エポスプラチナのインビテーションはいつ届く?申込み方法とともに解説
エポスプラチナカードのインビテーションが「いつ届くのだろう」「どうすれば選ばれるのか」と気になっている方も多いでしょう。インビテーション経由で発行できれば、通常30,000円かかる年会費が20,000円になるため、お得にプラチナカードを保有できます。
そのため、プラチナカードが欲しい人にとっては、できる限りインビテーションを受け取りたいところです。
本記事では、エポスプラチナカードのインビテーションが届く条件や時期、特徴について詳しく解説します。僕が過去に受け取ったときの経験も交えているため、ぜひ参考にしてください。
エポスプラチナカードのインビテーションはいつ届く?受け取れる条件と目安
前提として、エポスプラチナカードのインビテーションを受け取るためにはエポスゴールドカードを保有し、利用していることが条件となります。保有カードがエポスカード、またゴールドカードを保有していたとしても利用していない場合は、インビテーションの対象外です。
エポスプラチナカードのインビテーションは、ゴールドカードを保有しており、かつ以下4つの条件を満たした場合に発行されると言われています。
- 保有期間
- 年間利用額
- 収入
- 信用情報
各項目について、目安となる基準とともに解説します。
なお、インビテーションの発行条件は公式には公表していません。あくまでもひとつの目安として捉えてください。
保有期間
エポスプラチナカードのインビテーションを受け取るためには、ゴールドカードを一定期間にわたり保有する必要があります。具体的な保有期間は公表されていないものの、一般的には1年程度の実績が目安とされています。
あくまで目安であるため、後述する他の条件次第では、より早くインビテーションが届くことも期待できるでしょう。
インビテーションを受け取りたい人は、まずは1年ほどかけてゴールドカードを利用しましょう。
年間利用額
ゴールドカードはただ保有していればいいのではなく、実際に決済して実績を積み上げる必要があります。公式には明確な金額は発表されていないものの、年間100万円程度の利用実績があると選考対象になる可能性が高まるといわれています。
年間100万円を達成するためには、1ヶ月平均で83,000円の決済が必要です。人によっては高いハードルに感じる方もいるでしょう。しかし、日常的な買い物はもちろん公共料金の支払いや旅行費用などで積極的に決済すれば、十分に達成できる基準です。
エポスゴールドで年間100万円を達成すれば、年間ボーナスポイントで10,000円相当のエポスポイントも付与されるため、ぜひ挑戦してみてください。
収入
エポスプラチナカードに限らず、上位ランクのカードを発行するためには、一定以上の収入が必要と言われています。
重要なのは、安定した収入があり、カード利用代金の支払い能力があると判断されることです。収入の他にも職業や勤続年数、さらには他社クレジットカードの利用状況なども総合的に判断される可能性があります。
収入は短期間で上げられるものではないため、まずはエポスゴールドを積極的に使い、滞りなく引き落としをすることを意識してください。
信用情報
良好な信用情報を維持していることも、プラチナカードを発行するうえで重要な要素です。エポスカードの支払い遅延がないことはもちろん、他社クレジットカードや各種ローンの支払い状況も対象となります。
信用情報に影響を及ぼす行動の例は、以下のとおりです。
- クレジットカードやローンの支払い遅延や滞納
- 複数のクレジットカードやローンに短期間で申し込む行為
- 利用可能枠に対して高い割合での継続的な利用
- 多額の借入れや債務の存在
- 自己破産や債務整理の履歴
一度でも支払いの遅延や滞納があると、その記録は信用情報機関に登録され、審査に悪影響を及ぼしかねません。
インビテーションを受け取りたい人は、日ごろから計画的な利用と遅滞のない支払いを心がけ、自身の信用情報を良好に保つことを意識しましょう。
エポスプラチナカードのインビテーションの特徴
エポスプラチナカードのインビテーションがどのようなものか、気になる人は多いでしょう。ここでは、インビテーション特有のメリットや注意点について詳しく解説します。
通常申込みよりも年会費が安くなる
エポスプラチナカードのインビテーションを受け取ることの大きなメリットとして、年会費の優遇が挙げられます。
通常の申込み手続きでエポスプラチナカードを作成する場合、年会費は税込30,000円です。しかし、インビテーション経由で申し込むと年会費が税込20,000円となり、毎年10,000円も抑えられます。
年会費割引は申込み初年度だけでなく、継続的に適用される特典なので、保有期間が長いほどお得になります。
エポスプラチナカードへのグレードアップを検討している人にとって、インビテーションは非常にお得な制度といえるでしょう。
審査に通過することを保証するものではない
インビテーションが届いたからといって、必ずしも審査に通過できるわけではないことに注意が必要です。インビテーションは、カード会社が設定した条件を満たした利用者に送られるものですが、最終的な発行可否は改めて行われる審査結果によって決まります。
申込時点での収入状況や信用情報、他社カードの利用状況などを元に、カード発行の審査が行われます。インビテーションを受け取って申し込む人は、審査に通過する確率を上げるために、信用情報を整えておきましょう。
- 毎月の支払いを滞りなく済ませる
- 滞納している借入金がある場合は返済しておく
- 勤務先や住所などのカード情報に変更がある場合は速やかに手続きをする
- 他社カードや融資サービスの申込みを検討している人は一度保留する
【簡単比較】エポスプラチナカードと他ランクカードの違い
エポスプラチナカードのインビテーションを狙っている場合でも、他ランクのカードとの違いを正確に理解していない人もいるでしょう。そこで、エポスカードが提供しているクレジットカードを、ランクごとに表にまとめてみました。
プラチナ | ゴールド | 一般 | |
---|---|---|---|
年会費(税込) | 30,000円 (インビテーションで申込みした人は初年度から、また年間利用額が100万円以上の人は翌年度から20,000円) |
5,000円 (インビテーションで申込みした人は初年度から、また年間利用額が50万円以上の人は翌年度から無料) |
無料 |
付与ポイント | エポスポイント | ||
ポイントの有効期限 | 無期限 | 2年間 | |
ポイント還元率 (通常時) |
0.5% (税込200円ごとに1円相当) |
||
ボーナスポイント | 最大100,000ポイント | 最大10,000ポイント | ― |
家族カード | 永年無料 (エポスファミリーゴールド) |
― | |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円 (利用付帯) |
― | ― |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 (利用付帯) |
最高5,000万円 (利用付帯) |
最高3,000万円 (利用付帯) |
プラチナカードは一般カードやゴールドよりも年会費が高い分、ボーナスポイントが最大10万ポイントと非常に多く付与されます。また、旅行傷害保険は保証額が最高1億円と充実しており、国内旅行保険も付帯しています。
また、家族カードも永年無料で発行できるため、家族でエポスカードを使う方には大きなメリットとなるでしょう。カードランクによる特典の違いを理解して、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが重要です。
エポスプラチナカードを利用するメリット
エポスプラチナカードを発行できればどのような恩恵を受けられるのか、気になる人は多いでしょう。具体的なメリットは、以下の5つです。
- 最大10万円相当のボーナスポイントを獲得可能
- 旅行傷害保険が手厚い
- 誕生月はポイント還元率が2倍になる
- ファミリーカードのボーナスポイントが多く付与される
- 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
他ランクのカードよりも年会費は高いものの、相応のサービスを受けられます。発行する前に把握しておきましょう。
1. 最大10万円相当のボーナスポイントを獲得可能
エポスプラチナカードの最大の魅力は、年間利用額に応じて最大10万円相当のボーナスポイントを獲得できることです。ゴールドカードにもボーナスポイント制度は設けられているものの、こちらは最大10,000円相当であるため、獲得できるポイントに大きな差があります。
年間利用額 | プラチナ | ゴールド |
---|---|---|
50万円 | 3,000ポイント ※2026年5月以降。それ以前は対象外 |
2,500ポイント |
100万円 | 20,000ポイント | 10,000ポイント |
200万円 | 30,000ポイント | |
300万円 | 40,000ポイント | |
500万円 | 50,000ポイント | |
700万円 | 60,000ポイント | |
900万円 | 70,000ポイント | |
1,100万円 | 80,000ポイント | |
1,300万円 | 90,000ポイント | |
1,500万円 | 100,000ポイント |
同じ年間利用額100万円で比較しても、ゴールドでは10,000円相当であるのに対し、プラチナでは20,000円相当と高めとなっています。
プラチナでは2025年4月現在の制度では年間利用額100万円未満は付与対象外ですが、2026年5月以降であれば50万円以上でも対象となります。このことから、年間利用額がやや低めの人であっても、エポスプラチナを発行するメリットを感じられるようになるでしょう。
2. 旅行傷害保険が手厚い
エポスプラチナカードは、他のランクのエポスカードと比較して非常に手厚い旅行傷害保険を付帯しています。
最大の特徴は、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険の両方が最高1億円という高額な補償で利用できる点です。特に国内旅行傷害保険はゴールドカードや一般カードには付帯していないため、国内旅行が多い方にとって大きなメリットとなります。
プラチナ | ゴールド | 一般 | |
---|---|---|---|
国内旅行傷害保険 | 本人:最高1億円 家族:最高2,000万円 (いずれも利用付帯) |
― | ― |
海外旅行傷害保険 | 本人:最高1億円 家族:最高2,000万円 (いずれも利用付帯) |
最高5,000万円 (利用付帯) |
最高3,000万円 (利用付帯) |
なお、カードのランクに関係なくエポスカードの旅行傷害保険は利用付帯です。そのため、補償が適用されるためには、旅行代金や交通費などを対象のクレジットカードで支払わなければなりません。
最高1億円の補償額を受けられるのはプラチナランクならではの特典です。旅行へ行く機会が多い人ほど、エポスプラチナを保有していることで安心して楽しめるでしょう。
3. 誕生月はポイント還元率が2倍になる
エポスプラチナカードでは、会員の誕生月に利用すると通常時の2倍のポイントが貯まる特典があります。
Visa加盟店での買い物では通常時は税込200円ごとに1ポイントのところ、誕生月には税込200円ごとに2ポイント(還元率1.0%)に倍増します。さらにマルイでのお買い物では、ポイント付与率が2倍となります。
通常月 | お誕生月 | |
マルイ・マルイウェブチャネル・モディ | 2ポイント/200円(税込) | 4ポイント/200円(税込) |
上記以外のVisa加盟店 | 1ポイント/200円(税込) | 2ポイント/200円(税込) |
特に普段からマルイをよく利用する方は、誕生月にまとめて買い物することで、効率よくポイントを貯められるでしょう。
4. ファミリーカードのボーナスポイントが多く付与される
エポスプラチナカードを保有している人が家族カード「エポスファミリーゴールド」を発行した場合に、家族の利用額に応じたボーナスポイントが多く付与される特典があります。ゴールドカード会員の家族と比較して、2倍のボーナスポイントを得られます。
年間利用額 | 一人以上がプラチナ | 全員ゴールド |
---|---|---|
100万円 | 2,000ポイント | 1,000ポイント |
200万円 | 4,000ポイント | 2,000ポイント |
300万円 | 6,000ポイント | 3,000ポイント |
家族で計画的にカードを利用することで、ポイントを効率よく貯められるでしょう。また、エポスファミリーゴールドの年会費は永年無料のため、金銭的な負担もありません。家族全体でエポスカードを活用する人は、ぜひ活用してみてください。
5. 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
国内外の空港ラウンジを無料で利用できる点も、エポスプラチナカードの魅力的な特典と言えるでしょう。
特に価値が高いのが、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が無料で付帯することです。プラチナカードのみの特典となっており、海外旅行の多い方にとっては年会費に見合った価値があるはずです。
また、国内の主要空港ラウンジについても、プラチナカードでは同伴者1名まで無料で利用できます。国内の空港ラウンジであればゴールドカードでも無料で利用できる特典はあるものの、こちらは本人のみに限られます。
家族や友人と一緒に旅行する機会が多い人であれば、同伴者もラウンジサービスを利用できることは大きなメリットとなるでしょう。
特に長時間のフライトや乗り継ぎがある場合には、ラウンジでくつろげることでストレスを大幅に軽減できます。
エポスプラチナカードの申込み方法
エポスプラチナカードを申し込む場合の流れを紹介します。インビテーションを利用する場合であっても、通常時と同様の流れとなります。
- 申込み手続きをする
- 入会審査を受ける
- 審査に通過したら受け取る
インビテーションを受け取った人は、同封されている書面の内容に沿って申込手続きをしてください。通常申込みの場合は、Webページから申込みができます。
受け取り場所は店頭カードセンターでの店頭受け取りか、自宅への配送のどちらかを選べます。
少しでも早く受け取りたい場合は、最短即日での受け取りが可能な店頭カードセンターがおすすめです。店頭カードセンターで受け取る際は、本人確認書類とキャッシュカードが必要となるため、忘れずに持参してください。
エポスプラチナカードの損益分岐点は年間利用額100万円以上
エポスプラチナカードは特典やサービスが非常に手厚いものの、年会費がインビテーション経由で税込2万円と高めなため、元が取れるのかと気になる人もいるでしょう。結論としては、年間利用額が100万円以上であれば、年会費分の元が取れる可能性があります。
通常の買い物で受け取れるポイントと年間ボーナスポイントの合計を、年間利用額ごとに以下の表にまとめてみました。
年間利用額 | 通常ポイント | ボーナスポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|
100万円 | 5,000ポイント | 20,000ポイント | 25,000ポイント |
150万円 | 7,500ポイント | 20,000ポイント | 27,500ポイント |
200万円 | 10,000ポイント | 30,000ポイント | 40,000ポイント |
300万円 | 15,000ポイント | 40,000ポイント | 55,000ポイント |
年間利用額が100万円であればボーナスポイントは20,000円相当と、インビテーション申込み時の年会費をペイできます。
なお、通常申込みだと年会費が税込3万円であるため、損益分岐点は年間利用額200万円以上となります。
ちなみに、エポスプラチナカードを通常申込みした人であっても、年間利用額が100万円以上であれば、翌年以降は年会費2万円に引き下げられます。損益分岐点を狙う過程で年会費がお得になるため、ぜひ狙ってみてください。
エポスプラチナカードはインビテーションが届いたらお得に利用できる
エポスプラチナカードのインビテーションは、年会費を通常の30,000円から20,000円に抑えられる貴重な機会です。インビテーションを受け取るための目安は、良好な信用情報や一定期間の利用実績、年間100万円程度の利用額となります。
ただし、インビテーションが届いても審査を受けることになるため、利用状況次第では発行できない可能性もあります。
エポスプラチナカードの魅力は、年間利用額に応じた最大100,000ポイントのボーナスポイントや、充実した旅行傷害保険、空港ラウンジ利用特典などです。年会費がやや高額に感じる人もいるでしょうが、一般カードやゴールドカードにはない特典を受けられます。
インビテーションが届いた際には、自分のライフスタイルや利用状況を踏まえたうえで、発行するか否かを検討しましょう。
「私にはエポスプラチナカードは必要?」と気になった方に向けて、クレジットカードアドバイザーとしても活動しているぼくがアドバイスをいたします。人によっては、他のクレジットカードのほうが適しているといったケースもあるため、ライフスタイルに応じて最適な1枚を提案いたします。クレジットカードの悩みにも真摯に回答いたしますので、ぜひご検討ください!