節約術が正しいのか、試行錯誤しながらやっているところです。

そんな中、フィナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんが出版しているこちらの書籍を読みました。

節約の常識とされていること、実はそれが間違っている可能性もあるかもしれません。

そんな風に考えさせられた著書でしたので、書評を書くことにしました。

節約にも自分に合う・合わない方法がある

世の中にはたくさんの節約術があふれ出ています。

たくさんあるからこそ、自分に合う合わないというのがどうしても出てきてしまいます。

お金に対する価値観の違いだったり、生活環境の違いだったり、趣味嗜好の違いだったり。

これらを無視してやみくもに世にあふれている節約術を真似ようとすると、自分には合わず続けられないこともあります。

で、続けられずに自信喪失してしまい、リバウンドのように逆に支出が増えてしまったり。

この本では一般的とされている節約術が合わない理由について解説されていたり、本質的にどういう風にその節約術と向き合っていけばいいのか、と言うことを教えてくれています。

常識的な節約術はキケン

家計簿はどうしてつけるの?

「節約のために家計簿をつけています」と言う人は多いと思います。

ぼくは「Money Tree」と言うアプリを使って家計簿を記録しています。

家計簿を付ける目的は??

ではみなさん、なぜ家計簿を付けるのでしょうか??

そう、お金の使い方の問題点を把握するためですよね。

実際にぼくも長いこと家計簿をつけていて無駄な支出が出てしまったところが見えやすくなりました。

けど、家計簿をつけるのって正直めんどくさいですよね。

簡単そうに見える家計簿アプリであっても、現金精算のものまでは記録してくれないので自分で入力しないといけません。

とはいえ実際に、家計簿をつけるって結構地道な作業。

人によっては続けられない人だって少なくないと思います。

家計簿入力自体は節約にならない。家計簿無しでも節約はできる

本の中で風呂内さんは貯金上手な人についてこのように語っています。

貯金上手な人に話を聞くと、2種類の人がいることが分かります。まずは、「家計簿をしっかり付けてお金の使い方の問題点を把握し、最短コースで節約ができる人」です。このタイプはかなりの上級者と言えますが、その分、数は少ないです。

多いのが「難しい分析は分からないけれど、とにかく無駄なものを買わず、オーソドックスな節約方法については一通り試している」と言うタイプの人です。このタイプの人は家計簿をつけていません。それでも、貯金残高は順調に増えて行っています。

赤太字はこちらで加えました

無駄なものは買わずに節約している人は家計簿をつけていない人が多いそうなんです。

むしろ、家計簿をつけていて節約に成功している人の方が少数なんだとか。

つまり、家計簿付けるのが苦手だと思ったらやらなくていいんですよ。

苦手なことはとっとと辞めて、自分が出来そうな節約術を模索していけばいい。

実際に無駄なものを買わないだけでも十分に節約につながりますからね。

ルリまる
ルリまる
けど「無駄なものを買わない」って簡単そうで難しくない??
つちまる
つちまる
そうだね。無駄なものでも買う直前までは「自分が必要」だと思って買っている場合が多いからね。その無駄買いを減らす方法について次に解説していくよ

即決は買い物の際は絶対にやってはいけない

ぼくが無駄な買い物を減らすための考え方として、買い物の際は即決は絶対にしないと決めています。

「買いたい」という気持ちはアイテムを見つけたときが一番ピークなんです。

みなさんも経験ありませんか?商品を見て「買いたい」と思ってたけど、改めて見返してみると「あっ、そうでもないなww」って気持ちが変わること。

ぼくも一時期無駄な買い物をたくさんしてしまったことがあったのですが、大抵は即決してしまったことで本当に必要かどうか判断することが出来なかったからです。

 

よくデパートのセールとかで○○%OFFってあるじゃないですか。あれなんかいい例で、安く見せることでお客さんが本当に必要か判断する時間を奪い、すぐに買わせています。

ぼくが無駄買いしないためにやっていたことは、まず欲しいものリストをスマホのメモ帳とかに書き込んでいきます。

それを数週間後辺りに見返してみて、それでも欲しいと思ったら買う・やっぱ欲しくないと思ったら買わない、という風にして無駄買いを減らしています。

自分が欲しいと思っていたものって時間が経つと「そうでもないな」と思ってしまうことって少なくないですからね。

自炊にこだわっても節約にならない??

以前に自炊がどれだけ節約になるのか、という記事を書いていたぼくにとって衝撃的だった内容が「自炊にこだわるのがキケン」という項目。

今の仕事を時給換算してみて、その金額によっては自炊は節約にならないと、著書では書かれています。

確かに自炊によってぼくは夕食は300円以内、朝食は100円以内に収まっています。

しかし、自炊をすることで食材を購入したり、調理する時間、更に片付けの時間が掛かってしまいます。

そこにかかる時間を考えても節約になるのか?という話なんです。

 

外食にすることで自炊に本来かかる時間を仕事に充てたほうが収入が増えるのであれば、自炊しない方がいい場合もあります。

支出は増えるかもしれませんが、それ以上に稼げる可能性があるわけですから。

実際に自炊にかかる時間を基に、年収いくらの人であれば自炊した方が節約になるのか、算出してみました。

自炊によって実際にかかるお金は節約できているかもしれない。しかしその節約は「自分が動く」ことで節約になっている。自分がその時間に対していくら稼げるのか、というのを明確にしたうえで自炊が効果的か否かを決めること

クレジットカード断ちは機会損失

大体の節約本には決まって「クレジットカードではなく現金で精算しよう」と書かれています。

ぼくも色んな節約本を読んできましたが、9割以上の書籍に書かれています。

けど、ぼくが以前にも書いたようにクレジットカードにはポイントが付いてくるので使わないと損をしているのです。

著書でも、「徹底的にクレジットカードを研究している人が貯金上手に多い」と書かれています。

ポイントを上手く使いこなせばそのポイント分をまるまる節約できることになりますからね。

とはいえ、カードを使わない人がいきなりカードを使いこなせる事は無いでしょう。

そのため、カードを使いこなすための3つのステップが著書では書かれています。

クレジットカードを使いこなす3つのステップ

  1. 固定費だけカードを使い、他は現金精算
  2. カードを1-2枚に絞り、それを集中的に使ってポイントを貯める
  3. 複数のカードを使う。還元率が高いカードをお店によって使い分ける

③の部分は、高収入で支出の高い人向けでしょうね。

流石のぼくも複数枚のカードを使いこなすことはできないです。

 

まずは「クレカって使い過ぎてしまいそう」という怖さから一歩踏み出して、明らかに使い過ぎないであろう固定費(家賃、保険料、光熱費等)にだけ使うのがいいでしょう。

そこで貯まったポイントを食費とかに充てればちょっとした節約にもなりますからね。

カードを使い過ぎるのが怖いのであれば、まず使い過ぎないであろう固定費の部分から始めると良い。

過剰なふるさと納税利用は浪費につながることも

ぼくはまだ使ったことないのですが、節税のためにふるさと納税を使っている人は多いと思います。

支払った金額のうち、2,000円を超える部分は後に税金から控除されるので、その地域の特産品を実質2,000円でもらえるというのは非常に大きな恩恵だと思います。

しかし、このふるさと納税には控除される上限というものがあります。

その上限は、収入や家族構成などによって決められています。

一例として独身・年収400万円の人は年間で4.1万円が控除の上限額です。

これを知らずにふるさと納税を使いまくっていると、かえって割高のサービスを受けることになりかねません。

参考資料:控除上限額の早見表|さとふる

ふるさと納税の控除上限額を理解しないまま使っていると、サービスが割高になってしまう場合もある

自分に合った節約術があるということを知ろう

自炊の項がいい例ですが、自分の生活環境や収入によって一般的な節約術が当てはまらない場合が結構あります。

ぼくも過去に「冷蔵庫の中身を把握することで節約できる」と聞いてやってみたことがあったのですが、3日坊主で終わってしまいましたww

続かなかったときに気を付けてほしいことが、「私は節約できないんだ」と落ち込まないこと。

節約の才能が無いのではなく、ただ単にあなたにとってそれが合わなかっただけのこと。

他にも著書ではこんな内容について書かれています。

  • 老後資金の目標金額を決めるとキケン
  • 住居費を節約するのはキケン
  • 保険の見直しはキケン
  • 旅行積立はキケン
  • 底値で買おうとするのはキケン

大事なのはその節約術に対して、「なぜその方法が効果的なのか」理解することと、「自分のライフスタイルに合うのかどうか」を考えることですね。

この本質を理解していかないと節約はうまくいかないということを著書では教えてくれました。

 

節約したい方や、節約頑張っているけど上手くいかない、という人におススメの一冊です。