クローゼットや玄関などの湿気対策に便利なのが除湿剤ですが、廃棄するときにゴミが増えてしまうのが悩みですよね。
買い替えをしないといけない上にゴミとして廃棄したときにかさんでしまうため、ゴミ箱がすぐに一杯になってしまいます。
しかしご存じですか?実は最近、除湿剤には繰り返し使えるモデルが出ています。
それがYoitas社の除湿機。除湿機能のあるボトルで吸湿した後に専用のドライスタンドで乾燥させれば、繰り返し使えます。
この記事では繰り返し使えるタイプの除湿剤をおすすめしたい理由と、Yoitas除湿機のメリットを解説します。
導入すればゴミと取り換えの手間が省けて便利なので、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
Contents
除湿剤を買うなら繰り返し使えるYoitasがおすすめ
除湿剤を購入するのであれば、繰り返し使えるYoitasの除湿機がおすすめです。
最近我が家にも導入してみましたが、ゴミが減るため気兼ねなく使えます。
Yoitas除湿機の概要
ぼくが今回購入したYoitas除湿機を使う流れはたったの3ステップです。
- 設置する
- 吸湿できなくなったら専用装置で乾燥させる
- もう一度設置する
あとはこれの繰り返し。
使い終わっても捨てることなく使いまわしができます。
今回は除湿ボトル3本セットを購入。このような箱に入って届きました。
一番左の大きい箱に充電器と除湿ボトルが1つ、右2つの箱にも除湿ボトルが入っています。
↑右の装置が乾燥機、左にあるのが除湿ボトル
除湿ボトルには吸湿度合いが分かるように、上部に「ウェットサイン」が搭載されています。
届いた当初の色はオレンジ。ガンガン水を吸える状態です。
この状態でベッド下に置いてみました。
吸湿する過程でウェットサインがオレンジ⇒グリーン⇒ブラウンの順に変わっていきます。
設置から3週間後、改めて除湿ボトルのウェットサインを確認してみたらブラウン色に変わっていました。
がっつりベッド下の湿気を吸い取ってくれたのです。
↑これ以上は吸湿できないサイン
この状態で除湿ボトルを置いても湿気を吸ってくれないため、付属のドライスタンドでボトルを乾燥させます。
↑ただいま乾燥中
ちなみに乾燥は2時間程度で終わります。
乾燥後にウェットサインを確認してみたところ、届いた当初と同じようにきれいなオレンジ色に戻っていました。
ベッド下に再度戻して、また吸湿してもらいます。
従来の除湿剤であった水捨てやゴミ捨ても一切必要なし。手軽にお部屋の気になる場所を除湿してくれるのです。
実際にYoitas除湿機は吸湿してくれるの?
Yoitas除湿機は従来の除湿剤と違って水を捨てないため、本当に吸湿しているのか疑問を持っている方もいるかもしれませんね。
そこでYoitas除湿機が実際に吸湿しているのか、実験してみました。
水で洗いたてのペットボトルの中に除湿ボトルを入れ、24時間放置してみました。
本当に除湿してくれるのであれば、ペットボトルの中の水滴が完全に消えるはず。
そして丸1日が経ったあとの結果がこちらです。
きれいにペットボトル内部についていた水滴が無くなっています。
除湿ボトルはちゃんと吸湿を確認できたので、安心してください。
繰り返し使えるYoitas除湿機と使い捨て、どちらがお得なのか計算してみた
Yoitas除湿機は一度購入してしまえば繰り返し使えるため、買い替える必要もありません。
そこで気になるのが、Yoitas除湿機を導入すれば何年後に元が取れるのか?という点ではないでしょうか。
というわけで実際にYoitas除湿機の元が取れる期間を計算してみました。
使い捨て除湿剤の値段
2021/5/29時点での使い捨て除湿剤の値段は以下のようになっていました。
値段 | 1個当たりの値段 | |
商品A(420ml) | 1,003円/12個 | 83.6円 |
商品B(420ml) | 185円/3個 | 61.7円 |
商品C(400ml) | 189円/3個 | 63.0円 |
商品Aがやや高めでしたが、大体60円ちょっとが相場という感じでしょう。
後述でYoitas除湿機との比較に入りますが、この記事では使い捨て除湿剤1個当たりの値段を63円と仮定して進めます。
その理由は以下の2つです。
- 3つの商品の中で中央値であること
- キリが良い
Yoitas除湿機の値段
Yoitas除湿機の値段は2021/5/29時点で以下のようになっています。
値段 | |
ドライスタンド+除湿ボトル | 5,980円 |
ドライスタンド+除湿ボトル3本 | 8,982円 |
除湿ボトル単品 | 2,682円 |
最もお得なのが「ドライスタンド+除湿ボトル3本」のセット。
ドライスタンドも含めて1本あたり2,994円で利用できます。
なお除湿ボトルのスペックについて、以下のようにメーカーが公表しています。
除湿量 | 100ml |
乾燥時間 | 2時間 |
電気代 | 約1.5円 |
先述の使い捨て除湿剤では取り換えに63円掛かるのに対し、Yoitas除湿機はたった1.5円しか掛かりません。
Yoitas除湿機は何回使えば使い捨て除湿剤よりもお得になるか?
使い捨て除湿剤とYoitas除湿機の金額を算出したところで、どのくらいお得になるのか計算してみました。
なおここからは前提条件として、以下のように決めた上で計算を進めます。
- 使い捨て除湿剤1回当たりの金額は63円(400ml)
- 使い捨て除湿剤は年間4回交換すると仮定する
- Yoitas除湿ボトルの金額は2,994円(100ml)、この額にドライスタンド分も含める
- Yoitas除湿ボトルを乾燥させるのにかかる電気代は1.5円/回とする
計算式は割愛しますがこの前提で進めた場合、Yoitas除湿剤の元が取れるのはなんと約12年後。
超長期的な観点で見れば元は取れるかもしれませんが、残念ながら金銭的な観点で見ると節約するのは難しいです。
とはいえ繰り返し使えるYoitas除湿機には、使い捨て除湿剤には無いメリットがあります。
Yoitas除湿機を導入する他のメリット
先述の計算より、Yoitas除湿機は金銭的な点で見ると元を取るのはかなり時間が掛かります。
しかし繰り返し使えるYoitas除湿機だからこそのメリットが3つあります。
- ゴミがかなり減る
- 水を捨てて新品を設置しなおす手間が省ける
- 部屋のオブジェにもなる
それぞれ一つずつ解説します。
ゴミがかなり減る
Yoitas除湿機は繰り返し使うため、使い捨て除湿剤に比べてごみがかなり減ります。
使い捨て除湿剤はしっかりしたプラスチック素材で作られた容器であるため、ごみ箱に捨てるとかさばってしまい、すぐに一杯になってしまいます。
しかしYoitas除湿機に替えればその容器を捨てずに済むため、ゴミを大幅に減らせます。
環境負荷が少ないので、エコの観点として導入してみてもいいでしょう。
水を捨てて新品を設置しなおす手間が省ける
使い捨て除湿剤の場合は水がいっぱいになったら捨てて、新品を新たに設置する手間が生じます。
しかしYoitas除湿機であれば吸湿が終わっても、ドライスタンドで乾燥するだけ。
除湿剤を取り換える手間を大きく減らせます。
部屋のオブジェにもなる
好みとして分かれる部分かもしれませんが、除湿ボトルがおしゃれなデザインであるため、ちょっとしたオブジェにもなります。
除湿剤は部屋の隅っこに置くとはいえ、ふと目に付くと“除湿剤”って分かってしまうため、不自然な感じがしますよね。
しかしYoitasの除湿ボトルであればオブジェに見えるデザインをしているため、部屋に置いていても違和感がありません。
仮に来客に見られたとしても、除湿剤だとバレることなくやり過ごせるでしょう。
まとめ:繰り返し使えるYoitas除湿機はゴミを減らせる
使い捨ての除湿剤は安いために使いやすいですが、ゴミと手間が増えてしまいます。
しかし繰り返し使えるYoitas除湿機であれば、以下のメリットがあります。
- 一度購入してしまえばランニングコストが少ない
- ゴミを大幅に減らせる
- 水を捨ておよび取り換えの手間が少ない
- 部屋のオブジェにもなる
節約としてみるのであれば12年以上利用しないといけないため、コスパはあまり良くないかもしれません。
しかしゴミとして廃棄する必要が無いため、諸々の手間が大きく減ります。
使い捨て除湿剤に比べると環境負荷も少ないため、ぜひ導入を検討してみてくださいね。