「車中泊気になるけど難しそうだな・・・」車中泊をやってみたいけど、不安に思う人っているんじゃないでしょうか。
ぼくも先日に初めての車中泊をやってみたのですが、それまでは「眠れないんじゃないかな・・・」とちょっと不安でした。
けど、必要なものを揃えれば車中泊って不安どころかむしろワクワクしながら眠ることが出来ます。
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この記事では初めて車中泊をする人に向けて、必要なグッズと車を泊める場所、そこでの注意点について書いています。
- 初めて車中泊をする人で、少しでも快眠できる方法を知りたい
- 車中泊する上で抑えておくべきマナーを知りたい
初めてやってみて分かった、車中泊の魅力とは
車中泊っていうと、支出を抑えるためにただ車に泊るだけと考えられる方もいるかもしれませんね。
確かに節約にはなりますが、実際にやってみると楽しかったりもします。
ここでは車中泊のメリットと面白さについて書いていきます。
高速道路の深夜割を活用できる
節約目的として、まず車中泊をすることで高速道路の深夜割を活用することが出来ます。
深夜割のポイントは、深夜0-4時の間に高速道路にいればOKであるという点。
つまり、夜22時に高速道路に入ってサービスエリアで夜は過ごし、翌朝8時に出ても、深夜割引として適応されるんです。
高速道路の深夜割は通常の30%引き
宿代の節約になる
旅行する上で宿泊にかかる費用はバカになりません。
長旅だと特に費用がかさみますよね。
しかし、車中泊であれば自分の車の中で泊まるわけですから宿代が掛かりません。
最も安上がりにネットカフェに泊っても1,500円はかかってしまいますが、車中泊にすればそれすらも掛かりません。
このことから車で旅行する上で車中泊って本当に節約になるんですよ。
非日常感を味わえてワクワクする
車中泊の一番の醍醐味と言えば、非日常的な一晩を過ごせることです。
普段のお家でふかふかのベッドで、静かな場所で寝て、というのもいいですけど、
車の中という、普段寝ることが無くて物音が適度にする(車のエンジン音とか)場所で寝るというのは本当に新鮮な感じがするんですよね。
状況は違いますけどキャンプの時にテントの中で寝泊まりするのと同じような感じ。
少なくともぼくは非日常的な場所で過ごすとなんかワクワクして楽しくなっちゃうんですよね。
このワクワク感を味わえるのが車中泊の醍醐味なのかな、と思います。
車中泊をするうえで必要なもの5選
車中泊をするうえで必要なものは何かあるのか?と言われると、必ず必要と言えるようなものはありません。
ですが、おうちの布団よりは悪い環境で寝ることになるので少しでも眠れるように、道具を揃える必要があります。
人によってはどこで寝ても熟睡できるから問題ない、という人もいるでしょう。
けど恐らく大半の人は環境が変わると寝つきが悪くなったりするんじゃないかと思うんです。
ここで車中泊の時にあったら便利なものを紹介していきます。
外灯の対策にブラインドもしくはアイマスクを用意しよう
場所によって変わりますが、車中泊する場所で人気が高い高速道路のサービスエリアや道の駅ではかなりまぶしい外灯が付いています。
光が強いと眠れないっていう人っていますよね。
ぼくも光があると眠れないタイプなので、ここの対策はきっちりやりました。
この対策に必要なものは二つ。
- 車の窓にブラインドを掛ける
- アイマスクをして寝る
どちらかをするだけでもだいぶ良くなります。
ぼくはアイマスクして寝るのが苦手なので、車の窓にブラインドを掛けて車中泊をしました。
ブラインドを掛けることでこんな感じになります。
実際にこの状態で寝てみましたが、外の光が全然入ってこないのでだいぶ寝つきが良く感じられました。
なにより、車の中を見られる心配がなくなるので防犯的なメリットも大きいですしね。
夏でも冷える可能性あり!掛け布団は持っていこう
掛け布団になるようなものは最低でも持って行った方がいいですね。
夏でも、場所によっては夜だと冷えることもあります。
サービスエリアなんかだと標高が高く冷える場合があるので夏でも多少の寒さ対策はしておいた方がいいです。
実際にぼくが車中泊した8月下旬は雨上がりだったこともあり、何も掛けないで眠るには少し寒い気候でした。
そのため毛布を持っていきましたね。
毛布でなくても持ち運びがしやすい寝袋を持っていくのもアリ。
とりあえず何かしら掛けるものは持って行った方がいいです。
フルフラットにできるならアウトドアマットが快適
車中泊する車の座席がフルフラットに出来るのであれば、アウトドアマットを用意した方がより快適に眠れるはずです。
残念ながらぼくの車はフルフラット使用にできないので車中泊では試したことは無いのですが、
キャンプでも重宝するアウトドアマットはかなり寝心地が快適になりますよ。
おすすめは広げれば勝手に空気が入って膨らむインフレータータイプのマット。
このマットはぼくもキャンプで使っているのですが 、コンパクトに折りたためる上に勝手に膨らんでくれるので使う時に非常に楽なんですよ。
それに枕も付いているので枕を持っていく必要がありません。(ちなみに枕は自動では膨らみません)
フルフラットにできる車で泊まるなら必須にしたいアイテムの一つです。
座席を倒して寝ることになるのであれば、U型ピローは必須
ぼくの車みたいにフルフラットにできず、座席を倒して寝るしか方法が無いのであれば、U字型のエアピローを持っていくのがオススメです。
普通の枕だとどうしても座席から落ちたりしてしまいますが、U型の枕であれば首にぴったりフィットするので落ちることも無いです。
暑さ対策には風が入るように、ドア窓用の網戸を用意しよう
ぼくが前回車中泊した時は涼しい気候だったので使わなかったのですが、熱帯夜の日でしたら暑さ対策もしなければいけませんね。
一応ぼくが用意したのが、ドアの窓に取り付けるタイプの網戸。
車の窓に引っ掛けるだけなので簡単に取り付けられるんだそうです。
これだけでは暑さ対策に不安という人は、ポータブルバッテリーで動く扇風機を用意するのも一つの手でしょうか。
熱帯夜の車中泊には今回ならなかったので、実際に涼しいのかどうかは定かではないのですが、暑さ対策としてはこんなところですかね。
暑さ対策としてエンジンをかけっぱなしにして冷房を付ける車中泊の人もいるそうですが、エンジン音により周辺のクレームにつながるので絶対にやめましょう。
周囲に迷惑を掛けず、車中泊することを心がけるようにしてください。
車中泊をする場所について
続いて車中泊をする場所についてです。
車中泊の場所は当然どこでもいい、というわけではないんですね。
そしてその場所のマナーも守らなければなりません。
寝るだけにするならサービスエリアや道の駅で
車中泊をする場所についてですが、夜寝るためだけであれば高速道路のサービスエリアか道の駅が一番手ごろな場所です。
この2か所であればトイレにもすぐに行けるのでかなり便利な場所です。
それに、サービスエリアであれば売店を設けているところもあるので夜食・朝食もすぐに摂れますからね。
https://saving-life-cost.net/shachuhaku_service_area/
ちなみにサービスエリアや道の駅での車中泊は、あくまで「長時間の休憩」として捉えてくれているだけ。サービスエリアも道の駅も宿泊施設ではありません。
あくまで仮眠のための場所として考えるようにしましょう。
参考URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00010000-carv-bus_all
キャンプっぽいことをしたいならキャンプ場へ
寝る以外にも車中泊として色んな事をしたいのであればキャンプ場へ行くのがいいでしょう。
キャンプ場であれば宿泊施設ということになるので寝る以外にも料理したりしても問題ありません。
実際に安いテントサイトであれば1,000円程度で使えるところもあるので、旅館とかホテルに泊まるよりは全然安上がりですからね。
まあデメリットは高速道路を下りないといけないので深夜割引が適応されないという点ですがね。
公共の場で車中泊をするうえでのマナーと注意点
当然ですが、車中泊をする場所がサービスエリアや道の駅とか公共の場であれば、特にマナーには気を付けなければいけません。
その場所を使わせてもらう以上、周囲の人に迷惑を掛けないように意識する必要があります。
ここでは、車中泊をするうえで気を付けるべき点について解説していきます。
ここをクリアできないのであれば、お金払ってキャンプ場へ行くなり車中泊を諦めるなりすべきでしょう。
寝るときはエンジンを切る
先述した通り、寝るときは車のエンジンは必ず切りましょう。
エンジン掛けたままだと、周囲への騒音となってしまい、迷惑となります。
それに、エンジン掛けっぱなしは環境にもやさしくないですしね。
夏なら暑かったり冬なら寒かったりするので付けたくはなりそうですが、その対策を工夫するのも車中泊の醍醐味の一つなのかな、とも思っています
施設を独占しない
サービスエリアや道の駅というのは車を泊めて休めるためだけの場所。
である以上、車を泊めるスペース以外には自分のスペースを作るのはご法度と言えます。
ネットで見た事例だとテーブルと椅子を広げてBBQしたりとか。
公共の場ですから、そういうのはダメですね。
もっというなら、ぼくは歯磨きもダメかな、とも思いますね。
食事した後にトイレの水道で歯磨きしたくなるんですけど、歯磨きする時ってどうしてもその水道1つ独占するようなものじゃないですか。
公共の場である以上短時間とはいえトイレの水道一つ独り占めするのもどうかと思うので、車中泊の際は歯磨きも辞めた方がいいのかな、と思っております。
せめて朝の身支度は顔を洗うくらいに留めておいた方がいいかな、と。
初めての車中泊のやり方まとめ
というわけで初めて車中泊をするときに必要なものと注意点について書いていきました。
- ブラインド・アイマスクなど光が入らない物
- 寝袋・毛布など寝るときに掛けるもの
- (フルフラット仕様)アウトドアマット
- (座席倒す仕様)U字型エアピロー
- エンジンをかけっぱなしにしない
- 駐車する車以外のスペース、トイレの洗面台等を独占しない
車中泊って普段よりも環境が悪いところで寝るところになるんですが、実際にやってみると面白いですよ。
節約にもなりますし、非日常的な一晩を味わえるので是非やってみてはいかがでしょうか。