つちまる@tcdtkhsです。
ついに我が家に新しい洗濯機がやって来ました。
今回は思い切って、乾燥機能付きのドラム式洗濯機に決めました。
金額は15万円程、無金利のショッピングローンを利用したので、毎月1万円くらい支払うことになります。

さて、最新の洗濯機を買ったということは、古い洗濯機は手放さないといけませんね。
そこで問題になるのが、元の洗濯機はどうやって処分するのか、という問題。
ある程度年式が新しいものであれば値段が付くのですが、古いものだと売れるどころか、お金を払って処分しないといけません。
特にぼくが持っていた洗濯機は2009年式と、10年前のモデルなので、値段なんてつくはずもなく。
実際に値段が付くのか気になって中古販売店に査定はしてもらったのですが、引き取りすら拒否されてしまい。。。
処分するのにお金が掛かるのはしょうがないとしても、せめて処分費用は安く済ませたいですよね。
そこで今回は、洗濯機の処分の仕方と、どこで処分してもらった方がお得になるのかをまとめてみました。
Contents
洗濯機は家電リサイクル法対象の家電。処分するならお金を払わないといけない

まず洗濯機を処分するにはなぜお金を払わなければいけないのか、と言うことから説明します。
洗濯機は家電リサイクル法で「特定家庭用機器」に分類された、処分する際に「リサイクル料」という名目で料金を支払わないといけない家電です。
家電リサイクル法
廃棄物の減量、資源の有効利用の観点から2001年4月より施行された法律。
洗濯機のほかにエアコン、冷蔵庫、テレビも指定されている。
そのため廃棄物処理業の許可を得た業者に回収してもらわないといけません。
古い洗濯機を処分する3つの方法
既に使っている洗濯機を処分するのであれば、方法はこの3つになってくるでしょう。
- 廃棄物処理業の許可を得ている業者に回収してもらう
- 新しく購入予定の家電量販店に引き取ってもらう
- まだ動く場合、メルカリとかで売る
普通に処分するだけであれば、廃棄物処理の業者さんに頼んで処分してもらいます。
買い替えの場合は、購入した店舗によっては有料で引き取りをしてくれることもあります。そこに頼めば一括で新品導入と廃棄を行ってくれるので手間が少ないですね。
費用は若干異なりますがヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマなど、有名どころの家電量販店であれば引き取りサービスがあります。
それ以外だと、まだまだ現役で動くようであればメルカリなどのフリマアプリで売り出すのも一つの手。
洗濯機を処分するのに実際にいくらかかるのか?
では洗濯機を処分するのには実際にいくらかかるのか、と言う話ですね。
処分するのにかかる費用の内訳としては、リサイクル料・搬出料・収集料金の3種類が掛かってきます。
自分一人で洗濯機を運び出せるのであれば負担額はリサイクル料だけで済みますが、洗濯機を一人で運び出せるマッチョな人なんてなかなかいないですよね。
なので一人暮らしの場合だと物理的に持ち運びが不可能なので基本的にこの辺の費用も負担することを想定しておきましょう。
- 日立製
- 2009年式
- 縦型洗濯機、乾燥機能無し
洗濯機処分を業者に依頼する場合の費用
まずは洗濯機処分を業者に依頼した場合にかかる費用について見ていきます。
実際にぼくが取った見積もりは一社だけなのですが、参考程度になるとは思うので乗せておきますね。
内訳 | 料金 |
リサイクル料 | 2,484円 |
収集料金 | 4,320円 |
運搬料金 | 5,400円 |
合計金額 | 12,204円 |
収集・運搬でかなり金額を取られていることが見て分かりますね。
なのでもし業者に処分を依頼する場合の節約方法としては、予算9,000円以内で洗濯機を運び出せる人を募集する、でしょうかね。
新品購入した店舗で古い洗濯機を引き取ってもらう場合の費用
次に新品購入した店舗で古い洗濯機を引き取ってもらう場合の費用について見ていきます。
ぼくは新品の洗濯機をコジマのオンラインストアで購入したのですが、そこでの引き取り料はリサイクル料・運搬料合わせて4,104円でした。
内訳 | 料金 |
リサイクル料 | 2,484円 |
収集運搬料金 | 1,620円 |
合計金額 | 4,104円 |
普通に業者さんに依頼するよりも8,000円程安くなることが分かりました。
新品を購入する場合は、今使っている機械の処分のことも考えて小売店で購入する方がお得と言っていいでしょう。
現役で動くのであれば、メルカリで赤字額4,000円以内で販売するのも一つの手
もし新品購入を予定しているあなたの洗濯機がまだ動くのであれば、メルカリで売り出すことで黒字にするまでは難しくとも、処分費用を4,000円以内にすることも可能かもしれません。
メルカリで洗濯機を配送する場合、「大型メルカリ便」を利用すれば、7,398円で梱包から運搬、向こうでの設置まで行ってくれます。
大型メルカリ便の費用
配送する荷物の三辺(奥行・横幅・高さ)の長さによって金額が変わってくる
- 200cm以内:4,320円
- 250cm以内:7,398円 ←洗濯機はこの辺
- 300cm以内:10,746円
- 350cm以内:16,254円
- 400cm以内:22,950円
- 450cm以内:29,646円
送料に手数料となる1割を上乗せすれば±0、送料込み5,000円の赤字販売だとしても、1,500円ほど処分費用を節約できる計算となります。
メルカリで販売した場合の計算一例
メルカリは販売価格の10%が手数料として取られるので、利益を計算する場合は販売価格の90%から送料を差し引いた金額となります。
- 10,000円(送料込み)で販売した場合
→10,000×0.9-7,398=1,602円の利益 - 8,300円(送料込み)で販売した場合
→8,300×0.9-7,398=72円の利益 - 5,000円(送料込み)で販売した場合
→5,000円×0.9-7,398=2,898円の赤字
⇒家電量販店引き取りに比べておよそ1,200円の処分費用の節約 - 赤字額(=処分費用)を4,104円以内に収める場合
販売価格3,660円(送料込み)が下限となる
2009年式ほどの古いものが売れていた事例は見つけられませんでしたが、実際に2011年式の洗濯機が8,000円(送料込み)で売れていたのでチャンスはあるのではないかと思います。(この場合の処分費用は実質198円で済んでいることになる)
結論、新品購入するなら前の洗濯機は小売店に引き取ってもらう方がお得
洗濯機の処分をしてもらうならどの方法がお得なのか、と言うことについての結論です。
処分費用の比較
- 廃棄処分業者に依頼:12,204円
- 小売店にて引き取り(コジマの場合):4,104円
新品購入をする場合は、小売店の家電引き取りサービスを利用したほうが圧倒的に安く済みます。
搬出・収集料込みで8,000円も変わってくると言うのは、非常に大きいですよね。
しかしメルカリなどのフリマアプリで売れる可能性もあるので、まずは出してみることをおすすめします。
今では家電量販店の実店舗・オンラインストアだけでなくAmazonや楽天などでも購入することはできますが、
そういったネット通販だと引き取りまではしてくれないので、たとえ本体価格が安くてもトータルで見ると損をしてしまう場合もあります。
なので洗濯機を買い替える場合は本体価格だけでなく処分費用もトータルで見て考えた方がいいです。