キャッシュレス生活なので毎月のカード請求額が多いつちまる@tcdtkhsです。
ぼくが普段使っているエポスカードですが、最近プラチナカードの招待が届きました。
カードのランクを上げる権利をいただけたので、還元率を上げられるので嬉しいところですが、
そもそもプラチナカードってメリットあるのか??と疑問に。
というわけで今回は、エポスカードプラチナはぼくみたいないわゆる低所得層にもメリットがあるのかどうか、検討してみます。
「というかエポスカードってどんなカードなの?」と気になる方はまずこちらの記事をどうぞ。
Contents
エポスカードゴールドとプラチナの違い
エポスカードには3つのランクがあり、普通→ゴールド→プラチナの順でランクが高くなります。
今ぼくが持っているのがゴールドカード。
まずエポスカードのゴールドとプラチナで何が違うのか比較していきます。
この二つで大きく違うのは4つ
- 年会費
- ボーナスポイントの設定額
- 旅行保険の待遇
- 誕生月におけるサービス
それぞれ詳しく見ていきますね。
プラチナでは年会費が高い
まず大きく違うのが年会費。
ゴールドは年会費5,000円ですが、年間50万円以上利用することで翌年以降永年無料になります。
恐らくプラチナのインビテーションが届いたあなたはすでに今使っているゴールドカードの年会費が免除になっているのではないかと思います。
ぼくもゴールドにランクアップした初年度に年間利用額50万円を突破してるので、年会費は払っていません。
しかしプラチナでは年会費が30,000円かかります。高ランクなので年会費がやはり高いです。
ただしプラチナのインビテーションがエポスカードから届いた時にランクアップをすれば年会費を20,000円に下げることができます。
インビテーションに記載されている期日を過ぎてからランクアップをすると通常年会費30,000円になってしまいます。
なので年会費20,000円に惹かれるのであれば早急にランクアップしてしまいましょう
ボーナスポイントの設定額が違う
エポスカードに設定されているボーナスポイントの設定金額も全然違います。
ゴールドの場合は以下のようになっています。
年間利用額 | ボーナスポイント |
50万円以上 | 2,500エポスポイント |
100万円以上 | 10,000エポスポイント |
100万円より上の金額は設定されていないので、200万円使っても1,000万円使ってももらえるボーナスポイントは一律10,000エポスポイントとなります。
しかしプラチナでは100万円から上限1,500万円まで設定されています。
年間利用額 | ボーナスポイント |
100万円以上 | 20,000エポスポイント |
200万円以上 | 30,000エポスポイント |
300万円以上 | 40,000エポスポイント |
500万円以上 | 50,000エポスポイント |
700万円以上 | 60,000エポスポイント |
900万円以上 | 70,000エポスポイント |
1,100万円以上 | 80,000エポスポイント |
1,300万円以上 | 90,000エポスポイント |
1,500万円以上 | 100,000エポスポイント |
同じ100万円以上でも、ゴールドであれば10,000円相当に対してプラチナであれば20,000円相当に還元されるポイントが上がります。
そして支出が高い人ほどプラチナカードの恩恵を受けられることになります。
旅行傷害保険が手厚い
クレジットカードに付帯されている旅行傷害保険もプラチナではワンランク手厚くなります。
ゴールド | プラチナ | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任(免責無) | 2,000万円 | 1億円 |
旅行の際にはこういうトラブルが起こらないに越したことは無いのですが、それでも何かあった時にこういった補償があると助かりますよね。
自動付帯なので保険加入の手続きも必要なしです。
プラチナ限定、誕生月はポイントが2倍
プラチナにしかついていないサービスとして、誕生月はポイントが2倍付与されます。
エポスカードで買い物をすると、通常は200円ごとに1ポイントたまるのですが、誕生月にエポスカードで決済をすると200円ごとに2ポイントも付与されます。
200円ごとのポイント | 通常月 | 誕生月 |
マルイでの利用 | 2ポイント | 4ポイント |
その他店舗での利用 | 1ポイント | 2ポイント |
普段は支出をギリギリに抑えて、誕生月に一気に買い物をすれば、かなり効率よくポイントを貯められそうですね。
これ以外にもエポスポイントを効率よく貯める方法について書いているのでこちらも併せてどうぞ。ゴールドカードにも使えますよ。
その他プラチナ会員の特典
このほかにもプラチナ会員にランクアップすることでこんなお得なことがあります。
- 空港ラウンジに同伴者を無料で帯同できる(ゴールドでは本人のみ無料)
- 会員限定グルメクーポンで本人分のコース料理が無料(二人以上の利用が条件)
- 年会費無料でコンシェルジュを利用でき、旅行の相談やレストランの予約が出来る
高額な年会費が掛かるだけあって、色々なサービスが手厚くなっているので上手く使えればかなり面白いと思います。
エポスカードプラチナで得する人・損する人
エポスカードプラチナにランクアップすることで、いろいろな面で手厚い待遇を受けることが出来ます。
一方で年会費がかなり高いというのも事実。
正直、カードの利用額が低いならゴールドの方が全然マシなのは間違いありません。
ではプラチナにランクアップすることでお得になるのは年間利用額がいくらからでしょうか。
実際に計算してみました。
年間利用額 | ボーナスポイント | 通常時獲得ポイント | 合計獲得ポイント |
100万円以上 | 20,000ポイント | 5,000ポイント | 25,000ポイント |
200万円以上 | 30,000ポイント | 10,000ポイント | 40,000ポイント |
300万円以上 | 40,000ポイント | 15,000ポイント | 55,000ポイント |
500万円以上 | 50,000ポイント | 25,000ポイント | 75,000ポイント |
700万円以上 | 60,000ポイント | 35,000ポイント | 95,000ポイント |
900万円以上 | 70,000ポイント | 45,000ポイント | 115,000ポイント |
1,100万円以上 | 80,000ポイント | 55,000ポイント | 135,000ポイント |
1,300万円以上 | 90,000ポイント | 65,000ポイント | 155,000ポイント |
1,500万円以上 | 100,000ポイント | 75,000ポイント | 175,000ポイント |
実際には年会費2万円掛かるので、還元される金額は上の表の合計ポイントから2万円をひいた額になります。
ではゴールドの場合、合計ポイントがいくらになるのか計算してみます。
ボーナスポイント | 通常獲得ポイント | 合計ポイント | |
50万円以上 | 2,500ポイント | 2,500ポイント | 5,000ポイント |
100万円以上 | 10,000ポイント | 5,000ポイント | 15,000ポイント |
プラチナの年会費を差し引いた金額をゴールドと比較してみます。
ゴールド | プラチナ | |
100万円以上 | 15,000円相当 | 5,000円相当 |
200万円以上 | 20,000円相当 | 20,000円相当 |
300万円以上 | 25,000円相当 | 35,000円相当 |
上の表から、年間利用額200万円未満であればゴールドの方がお得、200万円でトントン、300万円以上でプラチナの方がお得ということが分かりました。
ここに誕生月限定ボーナスポイントも加わることになるので、200万円であってもプラチナの方がお得になると言えます。
ちなみにぼくのエポスカードの12か月間の利用金額を計算してみたところ、116万円くらいでした。
仮にこの金額をプラチナで当てはめた場合、年会費を差し引いても5,800円相当しかプラスになりません。(ゴールドであれば15,800円相当)
ということを考えると、利用額が低いにもかかわらず安易にカードランクを上げるのは却って損をすると言えます。
エポスカードゴールドとプラチナでは年間利用額200万円がトントンになるライン。200万円未満であればゴールドの方がお得でそれ以上ならプラチナの方がお得
まとめ
というわけでエポスカードプラチナについてまとめていきます。
<エポスカードゴールドとの違い>
- ボーナスポイントがゴールドでは100万円以上一律に対して、プラチナでは上限が1,500万円まで引き上げられている
- 誕生月でポイントが2倍になるのはプラチナのみ
- カードに付与される旅行保険においてもプラチナの方が手厚く設定されている
<プラチナにランクアップした方がお得な人>
- 年間利用額200万円以上であればプラチナの方がお得。年会費2万円を差し引いてもゴールドよりもポイントが多く得ることが出来る。
- 2万円払ってでも手厚い旅行保険や様々な待遇を受けたい人
非常に魅力的なサービスが付与されているエポスカードプラチナですが、高額な年会費を気にせずにランクアップしてしまうと、年会費の元を取れずゴールドの方が得していた、というオチになることも。
けどこのサービスを年間2万円払ってでも受けたいと思えるのであればランクアップする価値はあると言えますね。
というわけで今日はこの辺で。