一人暮らしの皆さんは普段の食事、どうされていますか。
ぼくは頑張って自炊しています。
毎日の自炊が、実は節約につながっているんです。
とはいえ、「自炊は面倒だからやっていない」と言う人、少なくないと思います。
確かに調理するのって時間取られるので自炊しないのはある意味で賢いとは思うのですが、節約したいと考えているのなら話は別。
節約したいなら自炊しましょう。
自炊を継続できれば、毎日○○円も節約が出来るようになりますよ。
Contents
自炊に取り掛かることのメリット
節約する上で、自炊は節約になるのか!?という議論が必ずと言っていいほどなされます。
これについては、「継続すれば食費の節約になる」というのが答えです。
詳しい計算は後述しますが、ぼくは自炊をすることで毎日370円、一か月換算で1万円近くも節約できています。
節約以外にも自炊をすることのメリットはありまして、
- 栄養バランスが取れた食事を食べられる
- 健康にいい
といったメリットがあります。
自炊をしない場合はコンビニ弁当、もしくは外食で済ませることになります。
しかしこれらの場合だと、野菜が入ってなかったりなどで栄養が偏ってしまう恐れがあります。
更にコンビニ弁当の場合、添加物がどっぷり入っているため、お世辞にも体にいいとは言えません。
そのため、健康を維持するためにも自炊を頑張ることで、長い目で見ると医療費の節約にもなるのです。
- 自炊をすることのメリットは節約、栄養バランス、健康
- 特に健康面については、長い目で見た場合に医療費の節約に繋がる
自炊ってどれだけ節約になるの??
まず、自炊することでどれだけの節約になるのかというところが気になるのではないでしょうか。
と言うわけで、ぼくが実際に自炊したときに掛かる一日の食費について計算してみました。
つちまる家の自炊メニュー
ほぼ毎日自炊をこなしているぼくですが、朝晩ともメニューはだいたい決まっています。
ある程度メニューを固定することで手間が省けるので、自炊するためのハードルが下がるんですよ。
朝ご飯
朝ご飯のメニューはこちら
- パン(ピーナッツバター塗り)
- インスタントスープ
- ヨーグルト
- バナナ
一食当たりの金額は、162円でした。
朝食の内訳 | 金額 | 買い値 |
---|---|---|
パン | 32円/枚 | 159円/5枚 |
マーガリン | 7円/4g | 296円/180g |
ピーナッツバター | 6円/4g | 257円/180g |
インスタントスープ | 29円/袋 | 315円/8袋 |
ヨーグルト | 40円/100g | 159円/400g |
バナナ | 48円/本 | 192円/4本 |
合計 | 162円/食 |
スープまで自炊するのはさすがに大変だったので、スープだけはインスタントにしました。
朝食でこれと同じようなものをコンビニで買った場合、これに100円くらい上乗せしないといけないです。
(パン120円、インスタントスープ29円、カップヨーグルト110円くらい)
そう考えると、朝食を毎日自炊するだけでワンコインお金が貯まるということになります。
晩ご飯
晩御飯も朝食同様にある程度固定しています。
- ご飯
- 味噌汁
- 炒め物
- 生野菜(キャベツの千切りが多い)
- 納豆
みそ汁・炒め物の具が変わることはありますが、それ以外はほぼ同じ感じです。
一食当たりの金額は、大体277円。
牛丼を一食頼むのと同じくらいの値段ですが、自炊をすることで生野菜と納豆も付いてくるので自炊した方が圧倒的にお得なのです。
夕食の内訳 | 1食当たりの金額 | 買い値 |
---|---|---|
ご飯 | 66円/1合 | 2,200円/5kg |
味噌汁 | 21円/1杯 | |
大根 | 6円 | 90円/0.5本 |
豆腐 | 7円 | 35円/パック |
もやし | 2円 | 19円/袋 |
味噌 | 6円 | 540円/500g |
キャベツ | 11円 | 86円/0.5個 |
炒め物 | 140円 | |
お肉 | 120円/100g | 480円/400g |
えのき | 20円 | 80円 |
納豆 | 39円 | 116円/3パック |
合計 | 277円 |
コンビニ弁当なら500円前後、外食すれば800円くらいかかってしまうことを考えると、300円かからないくらいの金額でこれだけ食べれるのはかなりお得と言っていいでしょう。
これより安く済ませる方法としてカップ麺という手もありますけど、健康的に心配ですよね。
安価に済ませられて、かつ健康に必要な食事がとれるのが自炊の強みなのです。
つちまる家の食費はおいくら??
さて、実際にぼくが食費にいくらかけているのか、見てみましょう。
家計簿アプリ「Money Tree」に記録されている直近3か月間の食費はこちら。
食費 | |
2018年5月 | 13,420円 |
2018年6月 | 13,709円 |
2018年7月 | 10,101円 |
毎日自炊を継続していることで食費を15,000円未満に抑えられています。
7月がさらに安いのは、ただ単に宿泊業務が多かったことで食事が支給されたため。
とはいえ、自炊無しでここまで安くはならなかったので自炊の効果は非常に大きいと言えるでしょう。
自炊に必要な調理器具と、元を取るのに必要な期間
自炊をするうえで安く済ませられることは分かっていただけたと思います。
ただ、これはあくまで食材費だけの話でした。
料理をするうえで、当然ながらフライパンや鍋などの調理器具が必要になってきます。
これを含めたら元が取れるのか?と言うところまで計算してみました。
自炊に必要な調理器具・家電
まず自炊に必要な調理器具や家電をピックアップしてみます。
調理器具
- フライパン
- お鍋
- お玉
- さいばし
- しゃもじ
- 包丁
- まな板
- (ピーラー)
- (フライ返し)
調理家電
- 電子レンジ
- 給湯ポット
- (炊飯器)
- (オーブントースト)
※()内はあったら便利というもの、それ以外はほぼ必須アイテム
電子レンジと給湯ポットは自炊するかどうかに関わらず家庭に1台はあると思います。
なので最低限の自炊をするうえで必要なのは調理器具全般になってきます。
ここからは、必要最小限のアイテムを揃えたときの計算をします。
調理器具の値段
フライパン・鍋については、アイリスオーヤマでお得なセット商品が税込み5,000円でありました。
包丁・まな板についても、ピーラーも付いて1,600円程度でお得なセットが販売されています。
ピーラーなしのお得なセット販売が無かったので最低限必要ではないピーラーがついてきてしまうのは、ご愛敬ということで許してくださいww
残りのお玉、さいばし、しゃもじは100円ショップで揃えることが出来ます。
調理家電の値段
今回は必要最小限のアイテムをそろえるという条件なので、調理家電については自炊する上で揃えなければいけないものはほぼ無いと言っていいです。
炊飯器はお鍋でご飯が炊けるのでなくても大丈夫、オーブントーストも朝食パンにしない限りは必要ありません。
更に必ず必要になる電子レンジと給湯ポットはコンビニ弁当を温めたり、カップ麺を作ったりするときに使うので自炊に関係なく持っているはずなのでここでは計算に含めません。
調理器具・家電合計金額
ここで合計金額を算出します。
金額 | |
鍋・フライパンセット | 5,000円 |
包丁・まな板・ピーラー | 1,600円 |
しゃもじ、お玉、さいばし | 330円 |
合計 | 6,930円 |
最低限の道具をそろえるのに7000円程度で済むことが分かりました。
購入した器具の元を取るのに必要な期間
ここで先ほどの数値を基に、何日間自炊をすれば調理器具の元を取れるのか計算をしていきます。
自炊しない場合の食事
朝食:260円(菓子パン、インスタントスープ、ヨーグルト)
夕食:540円(コンビニ弁当)
自炊する場合の食事
朝食:160円
夕食:270円
1日あたりの差額 | 自炊する | 自炊しない | 差額 |
朝食 | 160円 | 260円 | 100円 |
夕食 | 270円 | 540円 | 270円 |
合計 | 430円 | 800円 | 370円 |
1日自炊することで、合計370円節約できることが分かりました。
これを調理器具の代金で割ります。
7,000÷370=18.92≒19日
つまり、たったの3週間自炊を頑張れば貯金が出来るという計算になります。
自炊を継続させるなら、継続できる仕組みづくりをしよう
自炊に取り掛かることで食費の節約を実現できますが、継続できることが必須条件となります。
しかし実際には、忙しかったり、面倒に感じたりなどで続かない人が多いのではないでしょうか。
そこで自炊を継続するためには、継続できる仕組みづくりが必要になります。
自炊継続のために整えるべき仕組みはこの二つ
<自炊を長続きさせるうえで知っておくべき二つのこと>
- いかに手間を省くか
- いかに調理にかける時間を減らすか
この二つを実現することで、自炊を継続することが簡単になり、食費の節約が実現できるようになるのです。
まとめ
というわけでまとめます。
- 自炊すれば朝食は毎日160円程度、夕食は300円未満で抑えられる
- 調理器具などの初期投資は必要。だが、最低限の器具は3週間あれば元が取れる
- 自炊のメリットは節約だけでなく、健康的な食事を送れる点もある
節約できると言っても、手間はどうしても掛かってしまうので大変なこともあります。
しかし、しっかり継続できれば確実に節約することもできます。
明日の食事からは自炊、頑張ってみませんか??
ちなみに当記事では「自炊は節約になる」と結論付けていますが、自炊に掛かる手間などを考えると年収387万円以上の人は、自炊にかかる時間を仕事に費やした方が割に合うかもしれません。