つちまる@tcdtkhsです。
4泊5日沖縄旅行、そのうち2泊はゲストハウスで過ごしています。
長期滞在しているとネックになるのが、宿泊費が高くつくということ。
少しでも宿泊費を抑えるためにゲストハウスという選択肢が出てくるかと思います。
その安さがある一方で、ホテルに比べて諸々の面でどうなんだろう?と気になる方もいるのではないでしょうか。
ここではゲストハウスで泊まることのメリットデメリットと快適に過ごすための対策について書いていきますね。
Contents
今回僕が泊まったゲストハウス
今回ぼくが泊まったゲストハウスは沖縄北部・今帰仁村にある「なきじんゲストハウス結家」というところ。
ドミトリー:2,200円/1泊
個室:3,500円/1泊(1人の場合)
1泊2200円から泊まることが出来るので、かなり宿泊費を抑えることが出来るようになります。
ここでは毎晩、一人一品持ち寄りでおかず交換会という名のご飯会が開催され、そこで一緒に宿泊しているメンバーと交流することが出来ます。
冷凍食品をチンするなり、自分で一から手の込んだ料理を作るなり、料理を通して他のメンバーとの交流も生まれますよ。
窓からは綺麗な海を見れる、絶好のスポットでもあります。
ゲストハウスとホテルの違い
ではゲストハウスとホテルではどう違うのか、という点についてです。
実際には、色んな事が違い過ぎて紹介しきれないのが正直なところなのですが、
- サービスの有無
- 置いてある備品
- 同じ宿泊客との交流
この3つの大きな違いに絞って見ていきますね。
宿泊客へのサービスの有無
まず一つ目のサービスについてですが、ホテルの方が当たり前ですが断然に良いです。高いお金を払っているわけですからいうまでもありませんね。
ホテルでは宿泊客を「お客さん」として出迎えてくれます。
一方で、ゲストハウスはオーナー側が宿泊客を「お友達を出迎える」というフランクに接してくる人が多い感じです。
個人的にはこのスタイルの方が気を遣うことが無いので落ち着けますね。
置いてある備品について
大抵のホテルだとタオル・バスタオルを始めバスローブ、アメニティ関連の備品が部屋の中に常備されていますよね。
なので持っていく荷物は最小限でオッケーです。
しかしゲストハウスではその辺の品ぞろえは少ないです。
基本的に自分が使うものは自分で持っていくのがベスト。下手するとドライヤーすら置いていないところもあります。
宿泊客同士の交流の有無
ホテルで泊まっていると当然ですが、客同士で交流することはまずありません。
「逆に話しかけられても、、、」って感じですよねw
ゲストハウスでは施設にもよりますが、宿泊客同士が交流できる場が用意されていたりします。
先日ぼくが泊まった「なきじんゲストハウス結家」の例だと、毎晩おかずを一品持ち寄って交流会があります。
その交流会を経ることを通して会話が生まれ、仲良くなることが出来たりするんですね。
新しい人との交流が楽しめる人にとっては、ゲストハウスはとってもいい場所だったりします。
そしてそのゲストハウスでの出会いがきっかけで付き合ったり結婚したりしたカップルもいるのだとかいないのだとか。。。
ゲストハウスに宿泊するのメリット
ここからはゲストハウスに宿泊するメリットを3つ挙げていきますね。
ゲストハウスに留まることのメリットは3つ
- 宿泊費が安い
- ゲストとの交流が出来る
- 現地観光についての情報が手に入る
ゲストハウスの宿泊費の安さ
先述した通り「なきじんゲストハウス結家」の宿泊費は、ドミトリー泊で2,200円。
ホテルで安いところを選んだとしても5-6,000円はすることを考えると、かなりお得な値段と言えます。
実際に他のゲストハウスを見てみても、2,000円台の施設はかなり多く、中には1,000円台で泊まれるところもザラにあります。
「知らない人がいるスペースで寝るのは不安」という人もいると思いますが、たいていのゲストハウスには個室プランも備えられていて、
個室でも3-4,000円程度で済むので、ホテルよりは安く済ませられます。
宿泊客との交流で新しい出会いがある
今回改めて感じたゲストハウスに泊まることのメリットは、宿泊客同士での交流により新しい出会いがあることですね。
普段生活していたら絶対に出会わないような人とご飯とお酒を交えて話すことが出来ます。
日本縦断の途中で立ち寄った人、長期休みで遊びに来た人、近い将来北海道でワイナリーをつくるために行動している人、本州の寒い冬がイヤで逃げてきた人、などなど色んな人が同じ空間にいるわけです。
普通に一人旅していても面白くないと思ったときは、こういうところに立ち寄ってみるのも面白いですよ。
特にぼくがお世話になった、結家では毎晩、おかず持ち寄りご飯会が開催されるので、必然的に交流の場を持つことが出来ます。
一品持ち寄りということで、ぼくも肉団子を焼いて作りました。
現地の旅情報をリアルタイムで仕入れられる
観光目的で来てる人にとってかなりメリットが大きいのが、リアルタイムで観光情報を仕入れられるということです。
ゲストハウスに泊まりに来る人は、観光のついでに来ている人も結構います。
なのでその人がどこを回ったのか、混雑していたのか、そこを回ってどう感じたのか、ということを生の情報として知ることが出来ます。
例えばぼくはゲストハウスを出た日に海ぶどう養殖所の見学に行ったのですが、
ここに立ち寄ったきっかけがゲストハウスに来た人から教えてもらったからなんです。
沖縄に行くまでは海ぶどう養殖所を見学できることなんて知りませんでした。
このように、自分がグーグル検索しても知る機会はまず無かった観光情報を手に入れられるのも、面白いところですね。
ゲストハウスに泊まるデメリットと快適に過ごす方法
安く泊まれて色んな人と交流も出来てメリットばかりじゃん!と言いたいところですが、
デメリットもやっぱりあります。合わない人は本当に合わないんじゃないかな。
デメリットは3つ
- 賑やかで眠れない場合がある
- 荷物が余分に必要になる
- 一人の時間が取りにくい
ぼくが滞在してみて感じたデメリットはこんなところですね。
ここではデメリットの紹介だけでなく、そのデメリットに対してどのようにして上手く過ごすべきかまとめてみました。
賑やかで眠れない場合がある
先ほどゲストハウスはいろんな人と知り合えるのが面白いと言いましたが、これデメリットにもなりえて、
人の交流が夜遅くまでやっていると、その騒音がドミトリーや部屋まで聞こえてきて夜眠れない、ということもあり得ます。
今のところぼくはその状況に出くわしたことは無いですし、今まで泊まったゲストハウスでは就寝時間について配慮してくれたところばかりなのですが、
お酒も入っていていろんな人が起きていたらまぁ起こりえるだろうな、と。
- オーナーさんにまずは相談してみましょう。経営が長いほどこの手のトラブルは起きやすいので、対策の取り方はオーナー側も分かるはず。
- 自衛手段としては、耳栓を持ってくるとか。
荷物が余分に必要になる
先述した通りですが、ゲストハウスではタオルやアメニティ類は基本的に用意されていないので自分で持ってこないといけません。
そのため、必要最小限の荷物量が必然的に増えてしまいます。
まあタオルとか余分に持っていくくらいはぼくは気にならないのでいいんですが、お手軽に旅行したいって人には負担になることもあるかもしれませんね。
- 荷物をゲストハウスへ直接送る
- 物によっては現地調達もしくは現地で捨てるなど、荷物を軽くする対策を取る
(ドミトリー形式の場合)周囲の人の動きが気になる
ドミトリー形式に限った場合ですが、周囲の人の動きが気になってしまうことも。
「人目を気にする・気にしない」という意味ではなく、
自分がこれから寝よう、という時に同じところで寝ている他の人がトイレのために移動したり、いびきがうるさくて眠れない場合もあるかもしれません。
ドミトリー形式の方が安いですが、反面そういうデメリットがあります。
物音とかに敏感な人には、ドミトリー形式はお勧めできませんね。
- すこし出費を上げてでも個室を取る
(ドミトリー形式の場合)一人の時間が取りにくい
一人になれる時間が無いとストレスを感じる、という人っていますよね。
ぼくがまさにそのタイプなのですが、ドミトリー形式をとると一人の時間を取るのが難しくなります。
個室であれば最悪、部屋に閉じこもるという手段を取ることが出来ますが、ドミトリー形式の場合、自分のスペースがベッドだけなので、落ち着けないと感じる人もいるかと思います。
特に色んな人との交流が多いゲストハウスだと、他人との距離が必然的に近くなるので、一人の時間ってなかなかとるのが難しかったりするんですよね。
- 個室を予約する(ドミトリー形式しかないゲストハウスは避ける)
- お散歩がてら外に出かける
まとめ
というわけでこの記事についてまとめていきます。
- ホテルに比べると料金はかなり安い。1泊2-3,000円くらいで済む
- 色んな人と知り合うことが出来、おススメの観光スポットとかの生の情報を仕入れられる
- ただし人との距離が近くなってしまうので、対策は必要
安いだけでなく、色々な人との交流の場があったり、旅の情報を共有出来るので、一度足を運んでみるとすごい面白い場です。
ただ一人の時間が取りにくいというデメリットもあるので、「人と関わると疲れやすい」タイプの人は、あまり長居しない方がいいかも。
旅費を抑える一つの手段として、選ぶのは全然アリです。